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2011年1月26日 (水)

堀越軒@群馬県藤岡市

県内でも比較的農業が盛ん。ゆえに変に開発されておらず昔ながらのお店が数多く残る藤岡・・・

前の日は「ニンニク・アブラ」の味障ラーメン連食であった。心と体を癒しにこちらに向かう。街中にひっそりと佇む・・・

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店名の崩壊ぶりが歴史を思わせる・・・

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ラーメン屋には珍しい縄のれん・・・うっすら店名が読み取れる。
市販ののれんではなく誂えに意気込みを感じる。
前に「味の・・・」と入るのは中華屋・食堂に多い文句だ。

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壁に貼られた短冊のメニューは安め。最近のお上品ぶったラーメンは食べた気がしない割には高いと思う。え?うまさが違う?自分は値段も味のうちだと思う。

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店内も典型的な食堂。ガタガタするテーブル。ちょっとくたびれた赤くて丸い椅子がいいじゃないか・・・
向うに「うちの店載ってます」のラーメンマップ群馬のポスターが見える。
お冷を持ってきてくれたママさんにラーメンと、250円とお値打ち価格の餃子をお願い、しばしタイムスリップした?空間に浸る・・・7分後着丼である。

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おいおい・・・涙が出るほど店にドンピシャのラーメンである。
昭和が終わって23年、「昭和は遠くなりにけり・・・」であるが、しっかりここに残っている。

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典型的な「支那そば」「中華そば」の姿。多くの日本人のDNAに記憶された姿であろう。

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わずかに油(ラード)が浮くだけのさっぱりした味。最近のラーメンはやたらと油を浮べる店も多いがそれはごまかしだと思う。
あまりガラ感は感じず、おそらく他のメニューとの兼ね合いで発生した野菜、それに煮干、鰹節、昆布など和風の材料で取られた物であろう。
しかしながら強烈な主張はなくわずかに物足りない、心休まる味である。

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自家製手打ち麺。意外に藤岡には手打ちの店が多いのだ。
そういえば藤岡の祖母も自分で小麦粉を捏ね、手動の製麺機でうどんを打っていたっけな・・・
しかし東毛の極太平打ちとはまったく趣きを異にする。
細めのそれはわずかにウェーブ、柔らかめ。加水率は高いようでちゅるちゅると滑らかなすすり心地である。どちらかと言うと食感を楽しむ感じである。

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チャーシューはモモあたりであろうか?おそらくダシに使われたものであろう。
ちょっとパサ。

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メンマ、ほうれん草、なると共に「昔の味」いっぱいである。

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とどめはこの餃子!手作り感たっぷり。
ちょっと熟成した感じの餡がうまい。仕込んでから食べるタイミングで大いに味が違う。あたりはずれがあり、当たったときの感激はひとしお。
酢だけ付けてそのもののうまさを堪能する。

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麺を食べながら、スープを飲みながら、餃子を食べる無限ループ・・・
最近のラーメン屋は餃子を置かない店が多くけしからんと思っている自分である。

最近のラーメンブームに乗ったラオタから見れば「終わった店」と言う声も上がるだろう。しかしこの店ほど長生きできる店が話題店のうち何店あるだろうか?昨年も多くの店の閉店を聞いている。毎週のように「限定メニュー」で客の目を引く店もあるがそれにも限界がある。それよりもこちらのような「飽きない味」のラーメンを出すべきだと思う。
人気の「ラーメン二郎」も基本メニューは一個なのである。それでいて1968年から今日に続いているのだ。

「ラーメンを心で食べる」中華屋・食堂マニアに大いにお勧めである。

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中華屋・食堂の「出前迅速」の文字。「出前」という言葉は死語になったのか?

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堀越軒

群馬県藤岡市藤岡48(地図)

TEL 0274-22-0056

営業時間 11:00~22:00

定休日 水曜日

席数 カウンター6席 テーブル3卓

喫煙 可

駐車場 あり(店舗反対側の月極駐車場に数台あり)

交通アクセス 国道254号を埼玉から群馬方面へ走行。県境の「藤武橋」を渡り「小林」の信号を直進。JR八高線の線路を渡り「一丁目」信号右折。「ピアゴ藤岡店」手前左手。

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コメント

へらぶなに始まりへらぶなに終わる…
釣りで良く言われる格言。
ラーメンも同じでは?

でも新世代が出て来て

「二郎に始まり二郎に終わる…」

なんてこともありうる時代。
ここでも世代交代の余波が…

>>象さん

鮒に始まり鮒に終わる・・・

子供の頃、近くの川で釣った鮒に喜び釣りの楽しさを知る。そこからブラックバス、渓流、管理釣り場、防波堤、船釣り。そしてさらにもっと大物・・・
しかし年を取るにつれ余裕ができる。たくさん釣る事よりもしみじみと浮きの動きを眺める・・・
ラーメンも同様。うまいまずいより「この店はどんな味なのか?」わくわくする方が楽しいです。

時折、こんな店で曲がった自分の舌をリセットします(^^)

こんばんは。

私も何年か前に訪れました。
相当お歳のおばあちゃんが麺を取り上げているのをお見かけした覚えがあります。

たくさんの店舗内写真を拝見しながら、次女と二人で啜った思い出が蘇り感無量。

もう次女は父離れ・・。

セピア色の郷愁と共に味もセピア調の香りを脳裏に残しています。

>>もなもなさん

いつぞやは貴殿のRDBレビューに感動して埼玉県飯能市「住田屋食堂」に伺いました。
こちらもそうですがまさに「ラーメン」のイメージどおりのラーメンでした。
そして店も、店の人も、客も・・・
時代とともにこんなお店は消えて行くでしょう。しかしこんなお店の姿を後世に一軒でも残して行きたいと思い思いブログを始めました。

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