« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月

2011年2月27日 (日)

あってりめんこうじ@群馬県安中市

2月26日、こちらでらーめん選手権が行われた。その優勝戦が開催された。

Dsc04629
出場者はラーメン四天王と呼ばれる長野の若手ラーメン店主である。
長野のラヲタには夢のようなイベントであろう。

Dsc04627
ルールは各人50杯分の材料を用意。一番先に売り切った人が優勝・・・
値段は一律700円。しかしいづれ劣らぬ人気店、全部食べたいのが人情であろう。

駐車場は自分が到着するまでは長野ナンバーオンリー。いかに長野ラヲタの注目が高いかわかる。そしてブロガーの注目も・・・

Dsc04698
長野の人気ブロガーにシャッターを予告された。11時に到着した。
こちらは地元の駆け出しブロガー、ご挨拶を申し上げると名刺を頂いた。
しばらくして群馬の人気ブロガーからも・・・名誉であろう。

Dsc04643
開店は11時30分である。事前に整理券が配られた。
Dsc04641   
後ろに着いた人もみな顔見知りなのか?言葉を交わしている。
写真を撮る人も・・・ブロガーか?自分は松本の某人気ブロガーが来ない事を祈るのみ・・・

Dsc04642
こんな粗品も頂いた。やがて開店時間。いっせいに店内になだれ込む。

Dsc04644
四天王の顔ぶれ・・・

Dsc04645
右から上田市「おおぼし」店主、長野市「ゆいが」店主と助手。

Dsc04646
そして同じく右から松本市「寸八」店主、佐久市「文蔵」店主である。

Dsc04652
いづれの店も自分は一度は食べたことがある店。最近長野ラーメンは頂いていないが・・・
実は自分がラヲタになったのは、実は長野ラーメンを食べたのがきっかけであった。
選手宣誓をする寸八店主。いっせいに拍手があがる。

Dsc04656
ここで「あってりめん」店主がルール説明。本日のイベントでは黒子、裏方に徹する。
その実力と実績は誰もが認めるすごい人。しかし決して偉ぶらず驕らない。
彼を知る人は「だからみんなあの人の周りに集まるんですよ」と・・・

Dsc04651
各店この日のために秘密兵器を開発した模様。
自分はまず飾り気のないゆいがの「らーめん」をお願いした。

Dsc04639
「ゆいが」は濃厚醤油が売りな店。
厨房は各店の店主が右往左往・・・かなりやり辛いと思うが・・・遅いとか文句を言う客はいないと思う。約10分後に提供された。

Dsc04662
ゆいが謹製らーめん 700円

麺茹での時に見た麺は真っ黒。
信州そばがコンセプトか?と思ったが・・・なかなか乳化した粘度あるスープである。

Dsc04663
てっきりそば風の麺と、そばつゆ風のスープで勝負してくると思ったが・・・

Dsc04664
濃厚なスープ・・・しかし下品な粗野な味わいでないのが技。
鶏白湯ダシに濃厚醤油のカエシであろうか?そして油でごまかさない。

ダシとカエシ、双方主張があって譲らない。しかし・・・
長野ラーメンの特徴。最後の最後でダシに花を持たせるチューニングであった。

Dsc04666
主張強いのは麺も同じ。なんだよ!この真っ黒い麺はよ!
バッキバキに固い。しかし噛んだ時に鼻腔に広がる小麦の風味と舌に触る粉っぽさはいかにも炭水化物を食べていると実感した。
ダシとカエシと麺がケンカするのを楽しむのも一興。

Dsc04667
Dsc04668
Dsc04669
しかし・・・
これが単なるケンカラーメンではないことはトッピングから伝わる。
いづれも主張をクッション的な役割を果たす。
この「押し引き」の味の組み立ては見事だと思う。
Dsc04640

続いてこちら・・・「寸八」は昔ながらの支那そばからつけめん、家系まで作るオールラウンダー・・・時には二郎風も・・・
幅広い客層のニーズに応えるこちらのラーメンである。

正直、自分は今のラーメンブームに対して冷ややかである。それは「昔ながらの中華そばは時代遅れ」と評価する風潮・・・
自分は「だったらおまいは長年愛されるラーメンが作れるのか?」と反発する。
その意味でこのメニューをお願いした。

Dsc04674
純醤油らあめん 700円

現れたラーメンは原点回帰的な一杯だった。作り手から「餃子はそのまま食べず、途中で、割ってください」「チャーシューは生っぽいですけど火の通ったレアですから安心してお召し上がりください」と説明を受けた。

Dsc04675
わずかに濁るスープ。大きな油玉が中華そばしている。

Dsc04677
淡い感じのスープを一すすり・・・思わず「これうまい」と言ってしまった。
鶏ガラ主体のスープであろうか?すっきりした甘みがストレートに伝わる。
戸倉上山田の人気店「大黒食堂」にも通じる複雑でないわかりやすい味である。
そして何度も言う。長野ラーメンはダシが主、カエシはあくまでも従、アシストに徹する。

Dsc04679
麺はモチモチで舌触りがやさいしい中太。わずかに縮れた滑らかな食感。
軽快なスープを適度に持ち上げる。おそらく多加水であろう。

Dsc04681
ダシを取られたと思われるチャーシューはあまり味付けされてない赤身多いロースか?
SPF豚は産道を経ず、帝王切開?によって生まれた特定の病原菌に感染していない豚である。健康に育った豚はうまみ一杯・・・

Dsc04682
柔らかないい部分を使ったメンマは浅めな味付け。誰が食べても文句の出ない味である。

Dsc04686
言われるとおりに途中で餃子を割って・・・

正直、喜多方ラーメンを丁寧に作った感じの万人向き、インパクトはないものの多くの人に愛される味だと思う。

一杯目が「主張の押し引きでバランスしたラーメン」ならこちらは「お互いを尊重、譲り合ったラーメン」であった。大いに満足した。

所用により、残す二店のラーメンを食べられなかった事が残念であった。おそらく見事なラーメンであったであろう。ぜひ各店でレギュラーメニューにしてもらえないものだろうか?

そしてその四店のメニューに隠れるように、こちらのあってりめん(塩)のメニューもあった。それを頂いている人もいた。なぜ?しかし無理もない・・・

Dsc04687

こちら、2月一杯で軽井沢に移転する。この日はそんなこちらへの餞別のイベントでもあったと思う。

かつて軽井沢で人気を博した「ロコ3」が起源。その後塩尻で「凌駕あってりめん」、さらに移動販売や東京のラーメンイベントに出場していた。まさに百戦錬磨の店。
それが群馬に来た時「すごい店が群馬に来たものだ」と驚いた。
ここを安住の地に・・・と願ったがこちらはそんな小さな器に納まりきらなかった。武者修行はまだまだ続くであろう・・・

2011年2月28日を最後に、こちらは群馬を後にする。この地にひとつの伝説を残して・・・

ありし日の姿、そしてこちらで行われたイベントラーメンも記憶されたし。

Dsc03145
Dsc03146
Dsc03148
Dsc03150_2
Dsc03152
Dsc03156
Dsc03157
Dsc03151
Dsc03172_2
Dsc03175   
Dsc03179
群馬のラーメン界に大いに影響を与えたこちらに感謝である。
しかし軽井沢は自分の家から約一時間、いつでも逢える。だから「さよなら」は言わない。「ありがとう」とだけ言っておこう・・・

Dsc04671
あってりめんこうじ

群馬県安中市原市1373-4(地図)

TEL 027-384-1279

営業時間 月~金 11:30~21:00(仕込休憩あり) 土・日・祭 11:30~22:30 (閉店15分前LO)

定休日 水曜、第3木曜

席数 カウンター10 テーブル3卓 小上がり1卓

喫煙 不明

駐車場 あり

ホームページ http://www.atteri.com/

交通アクセス 国道18号を群馬から長野方面走行「碓氷病院入口」過ぎて約600m先左手の奥。

2011年2月21日 (月)

らぁめん清華@群馬県高崎市

実は自分の家からすぐ近く。いつも遠征の度に横目で見ていたお店であった。
近すぎてついついスルーしていた・・・

Dsc04586_2
以前は激安ラーメンの店であった。しかしそれ以外に大きく目をひいた看板が・・・

Dsc04611
トマトラーメン?千年ラーメン?興味津々・・・
プレハブのお店に車を滑り込ます。先客1名・・・

Dsc04587
以前の店もラーメン300円だったがこちらも400円と安い。
それにサイドメニューも・・・

Dsc04588
ランチメニューもあるようだ。そんな中から「好評」のトマトラーメンをお願いする。

Dsc04589
カウンターのみの店内はシンプルで清潔である。
奥に引っ込んだ店主、寡黙に鍋を振るう・・・向こうに見えるのは麺を茹でる大きな鍋・・・

Dsc04595
そして・・・お盆に乗って着丼であった。

Dsc04596
トマトラーメン 600円

おおよそラーメンとは言いがたい。立ち昇る風味は香草の香り・・・
イタリアンのエスニックな香りである。

Dsc04597
トマトラーメンと言うからてっきり赤いラーメンが出てくると思ったが・・・

Dsc04599
味はシンプルに塩味。チキンコンソメ、ミネストローネ風の野菜スープである。細かな油の粒が浮かぶ・・・そして香草のタイム、オレガノの香り・・・

Dsc04602
麺は佐野ラーメンの青竹打ちのような幅広平打ち麺。滑らかな舌触りは官能的。
軽い塩味とトマトのほのかな酸味・・・
Dsc04604
こんなトマトがごろごろ・・・
ちなみにこの近くは「木部のトマト」と言われるほどのトマトの名産地がある。

Dsc04605
彩りともに風味を加えるピーマン・・・

Dsc04608
そしてオニオン。これはもはやラーメンではない。パスタinスープであろう。
ラーメンの概念を覆す料理・・・

Dsc04609
と、なればスープが主役。しっかり堪能、完食である。

御勘定がてら、わいていた疑問を店主に聞いてみた・・・
何と!店主は高崎の名店清華軒の二代目であった。

老舗の中華料理店の二代目がなぜこんな創作を・・・それとともに、こんな下地があってこそのこのラーメンだと思った。文句ない味はさすが!

こうなると他のメニューも大いに気になる自分であった。

Dsc04594
Dsc04592
Dsc04612
らぁめん清華

群馬県高崎市根小屋町491(地図)

TEL 不明

営業時間 11:30~15:00 17:30~21:00

定休日 水曜日

席数 カウンター8席

喫煙 不可

駐車場 あり(店前3台位 予備駐車場2台)

交通アクセス 県道30号「寺尾藤岡線」を高崎から藤岡方面へ走行「根小屋町」信号越えて約200m先右手。

2011年2月20日 (日)

上原食堂@群馬県神流町

日本中から「陸の孤島」と言われる群馬・・・その群馬県人からも「群馬最果ての地」と言われるこの界隈・・・
「恐竜の里」へ向かう道沿いにその店はひっそりと佇む。

Dsc04514
何と言っても看板の「手打ち」の文字がラヲタの心をくすぐるではないか?

Dsc04516
開店間もなく入店、先客なし。暖かいストーブとおばちゃんが迎えてくれた。

Dsc04521_2
典型的な近所の食堂の佇まいである。

Dsc04525 
Dsc04526_2
安めの値段設定がうれしい。チャーシューメン600円は破格、これをオーダーした。奥から男性が登場。おばちゃんよりかなり年下に見えた。息子さんか?

Dsc04523
オカモチは名前が入る。まだまだこちらは「出前」が多いと思われる。
店内に漂う煮干の香り・・・おおいに期待した。8分後着丼である。

Dsc04530
チャーシューメン 600円

もやしが載るのは小田原ラーメンか?
いやいや、こちらはそんな物は意識しないと思う。

Dsc04531
オーソドックスな澄んだ琥珀色のスープ。まさに日本人がイメージする「ラーメン」である。

Dsc04535
し・か・し・・・・
「時代遅れの終わったラーメン」とラヲタが馬鹿にするラーメンではない。
鶏ガラ感いっぱい。煮干感いっぱいの芳醇な味わい・・・そして最近のラーメンのようにくそまずさを油でごまかさない正直な味である。

Dsc04542
麺は中太平打ちの縮れ麺。結構しっかりした小麦の風味と甘みを感じる麺、幅の広いのや狭いのもいろいろありで楽しい。これぞ手打ちの醍醐味。
使用している小麦粉は中華麺用ではなく、どちらかと言えば「地粉うどん」に使われるものであった。それがこの素朴な味を醸し出す・・・

意地悪く「ここは遠くて製麺所が配達してくれないから仕方なく自家製麺?」と聞いたら・・・
「祖父の時代から自家製麺です。麺は自分で打つのが当たり前、製麺所から仕入れると言う考えは無かったんでしょう」と・・・Orz 昔は「自家製麺」が当たり前だった・・・

Dsc04540
チャーシューは巻きバラ。中華屋の技法でダシを取る材料。しかし・・・
ダシガラながら味付けは薄め。噛み締めるとしっかり肉のうまみがにじみ出た。
これが4枚・・・デフォのラーメンに+100円は大いにうれしい。

正直、こんな場末で期待していなかった。話の種だったこちら。
しかしド当たり、隠れた名店であろう。こんな店はみんなに知ってもらいたい。

ネットやTVの話題店に負けない味だと思う。

Dsc04543
こちらの店主は創業から数えて三代目。頑なに先代の教えを守ったラーメン・・・
その教えがいかに正しかったか?それはこちらが長年多くの人に愛されているのを見てもわかる。

Dsc04555
神流川上流の清楚な水に育まれる山女や岩魚のように汚れなき味であった。

Dsc04517
高崎から1時間以上・・・渓流解禁になったらもう一度行ってみようか?

Dsc04545

上原食堂

群馬県多野郡神流町万場37(地図)

TEL 0274-57-2613

営業時間 11:00~19:00

定休日 日曜日

席数 カウンター6席 テーブル2卓

喫煙 可

駐車場 不明(ただし店のすぐ近くに町営駐車場(無料?)あり)

交通アクセス 国道462号「十石峠街道」を藤岡から神流町方面走行。神流町に入り約6km。一つ目(万場小学校入り口)の信号手前左手。

2011年2月19日 (土)

豚と豚の 五里@群馬県藤岡市

3年前、忽然と姿を消した超濃厚スープで話題だった麺屋 五里・・・多くのファンがその後を心配していた。
しかし年明け頃「藤岡で五里の看板を見た」との情報が走る・・・
国道254号沿いにその店は佇む。

Dsc04474
自分も何度も前を通った。しかしながらも一向に開店しなかった。
理由は店主の体調不良・・・

ようやく2月17日に開店したとの情報が・・・
当面は夜営業のみとの事。到着は開店時間直後の6時15分位。
前を走っていた車もこちらへ・・・一緒に入店する。
はたして「ド豚骨ラーメン」とは?

Dsc04478
食券制。まだメニューはラーメン一本。トッピングでヴァリェーションを増やしている。
つけめんは後日になると言う。
店主「本日は大盛りサービスになりますが?」と・・・麺量を確認すると220gとの事。
それでお願い、ラーメンのボタンを押す。

Dsc04479_2
以前の高崎の店とは違い明るい店内。テーブル、小上がりもありくつろげる。
浄水器の下にはこんなものが・・・

Dsc04497
手動の製麺機。
そいえば藤岡の祖母がこの手の製麺機でうどんを作ってくれたっけな。
小麦の産地・群馬の農家では自家栽培の小麦でうどんを打つのは当たり前だった。

Dsc04480
店主からのおいしい食べ方指南が書いてある。
以前は豚骨魚介スープであったが今回は豚骨一本、そしてマー油(焦がしニンニク油)もかかる新たなトライ。

Dsc04481_2
Dsc04483_2
あまり悪く言いたくはないが・・・スープの不出来で休業してしまうほどくそまじめな店主。
臨時休業に出くわさないようにメルマガ登録しておこう。

Dsc04482
背中の文字が誇らしげな店主。元気で調理中。
丁寧な計量でカエシを丼に注ぐ。ダシは手鍋で温め直すやりかた。かき回すお玉からしたたるダシはダシと言うよりシチュー・・・・・・そして着丼。

Dsc04490
これがド豚骨ラーメン・・・浮いた泡がその濃度を物語る。
Dsc04491
クリーミーな濃厚さは以前どおり。しかし以前はラードのアシストもあったようだが今回は・・・

Dsc04489
コラーゲンたっぷりの「ドリップ豚骨スープ」だそうだ。これが「ド豚骨」の由来だろうか?
美容にもよさそうである。ヘビーであるが胃にもたれない。

Dsc04492
ただ煮込んだだけでこの濃度になるのだろうか?
豚骨を骨髄ごと挽いて粉にしたものをダシで固めに溶いた感じは髄粉臭さ、モツ臭さもほんのり・・・モツご飯はその副産物か?さらりとした粉っぽい舌触りを感じる。
そしてクリーミー・・・
しかしコラーゲンでボヤケることなくまったりしたうまみはストレートに伝わる。

Dsc04494
太め平打ち麺はその濃厚なスープを纏って動じないしっかりした麺。
もっちり、そして強靭な麺は国内産小麦が原料か?いい組み合わせ。
豚、醤油、麦のうまさの三重奏。つけめんの汁と麺を一緒の丼に入れた感じである。

Dsc04495
チャーシューは大きなバラが2枚。脂と赤身のバランスはいい。
表面はカエシに漬けられ、そして炙られるのであろう。香ばしい。しかし中心部は肉のうまみを残し噛み締めるとそれが滲み出す。

Dsc04496
向かって左に垂らされたマー油。店主の指南のとおり途中から混ぜ始める。
さわやかな香ばしさが口から鼻腔へ抜ける・・・これも計算済か?
マー油依存の店はあるがマー油がアクセントの店は始めて。大いなる進化。

Dsc04498_2
卓上のタレを頂いてみる。甘辛しょっぱクドウマー・・・
最近油そばがマイブーム。これで油そばを・・・は贅沢だろうか?

以前とは趣きを異にしたこちらであるが問答無用の超濃厚スープは健在である。
かつて群馬のラー本に載った際、こちらは独学であのスープを作り出したとあった。
素人ゆえ、既成概念にとらわれない自由な発想が作り出した芸術。

完全復活。安堵せよかつてのファンよ。五里は健在なり。

Dsc04477
開店当初ゆえ一日30杯限定とのうわさも聞く。開店を狙ってに訪問されたし。

Dsc04500
豚と豚の五里

群馬県藤岡市藤岡2170-1(地図)

TEL 不明

営業時間 18:00~22:00(ただし開店当初は一日30杯限定)

定休日 不明

席数 カウンター3席 テーブル1卓(二人がけ) 小上がり3卓

喫煙 不明

駐車場 あり(広いです)

交通アクセス 前橋長瀞線バイパスを高崎から埼玉方面走行。突き当たり「上大塚」信号左折。二つ目のローソンのある信号手前左手。

2011年2月13日 (日)

油濱 春日部店@埼玉県春日部市

その店は春日部駅付近に佇む。

Dsc04405
最近は油そばがマイブーム。
油そばとは?茹で上がりの麺をひたひたの油っぽいタレ絡めて食べるラーメンである。
日本と同じ「人類=麺類」のイタリアでも茹で上がりのパスタを調味料とオイルを絡て食べるのが日常的らしい。麺のおいしさを最大限に楽しむ食べ方だろう。
Dsc04390_3
埼玉のラー本では18時からということになっていた。とりあえず場所確認・・・と思ったら
ノレンが出ていた。さらに「昼はじめました」の貼り紙も・・・
Dsc04393_3
店前にメニューが貼ってあるのはいい傾向だ。最近のラーメン屋は入るまでどんなラーメンかわからない店が多い。入る前におおよその感じがわかるのはありがたい。
しかし到着時間は15時近い。ダメ元で中をのぞく。店主?に「いいですか?」と聞く。
「どうぞ」と快く迎えられた。先客は一名・・・

Dsc04394
お目当ては背脂が入る「コテソバ」。しかし「コテソバは終わっちゃいまして・・・」と・・・Orz
そんなわけで次回の宿題。基本と思われる醤油(並)のボタンをポチる。
Dsc04395
なかなかシックでお洒落な内装。BGMは舶来のムード歌謡・・・
穏やかな物腰の店主で心休まる空間である。
店内には心なしか炭の焼ける臭い・・・

Dsc04392_2
まだまだラーメンとしてはマイナーな油そば・・・その食べ方指南が書いてある。

オペを観察。タレと油を投入。そこに深ザルから麺を投入・・・
煙の上がる調理器からチャーシューを乗せる・・・数々のトッピングの後、着丼であった。

Dsc04397
ちょっと暗めな店内。黒い器に黄色い麺や緑の薬味、鮮やかなるとの「の」の字が映える。
自分は丼と女性の下着は白が一番美しさを引き立てると思っていたが・・・
黒ビキニが似合う山本梓のように「黒も悪くない」と思い始めている。

Dsc04399
細かな焦がしネギも見えた。香ばしさを演出する格好の小技がニクイ。

Dsc04400
ぐるっとかき回すとふわっと立ち昇る甘い香り・・・
それはまるで照焼きの香り、またはうなぎの蒲焼の甘い香りである。
まさに「秘伝のタレ」の味わいであった。
麺は中太、加水率の高い力強い弾きを持つプルプル。「主役は麺」と言わんばかり。
そう、ラーメンはスープが主役だが油そばは麺を味わうのだ。
まとわりついた油と相まってすすり心地は快感・・・
もっともカウンターに油を撒き散らすウエットサンプ、口の周りは油だらけ・・・

Dsc04398
炭火で炙られたチャーシュー。脂部分が焦げてジュクジュクと泡を立てる・・・
肉自体のタンパク質と染み込んだカエシが焦げる香ばしい臭いがたまらない。

トッピングのキザミ海苔や青ネギ、焦がしネギが、ともすれば一本調子になりがちなこのラーメンを飽きさせない。

せっかくなのでスリゴマ投入・・・

Dsc04403
香ばしい香りと味。また無心に麺を啜る・・・

麺量はラー本では200gとの事であったが前食があのラーメン二郎大宮店であったにもかかわらずあっという間に完食であった。これは食べやすいという事であろう。タレと麺だけのシンプルな「手抜」に好感・・・
この分だと「コテソバ」に大いに期待が持てた。次回訪店が楽しみである。
Dsc04391
本店は埼玉県狭山市・・・自分の家からは同じような距離。次回は本店か?

Dsc04389
油濱 春日部店

埼玉県春日部市中央4丁目8-9(地図)

TEL 048-752-7878

営業時間 11:30~14:30 18:00~26:00 日曜日18:00~24:00

定休日 月曜日

席数 カウンター10席

喫煙 不可

駐車場 あり(店前3台)

交通アクセス 国道16号を川越から柏方面へ走行。春日部駅に向かう「増富(北)」信号右折。「大沼一丁目」信号を超えて左にENEOS、右に地方庁舎のある路地を斜めに左折、一つ目の一時停止の交差点の向こう左手。

2011年2月12日 (土)

ラーメン二郎 大宮店@埼玉県さいたま市

最近の町村合併や新しい市町村名はややこしい・・・
かつては大宮市と呼ばれたこの界隈は埼玉の一大都市である。

JR大宮駅近くの南銀座、「南銀」と呼ばれる繁華街にその店は佇む。

Dsc04365
当日は小雪が降っていたがカネシ中毒患者にはそんな物はお構いなし。

Dsc04369
11時40分頃到着。当然満席、待ちは10人ほど・・・ジョイントする。

Dsc04375   
食券は積極的に買っておこう。
中の店員から外待ち5人くらいの人に「食券見せて下さ~い」と提示を求められる。
食券を買ってから行列にジョイントする人も多い。

Dsc04377_2
「ラーメン」の食券購入。プラ製がうれしい。カウンターに置いたときの音が違う。
大方の二郎では「少なめ」にしても値段は一緒だがミニラーメンが安い価格で提供されるのはいいことだと思う。
普通のラーメンも600円台に抑えられているのがうれしい。

Dsc04372
15分ほど待って入店。狭い!

Dsc04379
食べている人の後ろを通って席に着くにも難儀する。二郎の中で一番狭いんじゃないだろうか?しかし客は気にしない。

Dsc04380
店員は男性二人。以前は女性店員を見たこともあった。
客は若い人が多いが自分位のおっさんもちらほら・・・
そして女に縁のないジロリアンが嫉妬するアベックも・・・

オペは5~6杯が1ロット。手際のよさや客の食べ方を見切る術はこちら大したもの。
以前来た時は着席前に自分のラーメンを作っていたようで「おいおい、まだ席に着いてないのに大丈夫かよ」と思ったが・・・提供直前に席が空いた。この見切りはすごい。
平ザルで麺上げ、そして丼に投入。その上からスープをかけ足していた。

Dsc04374
一応無料トッピングが貼られているが・・・
多くの客はそんなもの見なくても心得ているであろう。
しかしコールは店によって違う。丁寧に決まり文句「ニンニク入れますか?」と言ってくれる店は少ないのだ。
自分の前客に注意。その人への店員の動きに注意すること。そして・・・
店員の視線に注意。自分の方を見て「ラーメンの方・・・」これがコールである。

ニンニク・アブラでお願いする。
あらかじめベースの麺・ヤサイ・ぶたを作っておきコールで足してゆく・・・
着丼がこちらである。

Dsc04381
二郎としては異形であろう不透明な乳化スープである。青いキャベツはインスパイアには見られない鮮やかさ。
モヤシとキャベツの比率は8:2くらいであろうか?結構パリッとした固めの茹で具合。
もちろんバラツキはあると思う。

Dsc04382
乳化した油が細かい粒子となってカスミのごとくたなびく。油層は見えない。
粘度も低いコラーゲン少な目のライトスープ。加えてカネシは尖らず第一印象は「薄い」であった。今回は味薄め指定なしの自分でもそう思ったくらいマイルドな味である。

Dsc04384
麺は二郎標準のオーション使用の極太平打ち自家製麺。揉みが加えられウェーブがかかる。
しかし箸で持ち上げてダランと垂れ下がらない所がこの麺の茹で具合を示している。
固めで力強くしっかりした存在感がある。
低加水のガサガサした噛み応え。メッシュの粗いオーションならではのワイルドな舌触りはおおよそラーメンの常識からかけ離れた食感。鼻から息を抜くと固くて麦の粉っぽい香ばしさいっぱい。
加えて満腹感も持続しそう。まさに「ワシワシ食べる」感じである。

Dsc04385
ぶたはダシに煮られてうまみを出したダシガラ。直径6cm、厚みは7mmといったところか?
それが2枚。意外にしょっぱくなくて噛み締めるとぶたもうまみが滲み出す。

食べ進んでかき回しているうちにだんだん味が濃くなってくる。スープの醤油色が濃くなってくる・・・何の事はない、ダシとカエシが混ざり合っていなかったのだ。乳化スープではよくある事である。自分には丁度よかった・・・という事は世間標準では味薄め。某サイトで「カラメ推奨」の意味がわかった。

麺量はおおよそ250gくらいで二郎標準より2割がた少なめであろう。
自分のホームでは「もう一がんばり」というところで食べ終えた。
丼を持ってスープを一口飲む。家系のスープを思い出した。

おおよそ大人しめな二郎である。不特定多数の客が多い駅前という立地柄、二郎のクセを抑えたものであろうが賢明である。CPが高くて万人向き、そして「ちょっとだけ」癖になるラーメン・・・
そして意外にグルは少ないようですっきりした味であった。

Dsc04386_3
店内は一方通行、出口はこちら・・・

Dsc04370
Dsc04373
Dsc04367
ラーメン二郎 大宮店

埼玉県さいたま市大宮区下町1-25(地図)

TEL 不明

営業時間 11:00~14:00 17:00~22:00 日曜日11:00~15:00 17:00~22:00

定休日 火曜日 祝日

席数 カウンター11席

喫煙 不可

レンゲ なし

駐車場 なし(近くにコインパーキングたくさんあり)

メルマガ 00536538s@merumo.ne.jp

交通アクセス JR大宮駅東口下車。駅を背にして右手方面「南銀座」の繁華街の道を歩くと・・・

Dsc04363

こんな感じで看板と行列が見えます(^^)

2011年2月 6日 (日)

らーめん屋 いとう@埼玉県秩父市

どちらかと言えば埼玉でもローカルなイメージの秩父・・・
しかし驚くなかれ!なかなか侮れないラーメン屋があるのだ。

秩父のメインストリートの傍らにその店は佇む・・・

Dsc04267
店主はかつて東京・白山通り沿いで店を営んでいたと言う。
「東京豚骨」とか「環七ラーメン」と呼ばれる豚骨醤油背脂チャッチャのラーメンらしい。
自分の大好きなアブラーメンである。
12時ちょうど位に入店。先客は学生3人と家族連れ3人。

Dsc04269
食券制。
券売機はメニューの上に書いてある番号を押すタイプ。
「01」をプッシュ、カウンターの高台に置きしな「こってり」をコールする。

Dsc04270
お冷は麦茶。なんとなく得したような気がする。
秩父はおいしい水の産地、「道の駅ちちぶ」にもおいしい水が湧いており汲む人が行列している。おすすめ。

Dsc04271
店員は年配の男性一人と若い女性が一人。和やかな雰囲気である。

Dsc04272
手際よくラーメンを作る店主。前客のラーメンの後、やたらに長いチャッチャッチャッ・・・
自分のラーメンと確信する。
やがて「コッテリ」と目の前に丼が差し出された。

Dsc04274_2
かなりシンプルな姿。ちょこんともやしが乗る。

Dsc04275
ななかなかいいアブラっぷりではないか?
ちなみに秩父はアブラーメン屋がほかに2軒ある。聖地か?

Dsc04276
どろどろ~

レンゲに流れ込む背脂がたまらない。
九州豚骨ほどではないがなかなか豚臭い。加えてしっかりコクのあるカエシがいいバランスである。背脂がマイルドさをくわえている。
おそらく醤油にみりん、酒、生姜などを加えてチャーシューを煮詰めた煮汁であろう。塩気は尖らず溜まり醤油のような濃厚なうまみとほのかな甘みを感じる。

Dsc04277_2
麺は細めのわずかにウェーブする中華麺。
「ちょっと負けているのではないか?」と言う心配は無用。
低加水に加えて固めの茹で具合でカリポリした噛み応え。粉っぽい甘さが楽しめる。
そういえばしょっぱいので有名な覆麺 智もこんな麺だったと記憶している。
メリハリある組み合わせ。

Dsc04278
もやしやネギ、メンマとともに舌休めの役割を果たす卵は半熟・・・
濃厚なスープで味付けされる感じで濃厚な黄身のうまみを堪能できる。

Dsc04279_2
カエシに煮られたブロックのバラはゴリッとした噛み応え。
噛み締めるとカエシの甘みとともに赤身部分のうまみが滲み出る・・・

最近の上品な、どちらかと言えばつかみ所のないラーメンに比べてこちらはしっかり芯のある、ボディのしっかりしたラーメンである。問答無用、ガツンと来るわかりやすい味・・・

尚、デフォは醤油味だが後客は食券を出しがてら「塩で・・・」のコール。
加えて隣の若い人は自分のラーメンとは違うラー油が浮いた味噌のような感じ・・・

以前、季節で味噌味ができると聞いたが・・・ご存知の方は御教授願いたい。

Dsc04268
Dsc04281
らーめん屋 いとう

埼玉県秩父市中町3-16(地図)

TEL 0494-22-9800

営業時間 11:30〜14:00 17:00〜22:00 水曜日は14:00迄

定休日 無休(但し水曜日は昼のみ営業)

席数 カウンター9席

喫煙 不可

駐車場 あり(ベスト電器と共用30台)

交通アクセス 国道299号を群馬から秩父方面へ走行。秩父市街「本町」信号を直進、約300m先左手の「ベスト電器」敷地内。

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ