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2011年1月

2011年1月31日 (月)

珍々軒@東京都台東区

戦後60数年経っても敗戦直後のヤミ市の風情が残る上野「アメ横」・・・
その傍らにその店は佇む・・・

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東京へ行った時は必ずアメ横に寄る自分、実はずっと気になっていた宿題店。何と言っても露天でラーメンを食べる・・・雰囲気最高ではないか。

中途半端な3時半頃でもお客は多い。小腹が空いてくる時間である・・・

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メニュー拝見。
一番出ると思われるラーメン500円は安いと思う。
一個いくらではなく、数個まとめてキリよく「千円だよ千円!」のアメ横商法。
「ラーメンとビールで千円!」であろうか?
おそらくアメ横の従事者に朝食も供給しているのであろう。開店は朝9時半と早めだ。

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あえて寒い外のテーブルに腰かけ、若い店員に塩ラーメンをお願いする。

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忙しそうに中華鍋を振るう店主。軽快な音、時々上がる火柱・・・今のラーメン屋では見られなくなった光景だ。中華料理は炎の料理・・・

10分ほど経って、体がちょっと冷えた頃の着丼はいいタイミング・・・

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かなりオーソドックスかつシンプルなスタイルに好感。もうもうと上がる湯気にメガネが曇る。

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ふわりと上がるガラ風味、油の玉がきらきら輝く。
透明感あるスープに麺の黄色とサヤエンドウの青、チャーシュー、メンマの茶色がいいバランスの配色だ。

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熱いスープは香り通りのガラ感一杯。そして生姜が効いたパンチのある味。
塩味は尖らずうまみをサポートする。決して素朴な感じでなく新潟・長岡ラーメンのような力強いスープだ。

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わずかにウェーブする典型的な中華麺。
つるつるすすり心地、喉越しがいい玉子麺。ほのかに香るかん水の匂い・・・

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カエシを作るためにバラブロックを煮込んだと思われるチャーシューは小ぶり。
少々ゴリっとした噛み応えのあと甘辛いカエシの味が染み出す。

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メンマは柔らかめ。色は濃いが味は甘めであった。結構たくさん入る。

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サヤエンドウは 彩りを添えるとともにしょっぱくなった舌をリセットしてれる。

麺量は170gくらいか?結構おなかも満足する。
生姜の効いたスープは体を温める。寒気が気持ちいい・・・
「空腹は最大の調味料」と言うがことラーメンに関しては「寒さ」も調味料だと思う。

後から若いお嬢さん三人組がやってきた。ここはそんなオシャレな客が来るようには見えないが・・・
おそらく吹きっさらしのこちらで、寒そうに背中を丸めて無心にラーメンを啜る客を見て「なんだかラーメン食べたくなっちゃったね」と思ったのではあるまいか?

ラーメンてそれでいいんじゃないか?ラーメン本片手に食べ歩くのもいいが、いいにおいに釣られてついふらふらと入ってしまったお店で当たった感激もひとしおである。

お勘定の時、店員に「ここはもう長いんでしょうね?」と聞くと「そうですね。60年くらいやってるみたいです」と・・・

戦争で焼け野原となった日本・・・それが今のように復興・繁栄するまでの歴史を見つめ続けてきた店でもあるかと思った。

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普通なら公道にテーブルを出すなんて考えられない・・・しかし道行く人も食べている人も気にも止めない・・・屋台の雰囲気。大いに感動出来る店。お勧めである。

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珍々軒

東京都台東区上野6-12-2(地図)

TEL 03-3832-3988

営業時間 9:30~20:30

定休日 月曜日

席数 カウンター9席 テーブル店内1卓 店外3卓(天候によって変化)

喫煙 可

駐車場 なし

交通アクセス JR上野駅「不忍口」「西郷口」を出て都道452の横断歩道を渡り、JRのガード沿い左側を5分程歩いたところの交差点左手。

2011年1月29日 (土)

ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店@東京都新宿区

本日は新宿で催された写真展に行ってきた。
JR新宿駅前から伸びる小滝橋通りの脇にひっそりと佇む。

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行列店といわれるラーメン二郎・・・しかしこちらは行列しなくて済む貴重なお店である。開店時間ちょっとすぎに到着。先客は6人ほどであった。

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二郎の例に漏れず食券制。しかしプラではなく紙製。小ラーメンのボタンをポチる。

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年配の店員に食券を渡すと「トッピングのご注文はありますか?」と・・・
こちら着席と同時にコールタイムである。
二郎ルールを知らない一見さんはどうするんだろうか?

でもご心配なく。「ヤサイ・ニンニク・アブラとできますが?」と説明してくれる。

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そして・・・こちらは「脂の固まり」も・・・
アブラーメン好きの自分、「ニンニク・脂固まり」でお願いする。

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奥で若い店員が調理担当。どこの二郎もそうだがスープの脂具合に注意しているオペである。グルは小匙1杯半くらいであろうか?

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テーブル席も2卓あり、後から来たサラリーマン風の4人連れが座っていた。
ビールもあり「飲める二郎」である。客の出入りが激しいが二郎にありがちなせわしさはない。

7分程で着丼された。

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そこそこキャベツが入る。モヤシ8:キャベツ2位であろうか?
パリッとしたヤサイに粘度あるスープが絡みつく。
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大き目の脂が見える。

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なかなかいい乳化具合である。
かなり薄味・・・と思ったらカエシとよく混ざってないようであった。
よくかき回して・・・しかしカネシが尖らずマイルドな味わいである。

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麺は中太の正方形断面ストレート。大いに「二郎麺」と趣きを異にする。
意外にカリポリ固め。ファミレスのハンバーグの付け合せに出る茹で置きしたスパゲティのような食感は、乳化したスープと相まってまるで家系ラーメン・・・

しかし麺の長さがバラバラ、不均一すぎ。切れっ端みたいな短いのもある。
これを斬新と言っていいのか?う~ん・・・

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ぶたは秀逸。ジロリアンは大きさ、厚さしか眼中にないみたいだが・・・
薄めのしっとりしたロースは味もほのかに塩味を感じるのみ。上等のロースハムのようである。付随する脂も好み。これがコンスタントに出るなら次回はぶた入りも・・・

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艶かしい口当たりの脂固まり・・・男ならあの感触を思い出すであろう。
さすが新宿、ラーメンもスケベである。

麺量は概ね250gくらいで二郎標準から見れば少なめ。
普通のラーメンの大盛りくらいであろうか?苦しむこともなく完食であった。

ジロリアンからは評価の低いこちら。ボリュームやスープ、麺が二郎のイメージとかけ離れていると言うのが理由であろうが、本当の理由はこちらがフーズ系から派生した事による差別だと思う。何でも型に嵌めたがる原理主義のジロリアン。二言目には「二郎としては・・・」の文句が付く。しかし単なる豚骨醤油ラーメンとすれば秀逸だと思う。
「二郎」という看板を食べるか?ラーメンを食べるか?であろう。
逆にジロリアンではない、一般の人の評価はかなり高いのである。

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隣には「うまいぜベイビー」で有名な店のセカンドブランドもある。
徒歩数分の距離には蒙古タンメン中本もちもちの木らーめん大等のビッグネームの店もある。

そんな店がひしめく激戦区で決して悪くない客入りを見せるこちら。
ジロリアンの評価がいかに不当なものかがわかる。

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元旦以外年中無休、通し、深夜まで営業は「眠らぬ街」ではありがたい。

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ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店

東京都新宿区西新宿7-5-5(地図)

TEL 不明

営業時間 月~土曜日11:00~25:00 日・祝11:00~22:00(月曜日が祝日の場合は日曜~25:00まで)

定休日 元旦

席数 カウンター13席 テーブル6席

レンゲ あり

喫煙 不可

駐車場 なし

メルマガ なし

交通アクセス JR新宿駅西口下車。面する大通り(小滝橋通り)を右手に北上、徒歩10分。「西新宿保険センター」信号角右手。

2011年1月26日 (水)

堀越軒@群馬県藤岡市

県内でも比較的農業が盛ん。ゆえに変に開発されておらず昔ながらのお店が数多く残る藤岡・・・

前の日は「ニンニク・アブラ」の味障ラーメン連食であった。心と体を癒しにこちらに向かう。街中にひっそりと佇む・・・

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店名の崩壊ぶりが歴史を思わせる・・・

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ラーメン屋には珍しい縄のれん・・・うっすら店名が読み取れる。
市販ののれんではなく誂えに意気込みを感じる。
前に「味の・・・」と入るのは中華屋・食堂に多い文句だ。

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壁に貼られた短冊のメニューは安め。最近のお上品ぶったラーメンは食べた気がしない割には高いと思う。え?うまさが違う?自分は値段も味のうちだと思う。

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店内も典型的な食堂。ガタガタするテーブル。ちょっとくたびれた赤くて丸い椅子がいいじゃないか・・・
向うに「うちの店載ってます」のラーメンマップ群馬のポスターが見える。
お冷を持ってきてくれたママさんにラーメンと、250円とお値打ち価格の餃子をお願い、しばしタイムスリップした?空間に浸る・・・7分後着丼である。

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おいおい・・・涙が出るほど店にドンピシャのラーメンである。
昭和が終わって23年、「昭和は遠くなりにけり・・・」であるが、しっかりここに残っている。

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典型的な「支那そば」「中華そば」の姿。多くの日本人のDNAに記憶された姿であろう。

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わずかに油(ラード)が浮くだけのさっぱりした味。最近のラーメンはやたらと油を浮べる店も多いがそれはごまかしだと思う。
あまりガラ感は感じず、おそらく他のメニューとの兼ね合いで発生した野菜、それに煮干、鰹節、昆布など和風の材料で取られた物であろう。
しかしながら強烈な主張はなくわずかに物足りない、心休まる味である。

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自家製手打ち麺。意外に藤岡には手打ちの店が多いのだ。
そういえば藤岡の祖母も自分で小麦粉を捏ね、手動の製麺機でうどんを打っていたっけな・・・
しかし東毛の極太平打ちとはまったく趣きを異にする。
細めのそれはわずかにウェーブ、柔らかめ。加水率は高いようでちゅるちゅると滑らかなすすり心地である。どちらかと言うと食感を楽しむ感じである。

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チャーシューはモモあたりであろうか?おそらくダシに使われたものであろう。
ちょっとパサ。

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メンマ、ほうれん草、なると共に「昔の味」いっぱいである。

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とどめはこの餃子!手作り感たっぷり。
ちょっと熟成した感じの餡がうまい。仕込んでから食べるタイミングで大いに味が違う。あたりはずれがあり、当たったときの感激はひとしお。
酢だけ付けてそのもののうまさを堪能する。

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麺を食べながら、スープを飲みながら、餃子を食べる無限ループ・・・
最近のラーメン屋は餃子を置かない店が多くけしからんと思っている自分である。

最近のラーメンブームに乗ったラオタから見れば「終わった店」と言う声も上がるだろう。しかしこの店ほど長生きできる店が話題店のうち何店あるだろうか?昨年も多くの店の閉店を聞いている。毎週のように「限定メニュー」で客の目を引く店もあるがそれにも限界がある。それよりもこちらのような「飽きない味」のラーメンを出すべきだと思う。
人気の「ラーメン二郎」も基本メニューは一個なのである。それでいて1968年から今日に続いているのだ。

「ラーメンを心で食べる」中華屋・食堂マニアに大いにお勧めである。

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中華屋・食堂の「出前迅速」の文字。「出前」という言葉は死語になったのか?

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堀越軒

群馬県藤岡市藤岡48(地図)

TEL 0274-22-0056

営業時間 11:00~22:00

定休日 水曜日

席数 カウンター6席 テーブル3卓

喫煙 可

駐車場 あり(店舗反対側の月極駐車場に数台あり)

交通アクセス 国道254号を埼玉から群馬方面へ走行。県境の「藤武橋」を渡り「小林」の信号を直進。JR八高線の線路を渡り「一丁目」信号右折。「ピアゴ藤岡店」手前左手。

2011年1月23日 (日)

らーめん いごっそう@東京都練馬区

青梅街道沿いに佇む。

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以前は別の場所にあったが最近こちらに移転した。
店主はラーメン二郎三田本店出身。人気者の助手だったらしい。

到着は昼の部終了時間の1分後。隣の○麺堂の行列を横目にハザードを出し入店。
「まだ大丈夫ですか?」と声をかけると「はい、いいですよ~」と店主がにこやかに了解してくれた。
駐車場を探そうと聞くと「お店の横止めていいですよ~」と・・・タイミングがよかった。

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こちらは二郎では定番の食券制ではなく後払い方式。
塩らーめんやマー油らーめんなど二郎では珍しいものもある。
移転する前にはみそらーめんもあった。数量限定メニュー、またご飯物も・・・

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サービストッピングは二郎標準。そして少なめメニューもある。
値段が安くなるのはうれしい。らーめんをオーダーする。

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この時間でお客は7人。やはり若い人が多い。高校生も・・・
席の後ろは通るのに難儀した位狭かった以前の店に比べて若干広くなった店内。
しかしレイアウトは同じ感じだ。お店からのお願い。

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助手(確かタニグチさんとか?)にはっきりわかりやすく指図する店主。
包丁を洗い場に持っていくときも「包丁通りま~す」と声をかける。これは作業場では正解。
お互い声をかけ合うことで存在をアピール、怪我や事故が少なくなる。

会計の時、たとえ一緒の会計でも店主は「らーめん600円、ぶた入りらーめん750円」と客とお互いに確認しあうようにしっかり発声していた。助手が合計金額を暗算、客に伝えていた。

大雑把なイメージのある二郎だが実はオペは繊細。ただスープを注ぐだけではない。
浮いた油を避けてダシを投入。背脂チャッチャ、液体油を各丼にばらつきなく調整する。
そして麺投入。そして・・・「ニンニク入れますか?」の名文句。
こちらアブラは液体油なので「ニンニクお願いします」と・・・

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着丼。なかなか二郎しているではないか!(当然か?)
表面に油が浮いたどんよりしたスープは三田本店そのものである。

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微乳化でしっかりカエシの美しい琥珀色が垣間見える。
しかししっかり豚の風味がある。それにニンニク臭が加わる三味一体の二郎のスープである。
ダシ感と醤油の尖り、油のバランスよくマイルド。

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大きめに切られた青いキャベツがうれしいヤサイ。比率はモヤシ/キャベツ7.5:2.5。
あまり二郎では感じられないヤサイの甘みを感じる。これはおそらく閉店支度を始めていた矢先の無粋な客のためにあわてて茹で始めたからだろうか?
初めてヤサイをうまいと思った。

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賛否あるこちらの麺。
角の取れた正方形断面の滑らかな中細麺。二郎と大きく違うところである。
半透明に見えるのはおそらく加水高め。小麦粉も二郎と違うのであろう。
かなり柔らかめでちゅるちゅるすすり心地は官能的。
しかし多い油が柔らかいと感じさせる要因でもあろう。硬めコールは多いと聞く。

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ぶたは小ぶりが一個。腿あたりの「ダシを取るのが目的」の部位であろう。
ダシを取った後、カエシに漬けられ味付け。筋肉繊維に沿ってさっくりほぐれる。
うまみを含む運動部分ゆえかみ締めると残った豚のうまみが滲み出る。
細かめに刻まれたニンニクが大いに効く・・・

麺量はおおよそ200gで一般の「大盛り」位であろうか?

麺を除けば三田本店のラーメンを精巧に2/3にスケールダウンした物に思えた。
似ているのはラーメンだけではない。店員と客とのコミュニケーションも・・・
客と店員の会話に心が和む。店主はおそらく客商売が好きなのであろう。

二郎の看板がないないだけで十把一絡げに「インスパイア」と分類されるこちら。
しかしこちらのように三田本店出身ながらあえて二郎の看板を掲げない店や、群馬には傍系(支店)、しかもジロリアンから一格下に見られる堀切店出身ながら並みの直系に引けを取らない二郎を出す店もある。

二郎は看板ではない。店主の精神であると思う。

看板を食って喜んでいるジロリアンは恥を知るがいい。そして名ばかりの二郎は畏れるがいい。

ここは正真正銘の「ラーメン二郎」なのだ。

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ラーメン二郎総帥・山田拓美氏より賜ったという看板・・・

「いごっそう」とは土佐(高知県)の方言で「一本気」「頑固者」の意味である。
店主は高知出身であろうか?

かつて総帥の片腕として働き、名物助手と人気だった酒井店主がなぜ二郎の看板を掲げなかったのか?

それは店主以外、誰にもわからない・・・

直系店でもコールはいろいろ・・・

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しかしこちらは基本どおり「ニンニク入れますか?」であった。
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らーめん いごっそう

東京都練馬区関町南4-25-18(地図)

TEL 不明

営業時間 11:30~14:30 18:00~21:30

定休日 月曜日 火曜日 祝日

席数 カウンター10席

喫煙 不可

駐車場 あり(店横1台)

交通アクセス 都道4号線「青梅街道」を荻窪より西東京市方面へ走行。西東京市に入る200mくらい手前左手。

2011年1月22日 (土)

ラーメン二郎 荻窪店@東京都杉並区

その店は有名な「荻窪ラーメン」の本拠地に佇む。
青梅街道沿い。鋭角の道にはさまれて・・・通称「オギジ」。

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臨時休業が多いことで有名。ファンからは「臨時営業・通常休業の店」と親しまれている。
「今日オギジがやってるかどうか賭けるか?」とかのギャンブルの対象、あるいは「オギジやってた!今日はいいことあるかも?」とかの占いに使われているかどうかは定かではない。しかしこちら訪店はバクチである。
自分は先週土曜日「通常休業」に当たってしまった・・・Orz
開店時間ちょうどに前を通る。営業するようだ。
15分100円のコインパーキングに車を止めて店に向かう。

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11時40分入店。並びなし。店内は二つくらい空きあり。
並ばずすんなり着席できた二郎は自分の経験ではこちらと新宿小滝橋通り店武蔵小杉店(最近こじろう526武蔵小杉店に改名)である。
ただの?(タダラーメンではない)ラーメンのボタンをポチる。
こちらは他の二郎には見られない「塩ラーメン」も存在する。
つけ麺900円は高くねーだんべーか?

そのまま着席、食券を高台にパチリ。こちらはカエシで食わせるラーメン。「味薄め」は申告せず。

店員は若い男性二人。以前はもっと年配の人がいたと思ったが・・・
意外に客の年齢層は高めに思える。もっとも学生街ではないが・・・

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ランダムに客はやってくる。それに合わせてラーメン作りのため1~2杯で回す。カエシを入れ、グル小さじ一杯・・・半。ダシ投入、背脂チャッチャ、寸胴に浮いた油を注意深く注ぐ・・・店主と助手のコンビネーションはいい。7分後、「お客様、ニンニク入れますか?」と丁寧なコール。「ニンニクお願いします」と・・・

ヤサイを盛ってぶたを載せてニンニクをチャッ!レンゲを載せて・・・着丼である。

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透き通った琥珀色のスープから未乳化で軽やかな印象を持つ。

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キレがありそうなカエシ強めなスープ。背脂とともに液体油が光る。

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ライトなスープは万人向き。荻窪ラーメン本拠地、加えて駅近くという立地がら不特定多数の人に受け入れられなければ存続できないと思う。
特に飲んだ後にうれしいカネシの主張がキラリ、そして化調・・・

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麺は・・・これが二郎の麺?と疑いたくなるような中太・角断面。わずかにウェーブがかかる中華麺。
オーションではなく特ナンバーワンではないか?と思えるほど表面滑らかでムチムチプリプリの麺。硬めで腰があり弾きが違う。すすり心地、噛み応えがいい。

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ぶたは肩や腿や脛といった、ダシを取るために使われる部位であろう。
寸胴でじっくりダシを取られたダシガラ。それをカエシに付けた廃物利用。かつての中華屋の知恵である。常識的な大きさながら厚みは1cm近くありボリューム満点。
ヤサイはモヤシ8対キャベツ2位。ライトなスープゆえサバサバいける。

麺量は200g強であろうか?普通のラーメンの大盛り位であろう。ニンニク風味がいい。スタミナラーメンの感じである。

隣のつけ麺の客は「写真いいですか?」と撮影許可を求めていた。
ブロガーか?RDBユーザーか?

ジロリアンはこちらを「二郎らしくない」と非難する。
ゆえにここにジロリアンが皆無であろう事は食後に新聞を読んでいた客を「ギルティー」と罵倒する輩がいなかった事でもわかる。
「二郎?なにそれ?うまくて安けりゃいいじゃん?」の一般人の店なのだ。

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臨時休業(平常休業?)の多い店。メルマガ登録は絶対必要!
臨時休業の言い訳に大いに笑える。加えてこちらの律儀さも・・・

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12時過ぎにはこんな感じで待ち客も・・・

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何度も言う。「通常休業・臨時営業」のお店・・・メルマガ登録推奨。

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ラーメン二郎 荻窪店

東京都杉並区荻窪4-33-1(地図)

TEL 不明

営業時間 11:30~14:30 18:00~22:00 土曜日11:30~14:30 18:00~21:00 日曜日12:00~21:00

定休日 木曜日 祝日(ただし臨時休業多し)

席数 カウンター11席

喫煙 不可

レンゲ あり

駐車場 なし

メルマガ 00225678s@merumo.ne.jp

交通アクセス 国道17号を埼玉方面から南下、青梅街道と交差する「四面道」交差点を左折。「天沼陸橋」信号右手

2011年1月17日 (月)

香味屋@東京都八王子市

国道20号線「甲州街道」を八王子市街から西へ・・・
真正面に高尾山が近づいてくるにつけ道が狭くなってくる・・・
そんな都会の喧騒を離れた道沿いにその店は佇む。

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自分はよく高尾山のふもとの湧水を汲みに行く道すがら横目で見る。
「いつも客がよく入っているな~」と関心していたお店。
終了時間を過ぎた3時10分到着。暖簾が出ているし先客の車も見えた。
だめ元でドアを開けると・・・「いいですよ」とママさん。

さっぱりした外観同様、店内もシンプルそのもの。鄙びた感じでほっと一息つける感じの店内。

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カウンターに腰掛ける。奥は店員さんのようだ。

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メニューはこんな感じで札に書かれている。雰囲気最高。

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デフォの「らぁめん」500円は大いに安いと思う。最近のラーメンは高くなったと思う。最近はグルメの対象といわれるラーメン・・・しかし本当の姿は庶民の食べ物なのだ。デフォをお願いする。約6分ほどで着丼であった。
ママさんに撮影許可を求めると「写真撮るんだって・・・」と店主に報告に・・・

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いやはや、なんともシンプルな潔い姿ではないか!
典型的な八王子ラーメンの姿は好感。

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自分は「ラーメンはスープと麺だけのカケラーメンで食べたときに真価がわかる」と思っている。
最近の「ニンニク・アブラ・カラメ」のラーメンやラードや魚粉大量ぶち込みやトッピング満載のラーメンなどは客の目や舌を麻痺させて土台のくそまずさをごまかしているに過ぎないと思っている。

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細かな油粒が宝石のように輝く琥珀色のスープは濁りなし。
しかし色から思わせる醤油の尖りは皆無である。やさしく柔らかな甘みは鰹節や煮干によるものだと思う。あるいは日本そばの技法か?
日本そばはかなりカエシに手間・ヒマかける。節のほかにも昆布、しいたけ、そして酒、みりんなど・・・火加減も微妙に調整して煮えすぎに注意。それを土に埋めた素焼きの壷で寝かすと聞く・・・
さらにこちらの油は香ばしい甘い香りがする。香味油も工夫されているのか?そして何よりも、高尾山から湧いてくる自然の恵み豊かな水のうまさも忘れてはいけない。

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麺はオーソドックスな細めの中華麺。ほぼストレートに見える。
大好きな「ラーショ麺」にも・・・
加水率は低め。茹で具合も若干硬めで粉っぽい風味が鼻腔に広がる。
このスープにしてこの麺のマッチングは絶妙。
ダシ感はあくまで控えめ・・・

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ホロホロのチャーシューは巻きバラ。
おそらくダシを取ったあとでこの秀逸なカエシに煮られた物であろうが・・・
それゆえラーメンと一体感がある。

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八王子ラーメンのトレードマーク「刻みタマネギ」・・・
スープでしょっぱくなった舌をリフレッシュする絶好のアイテムだと思う。
海苔は青海苔で海の風味いっぱい。最後の一口の麺を巻いて頂く・・・

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完食、完飲・・・かなり完成度の高い一杯、大いに満足してお店を出た。

後で調べたら・・・こちらはかつて人気絶大だったお店が移転したものだった。うまいのも当然、大いに納得した次第である。

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ちょっと長めの昼営業がうれしい。八王子ラーメンのいいところ。

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誇らしげに掲げられた「醤油らぁめん」の看板・・・潔い一本勝負。

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香味屋

東京都八王子市高尾町1626(地図)

TEL 不明

営業時間 11:00~15:00

定休日 月曜日(祝日の場合は営業。翌日休み) 第三火曜日

席数 カウンター8席 テーブル2卓

喫煙 不可

駐車場 あり(5台位)

交通アクセス 国道20号線を八王子市街より高尾山方面へ走行。「高尾駅」を過ぎた「高尾駅前第二」信号先、約100m先右手。

2011年1月16日 (日)

ラーメンショップ 122号騎西店@埼玉県加須市

主要街道沿いに多く位置し、日本の物流を引き受けるトラック運ちゃんのオアシス的存在。「ラーショ」と愛称される。国道122号線の傍らに佇む。

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朝6時開店。夜通し走っておなかの空いた運ちゃんは、この赤いテントを見るとホッとするとか・・・
自分はその日は9時頃到着。大きな駐車場がお出迎え・・・

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駐車場の制約が多い大型も心配なし。大型数台、乗用車もかなり止まっていた。朝ラーは運ちゃんだけではない。一般の人も多い

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食券制。値段はまあ普通と言ったところか?しかし・・・
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値段もスーパーな4ケタ値段のメニューもある。デフォのラーメンの2倍以上、チャーシューメンの1.5倍以上の金持ちラーメン・・・Orz
貧しい自分、ネギラーメンのボタンをポチる。

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こちら、チャーシューも販売の模様。ほかのラーショでもチャーシューを販売しているお店があった。おそらくラーショのタレがしっかり浸みた味だろう。
ラーメンデータベースで見た情報。
「ここ、ネギを辛みそに合えるんだってね?」
「いえ、ウチじゃそんなことやってません」・・・Orz
所詮はド素人の集まるクソサイト。ウソばかり・・・

しかし「10時までライスか煮玉子がサービスになります」と・・・
連食のためおなかを空けておきたい。「脂多め」と煮玉子をお願いする。

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きれいな小上がりもあり子供連れも大歓迎。かつては「男のラーメン」だったラーショ・・・しかし今やあのラーメン二郎でも家族席を用意する店もある。客層は確実に広がっている。

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活気のある厨房。男性二人、女性一人の体制。
エプロン、スカーフ姿のママさん萌え・・・ファンも多いと思われる。

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厨房に置かれた青々と生きのよさげなネギが見える。大いに期待。
ステンレスの器にネギを入れ、ゴマ油、化調、タレを投入して撹拌・・・
どこかのインチキラーメンサイトには「辛みそに和えられたネギ」とあったが嘘である。
8分後、ご対麺である。

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ネギラーメン(朝サービス煮玉子) 700円

なかなかいい感じの脂っぷり。煮玉子の黄身が鮮やかだ。

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地域性によって液体油のラーショも見受けられるが、自分のラーショのイメージはこれである。

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どろどろ~と滑らかな口当たり。しかし背脂はすでに油が抜けた粕、脂っぽいと思うのは誤解である。
豚臭さは控えめでクセのない、どちらかというとタレの味で食わせる感じ。
全店共通のタレ「甘辛ショッパクドー」のいわゆるラーショの味である。
タレは同じでもダシは店ごとに違うのがラーショのおもしろさ。だから飽きない。

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麺も全店共通の、いわゆる○あのラーショの麺。忙しい運ちゃんのために茹で時間を短くするためか?細めウェーブの麺は加水率は低そうでモチボソ。撮影中にもどんどんスープを吸って柔らかくなってくる感じである。

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どの店でも「人気No1」と思われるネギラーメン。特に地元埼玉の「深谷ネギ」は全国的に人気が高い。適度に青みが入り見た目がいい。
しゃっきりした歯ざわり、さわやかな甘み、そして・・・鮮烈に辛い!
コッテリしたスープに大インパクトを与える。

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普通のラーメンはチャーシュー1枚だが、ネギラーメンはほぐした物が入る。
これは「ネギと麺をよくなじませて食べると美味」なネギラーメンにチャーシューもなじむように・・・との配慮であろうか?

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メンマは浅めの味付け。スープに味付けられてちょうどよい味となる。

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煮玉子は黄身半熟のコッテリした舌触り。加熱されて味が濃厚。
これは大いにお勧めである。

ほかにワカメ少々、海苔が乗る。最後の麺の一掴みを海苔でくるんで頂く。
自分は海苔をこのタイミングで食べている。

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ラーショは「飯の友」が置かれる店も多い。こちらは朝鮮漬け。
ご飯に据えてもいいしラーメンに入れるのもいいだろう。お好みで・・・

意外に重くないこちらのラーメン。朝ラーにはふさわしい出来だと思う。

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ラーメンショップ 122号騎西店

埼玉県加須市鴻茎111-1(地図)

TEL 不明

営業時間 6:00~21:00

定休日 日曜日

席数 カウンター12席 小上がり3卓、テーブル2卓(オープンカフェ風に軒先に設置、晴れの日のみ?)

喫煙  不可

駐車場 あり(大型大歓迎)

交通アクセス 国道122号を東京から群馬方面へ走行。「鴻茎・川南」信号先約1,300m先左手。

2011年1月10日 (月)

ラーメン ちとせ@東京都八王子市

意外と知られていないが八王子は「ラーメンの街」である。

同行したラー友も八王子遠征は二つ返事、大乗り気であった。
こちらは敬愛するRDBレビュワーが満点を付けるほどのお店、自分の提案にラー友は異論なしであった。

細い路地の角、そのお店はひっそり佇む。

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自分の大好きな中華屋・食堂の佇まいの癒し系である。

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看板の上に置かれるのは厚く削られた魚節・・・ラー友によれば高級食材だそうである。
期待に胸が膨らむ。

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外観同様、昔ながらのラーメン屋の店内・・・

11時~夜8時と通し営業。そのため午後3時頃の中途半端な時間でも先客あり。また後からも来店。おそらく常連だと思われた。

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八王子のラーメン店は11時頃から午後4時位までの変則的な営業時間をよく見る。
連食二軒目にはうれしい。

お店の方はマスターとママさんのお二人。笑顔で迎えてくれる。

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メニュー拝見・・・ば・か・や・す・い・・・

群馬の田舎ならともかく、ここはまがりなりにも東京である。固定資産税莫大・・・
しかし・・・デフォのラーメンが430円とは・・・
丼物や定食、一品料理も豊富。チャーハン480円、カツ丼600円は安すぎ!
お冷を出してくれたママさんにチャーシューメンをお願いする。

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古いお店だろうがきちんと手入れされている。7分ほどで着丼であった。

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一際黒い醤油色のスープが目を引く丼面・・・
何軒か八王子ラーメンを頂いている自分・・・あれ?八王子ラーメンてこんなに黒かったっけ?

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油はそれほど浮かないが表面が鏡のように照る。

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しょっぱいのが苦手な自分・・・あの「ガツンとくるカネシ醤油」が売りのラーメン二郎で味薄め指定であるが・・・意を決してスープを頂く。

いや、これは完全にうれしい誤算。醤油の深いコクを生かし、塩気を感じさせない見事な技。逆にスープは鶏の旨み、魚介の旨み、昆布の旨みで甘みを感じるほどである。
江戸切りそばのテイストか?
余談だが新潟にはこの手の、色は黒いがしょっぱくなく味わい深いラーメンが多い。

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醤油に着色された?黄色み強い麺。標準的な中華麺のサイズで細縮れ。
しかし結構硬めな茹で具合でカリポリした舌に触る食感。スープを吸わず粉っぽい甘い風味いっぱい。濃いと思われるスープの味と融合しないメリハリのある組み合わせはおもしろい。うっすらかん水の香り・・・

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チャーシューは巻きバラ。これもスープにダシを取られた後、味わい豊かなカエシに漬けられたものか?ほんのり残る肉の旨みに口元がほころぶ。

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八王子ラーメンのトレードマークである刻みタマネギ。甘みあり尖る塩気を中和する働きがある。
他店では「ネギ増し」のトッピングメニューも見る。単に添え物ではなく、八王子ラーメンには無くてはならない存在であろう。
そしてトッピングとして注目されるべきアイテムであると思う。

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古くから彩りを添えるための定番のさやえんどう・・・

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そして・・・おまけ的がうれしいウズラ・・・安いからと言っても味のために手間・ヒマ・食材は省かない。

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こちらの給水器にこんな事が書いてあるが・・・自然いっぱいの高尾山からほど近いこちら・・・

八王子ラーメンのうまささはダシでもなく、カエシでもなく、麺でもなく、タマネギでもない。
自分は「水のうまさ」であると思う。

素材を生かすも殺すも水しだい。この時、高尾山ふもとに水を汲みに行ったラー友(水ヲタ)が「これは秩父の名水に引けを取らない」と絶賛した。

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お勘定、こちらの出口から出る時「今時チャーシューメンが650円は安いですね」と言うと店主、ちょっと照れたような表情を浮かべた・・・ラー友も大いに満足したようである。

こちらを推す「ラーメンを心で味わう」RDBの人格者KM氏に大いに感謝致します。

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ラーメン ちとせ

東京都八王子市南新町8(地図)

TEL 042-625-0518

営業時間 11:00~20:00

定休日 土曜日

席数 カウンター8席

喫煙 可

駐車場 なし(となりにコインパーキングあり)

交通アクセス 国道16号を八王子から横浜方面へ走行。「八幡町」を16号方面へ左折せず直進。次の信号超えた一つ目の路地を左折、二つ目の路地を左折した十字路角左手(一方通行出口のため車では入れません。次の路地を左折、ぐるっと回ってください)。

六角堂 堀之内店@東京都八王子市

正月3日、群馬県太田市に本場長浜の味を出すハングリードラゴンが復活したことを知りラー友と訪店した。
一本気な九州男児の店主。まがい物は大嫌い。某長浜ラーメン店で「こげんもんは長浜ラーメンじゃなかばい!」と一喝したこともあったと聞く。
しかしそんな店主に「あそこはうまかったばい」と教えられたお店である。

それはこちら、ラーメン二郎 野猿街道店2

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・・・の向かいにあるこちらである。

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ハンドラ店主のお勧めはこの地にあった「八角堂」というお店・・・
しかしそのお店は閉店、同じ場所でその流れを汲むというこの店が建っている。

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大きな提灯がお出迎え。到着は12時半頃・・・日曜日ゆえ近くの大学生の姿も少なくのんびりした店内・・・店内には豚臭というよりモツ臭がほんのり漂う。

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食券製、デフォの「長浜ラーメン」の食券購入。みそらーめんや魚介豚骨らーめんのボタンに時代を見る。
ランチタイム(11時~15時)の替玉50円はお得。

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なんとなく居酒屋風なこちらは小上がりもある。3人連れなのでこちらへ・・・

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壁には麺の硬さについての説明が貼られている。

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やわの「おすすめしません」「つくってません」の文句に爆笑。店員に「ばりかた」でお願いする。待つこと5分で着丼。

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オーソドックスな長浜ラーメンの姿である。

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きめ細かい油の粒が見える。

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ふんわり鼻を突くモツ臭さは豚頭が使われているのであろうか?
しかしおおよそこの手のラーメンにありがちな、豚骨を煮込むことによって抽出されるコラーゲンは少なく鈍重でないスープは飲みやすい。マイルドかつクリーミー。うまみはストレートに伝わる。エグ味少なく作り手の丁寧な仕事を感じさせる。

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糸のように細い博多麺は緻密な工芸品。
ストレートなそれは滑らかなスープと相まってするする口の中に飛び込んで来るような感じである。唇で噛み切るとざっくりぷつぷつと小気味いい。粉っぽさが鼻腔に広がる。
加水率低いそれは写真を撮っている間にどんどん柔らかくなってゆく・・・

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トッピングはオーソドックスに海苔、きくらげ、チャーシュー、薬味の青ネギが乗る。
彩りとともに一調子なこのラーメンに変化をもたらす。
チャーシューは箸で持ち上げられないほどとろとろ。味付けのカエシの味がインパクト。
麺量はおおよそ130~140gくらいであろうか?

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本来、替玉前提の長浜ラーメンは二玉目で丁度いいように味は濃い目だがこちらは一杯目でいい塩梅。替玉の概念のない関東人のための調整か?

薄まったスープの調整用にタレが置いてある。

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ただのカエシではない。いろいろな食材がブレンドされているようで豊かな味。
いかにも「秘伝タレ」といった感じだ。

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もちろん自由な味変えのための薬味も常備する。
ニンニク(丸、オロシ両方)スリごま、紅ショウガ、高菜・・・
高菜はかなり辛くインパクトあり。おすすめ。

おおよそ粗野なイメージのある長浜ラーメンであるがこちらかなり洗練されたラーメンであった。豚骨の旨みを十分に伝えながらもネガな部分(臭み、エグみ)は最小限に抑えてとっつきやすい味である。豚骨が苦手の人でもOKだと思う。うまさを存分に味わってもらいたい。

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「二郎の向かいとはなんという災難!」と言うなかれ。
超人気店を向こうに回して一歩も引けを取らないラーメンである。

量だけでくそまずい二郎より味でこちらを選ぶ人は多いと思う。

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六角堂 堀之内店

東京都八王子市堀之内2-12-5(地図)

TEL 042-674-6504

営業時間 11:00~翌2:00(日祝~24:00)

定休日 年中無休

席数 カウンター10席 小上がり3卓

喫煙 不可

駐車場 あり(共用9台)

交通アクセス 都道20号「野猿街道」を八王子から多摩市方面へ走行。「堀之内」信号手前右手。 

2011年1月 8日 (土)

ラーメン二郎 立川店@東京都立川市

初二郎・・・2008年開店。二郎としては比較的新しいお店である。

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ちょっと離れた1時間200円(延長30分ごとに100円)のコインパーキングに車を停める。
到着は開店5分前、25人ほどの行列にジョイントする。

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しかしながら開店と同時に半数以上が店に飲み込まれ、一瞬、列は一気に半分になる・・・が・・・後客が続々連結、すぐ元通りの長さに・・・

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中を伺う・・・本やゲームで待ち時間を潰す人も多い。大忙しの店員二名、かいがいしく動いている。
しかしながらオペ具合を眺めるのも二郎の楽しみの一つであろう。

やがてラーメンが配膳されるのが見える。かなりの大山なヤサイ。後ろの二人の学生さん「あれはヤサイマシ?それともマシマシ?」と不安げに相談しているのが聞こえる。それを聞いていたほかの人が「あれはマシでしょう」と・・・きっと常連さんであろう。不安があったら並んでいる人(ジロリアン)に聞いてみるのも手だ。店の特徴、コールのコツ、ラーメンのボリューム・・・
しかしジロリアンの「ここは普通だよ」の言葉に注意。「二郎の普通」は一般の常識を外れたものだからだ。
ちなみに麺量。二郎の「普通」は一般店のおおよそ2倍である。それはジロリアンの常識であるが世間の常識ではない。

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こちらは親切に麺の量、ぶた(チャーシュー)の量(イメージ)が書かれている。
普通のラーメンでもぶたが二つ乗るのが二郎のスタイル。

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驚くべきは「小」より少なめの「少」のメニューにもぶた増し、ぶたダブルのボタンがあることだ。
値段は同じだが・・・こちら口頭で「麺少な目」コールは不要のようだ。

小ラーメンの食券購入。

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やがて店員から「食券見せて下さ~い」のコールが掛かる。
あらかじめ麺茹での準備である。自分は「味薄め」を申告 。

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券売機の上には商売繁盛のお札と、二郎人気をささえてくれる「ぶた」が祀られる。
BGMはFMラジオである。

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寒い季節でも半袖でいられるほど二郎の仕事は忙しい。
右は店主、左は助手であろうが「相棒」と言ったコンビぶりは二郎に珍しくない風景。
店主は平ザルを小気味よく返す・・・

前客が立ち退くのと同時に入れ替わりで着席する。数分後「味薄めの方・・・」とトッピングを促される。
正直、ほかの人の配膳を見た時、ヤサイノーコールでかなりな盛りだった。
一瞬、ヤサイ少な目と思ったが・・・覚悟を決めてデフォ、いつもどおりの「ニンニク・アブラ」を申告、ロットでは一番に配膳。

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ネット情報にある「立川は少ない」とは誰が言った?かなり勇ましい盛りである。
ヤサイはモヤシが目立つ。比率はモヤシ8:キャベツ2くらいか?
そこそこ張りを持つ茹で具合。

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乳化傾向にあるスープ。多摩方面の二郎の特徴だ。しかし味薄めとはいえカネシの色も強い。
まったりした中にパンチを感じた。

全体をぐるっとかき回す。一瞬湯気が立ち上る。熱いスープは寒い時期に又とないご馳走だ。

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ストレート気味、わずかにウェーブの平打ちオーション麺はしなやか。
「ヤサイの多い二郎は麺にたどり着くまでに時間が掛かる」と固め指定の方もいるが自分はこれで丁度いい。二郎とすれば若干細めか? それゆえ軽快、ヤサイと一緒に頂く。

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「ぶた」は直系5cm、厚さ1cmの腿あたりか?ちょっとパサ目ショッパ目。
しかしスープに沈めておくと適度に塩気が抜け、スープが染み込んでうまくなる。

かつては二郎のぶたに驚いた自分・・・
しかし最近、高崎の自家製ラーメン大者で頂いているせいもあって最近二郎のぶたに驚かなくなった。

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アブラはプルプルのコラーゲンたっぷり。女性客は少なかったがお肌の美容にお勧め。

大粒に刻まれたニンニクは鮮烈に効く。辛い!
隣の方は以前頼んで胃にきたと言っていたが・・・自分はニンニクの入らない二郎など想像できない。

ドカ盛りの丼を目の前にドンと置かれた瞬間「早く食べきらなければ・・・」の思いで夢中にラーメンを掻っ込む。それこそよく噛まないで無理やり・・・
いくら食べても減らない丼の中身。食べきれるかどうか不安なラーメン。
いつも思う事、早く食べきって外に出たい・・・

おそらく麺量は二郎標準の300gはあると思う。しかし丼の底が見えてくると、逆に余裕が出来、じっくり味わい始める。
固形物を片付け、両手で丼を持ってスープをふたすすり・・・意外に二郎のスープはヤサイの甘みがありマイルドで優しい感じがある事を思い知る。そんな事を感じる余裕がうれしい。

二郎はほかのラーメンにない「達成感」という味を持っている。自分にとって二郎は食事と言うより「格闘」である。スポーツの後の清々しさを感じるラーメンである。

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土曜日は昼のみ営業。

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ラーメン二郎 立川店

東京都立川市柴崎町2-10-1(地図)

TEL 不明

営業時間 月~金曜日11:30~14:30 18:00~21:00 土曜日11:30~14:30

定休日 日曜日 祝日

席数 カウンター12席

喫煙 不可

レンゲ なし

駐車場 なし(隣ににコインパーキングあり)

交通アクセス JR中央本線「立川駅」南口下車。モノレール「立川南」方面へ。「柴崎町三丁目」信号を右手に進み「公証役場前」の信号の次の信号手前左手。

2011年1月 2日 (日)

山岡家 高崎西店@群馬県安中市

数年前、関東に大量発生した「横浜家系」スタイルのラーメンと24時間営業で人気のあるチェーン店である。

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自分が頂くのは3年ぶりくらいだろうか?理由はトラウマがあったからだ。
かつて新潟釣行の際、夜中の起き抜けにこちらのラーメンを「脂多め」で頼んで玉砕したことがあった。
それ以来どんなにおなかが減っていても山岡家だけは入らなかった・・・

しかし最近ラー友がこぞってブログで書いている「朝ラーメン」に興味を引かれた。
どうせこの日、この時間にやってる店はないだろう。朝9時。家から10分で到着である。

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食券制。たくさんのメニューがあり「朝ラーメン」のボタンを探すのに苦労する。
お、ありました・・・・

カウンター席に腰かけお店のおねーさんに食券を渡す。
「お好みは?」と聞かれる。おお、こちら家系スタイルだった。トラウマの根源「脂多め」を伝える。

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カウンター頭上にびっしり貼られた「朝ラーメン」のビラ・・・

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ゆったり余裕のあるカウンター・・・

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向こうはテーブル席。家族連れでもゆっくり出来る。漫画本も装備。

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家系のルール?麺の硬さ・脂の量・味の濃さを好みにお願いできる。
脂は・・・豚脂?家系定番の鶏油ではないらしい。

約6分ほどで着丼である。

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比較的少なめに見えるこの一杯。半分眠っている胃には丁度いい分量か?

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脂の上澄みとスープのコントラストがいい。万能ネギの青さが映える。

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乳化・白濁した白いスープは家系というより博多とんこつを思わせる。
すすりこむと力強い豚臭が漂う・・・まさに博多ラーメンの匂い、あるいはカップラーメン「エースコック・スーパーとんこつ」と言えばわかりやすいか?
粘度なくさらりとしたスープはあまり複雑な味わいでなくストレート。わずかに自分には塩辛かった。

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麺は細め、ボソ感あり固めの茹で加減でカリポリした食感。粉っぽさが堪能できる。
塩気が高いスープに合ってるんじゃないか?
しかし博多麺ほど細くはない。心なしかラーショの麺に姿が似ていると思った。

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チャーシューは肩あたりであろうか?ちょっとパサ。ほんのり甘辛い味付け。

これは名案?大粒の梅干一個。これひとつで口の中が一気にすっきりする。
酸味の刺激で脳もしゃきっとするようだ。

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一本調子の味ゆえに飽きもくる。ちょいと味変え・・・

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最近「ニンニクアブラ」のお店で頂く事がが多いのでニンニク臭さがないとさびしい。
しかし入れ過ぎるとスープの味わいが壊れることが多く、あっても入れなくなったオロシニンニクを・・・

量に注意しながら投入・・・

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味と風味にふくらみが出る。塩気もストレートでなくマイルドになった。

おおよそこちらの従来のスタイルとは違ったラーメン。そして390円という低価格でも決して安っぽく見えない姿である。
そして内容をけちって安く作ったラーメンでないことはあえて乗せることもないと思われる梅干を乗せている事でわかる。

「たとえ安くても必要な所には金を掛ける」そんな姿勢の現れであろう。

長年のトラウマが取り払われた初ラーメンであった。

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駐車場は・・・広い。

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山岡家 高崎西店

群馬県安中市板鼻80-1(地図)

TEL 027-381-4575

営業時間 24時間

定休日 年中無休

席数 カウンター10席 テーブル6卓

喫煙 可

駐車場 あり

交通アクセス 国道18号を高崎から長野方面走行。「八幡大門」信号過ぎて約500m先左手。

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