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2011年4月

2011年4月30日 (土)

笑楽@群馬県藤岡市

古きよき町並みを残す藤岡・・・
そのメインストリートから入った路地にその店はひっそりと佇む。

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よくある近所の中華屋の風情に心が和む。
おおよそ時間外れの1時半頃。のれんをくぐると店主とママさんがにこやかに出迎えてくれた。

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カウンターとテーブル2卓のこぢんまりした店内。先客なし。テーブル席に腰をかける。
ママさんにお冷とおしぼりを頂いた。

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メニューを拝見する。昔ながらの典型的なメニューだ。
キムチ風野菜ラーメンや炙りチャーシューメンなど興味を引くメニューもある。

メニューと並んでこんな額も・・・

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ラヲタなら知らない方はいないであろう。ラーメン党で知られる大真打・林家木久蔵(現・林屋木久扇)師匠と店主のツーショットである。
ママさんに「すごい人が来たんですね?」と聞くと「みかぼみらい館に来たとき、ウチの手打ちラーメンが食べたいと言われたんですよ」と、誇らしげにおっしゃった。

手打ち?
失礼ながらこちらに対して予備知識は全くなかった。市街を散策していた際、偶然見つけたわけだが・・・うれしい出会い。
実際、藤岡では手打ちラーメンの店は多く存在するようだ。

基本と思われる中華そばをお願いする。
麺をゆでるいい匂いが漂ってくる・・・6分ほどで着丼であった。

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中華そば 550円

なかなか濃い琥珀色のスープに力強さを感じる。

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結構油玉が多く浮く。

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色どおりに深い醤油のコクを感じる。しかし尖りは皆無。
適度なガラ感と煮干、かつお節等の和風お互いを尊重、見事にバランスしている。
そば、うどんの汁のような和風。しっかりしたボディを感じる。適度なコッテリ感を持つ。

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中太平打ち。おそらく揉みで入ると思われるウェーブ・・・
しっかりした噛み応えと小麦の風味が感じられる。おそらく加水率は低いであろう。
かなり力強い麺・・・受け止めるスープが強い理由もわかる。

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太いの細いのムラがあるのが手打ち麺の楽しみ。二郎麺より太いのもある。

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結構大きめなチャーシューがうれしい。これも二郎に匹敵する?
部位はロース。ダシを取るために煮られたそれはパサではなくしっとりした食感。
これが2枚乗る。ほのかに残る豚の味に濃い目のスープがマッチする。

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しゃっくりした食感のメンマはほのかに甘めのやさしい味。
けっしてでしゃばらないが・・・
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昆布やなるとと共に舌休めの役割を果たす。一杯を飽きずに食べさせる名脇役。

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食べ始めはうまい!しかし途中から飽きてきてスープを残してしまう事が多い最近流行のラーメンであるが・・・
こちらは始終おいしく、しかもスープまで完飲であった。
麺量は標準的な150gくらいであろうか?

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店名の「笑楽」・・・
おおよそ人を笑わせ楽しませる事にかけては、当代この人の右に出る者はいないと思われる名人落語家がこのラーメンを求めたのも頷ける。縁起かつぎ、そして何よりもラヲタとしての性分であろう。そしてその見識に間違いはなかった。

ふらりと入った店で思いがけない感動であった。
ラー本片手に食べ歩いていては絶対に出会えない感動であろう。
世のラヲタ諸君も、時にはラー本を捨てて自分の直感で食べてみてもよかろうと思う。

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車が当たり前の群馬だからか?狭い道沿いにありながらも駐車場完備はうれしい。

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笑楽

群馬県藤岡市藤岡342-33(地図)

TEL 0274-22-0998

営業時間 11:30~14:00 17:00~21:00

定休日 月曜日

席数 カウンター6席 テーブル2卓

喫煙 不明

駐車場 あり(店の隣に4~5台)

交通アクセス 国道254号を吉井から藤岡方面へ走行。「上大塚西」信号を直進、県道175号(旧254号)を市街地方面へ。「七丁目」信号過ぎて約200m先(3つ目の路地。角に「やまさ園」)の路地を左折すると・・・

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約50m先左手に、こんな感じで見えてきます(^^)

2011年4月18日 (月)

めでたいや@福島県会津若松市

この地方にはご当地ラーメンとして名高い「喜多方ラーメン」があるのはラヲタのみならず一般の人も多く知るところであろう。しかし会津ラーメンと言うものもあるらしい。

古い町並みを残す鶴ヶ城近くにその店は佇む・・・

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なかなか評判のいいらしいこちら。昼時に前を通った時には車が一杯であった。
ちょっと時間をはずして1時半頃再訪、しかしまだ多くの車が止まっていた。

入店・・・なかなかにぎやかである。

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中はかなり広い。二階席もある模様。家族連れも多くまだお客さんが一杯だ。
従業員も多く活気のある店内である。

メニュー拝見。ラーメン以外にもかなりメニュー品目が多い。
マニアックなラーメンでなくワイドヴァリェーション。
誰が行っても、誰と行っても安心して食事できそうである。

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一般的と思われるしょうゆ中華そばは550円と決して高くないと思う。
そんな中でこんな文字発見!

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こういう文字を見て「うおっ」と感動する自分・・・
お冷を持ってきてくれた会津美人に「しょうゆ中華そばをつぶつぶで・・・アブラ多めって出来ますか?」と・・・

素朴感いっぱいのみちのくに来てまで・・・Orz

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しかししっかり対応して頂いた。
この客入りからかなり待たされるであろうと予測したが・・・
大所帯のこちら、客さばきはいいようだ。7分後に着丼であった。

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中華そば 550円+つぶつぶ中華(多め) 50円

なかなかのアブラっぷりに感動する。最近ラーショも御無沙汰である。

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おそらく丁寧な処理をされているのであろう。
臭みや濁りが感じられない、そして重みもなく風味のいい「つぶつぶ」である。

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まずレンゲでレンゲに分厚い脂の層を割る。そこに黄金のスープが見える。
意外に澄んだスープは口に含むと軽快な煮干の香り、そして甘さがストレートに感じる。組み合わされた醤油はダシの旨みをサポートする。しかしあるべき醤油の尖った塩気は感じられず甘辛のバランスがいい。
わかりやすい味でだれもが「うまい」と感じるであろう。
背脂がまったり感を醸し出す。
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中太で手もみされたようなヨレのある麺は白っぽく粉感いっぱい。
喜多方ラーメンとは違い加水率は低いかもしれない。モチモチ感はないが、その分しっかりした噛み応えと麦の風味を楽しめると思う。

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チャーシューは小ぶりのバラが二枚。
醤油の染みこんだ赤身とアブラの甘みがいい感じである。

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細く切られたメンマは味付けほどほど。コリコリした歯ざわりがいい。

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よくある「の」の字ではなく「寿」と読めるなるとは貴重である。
今回の震災にあたり、心中は複雑であったが・・・
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わずかに浅めの味付けであろうか?カラメボトル?がある。お好みで・・・

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かなり「ファミレス」の要素が見られる。それはいいことであろう。客は笑顔いっぱいである。

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ご飯物、セットメニュー、ランチメニューも豊富である。
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壁に貼られたこんなメニューを見てもマニアックでない、一般客に満足してもらいたい姿勢の表れであろう。

正直、これが会津ラーメンの王道であるかどうかはわからない。
しかし人情味の厚い会津のラーメン。もてなしの心いっぱい。大いにお勧めである。

店の外にはこんなノボリもあった。

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今回の地震は会津にもその爪痕を残した。街にはこんな貼り紙も多く見る。

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鶴ヶ城もこんな被害を受けた・・・

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本来なら天守への入口である正面入口や石垣の一部を損壊した。

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そして・・・ちょうど400年前にも地震により被害があったことが城内の展示でわかる。

しかしながら日本の歴史は「逆境を克服する」歴史であったかと思う。
過去の壊滅的打撃から何度も立ち上がっている日本。今回の未曾有の国難にも必ず勝てると自分は信じている。

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めでたいや

福島県会津若松市千石町3-1(地図)

TEL 0242-33-0288 

営業時間 11:00-21:00 (日祝祭11:00-20:00)

定休日 月曜日(祝祭日の場合翌日)

席数 140席

喫煙 可

駐車場 40台(店近くに第二駐車場もあります)

ホームページ http://www.medetaiya.co.jp/medetaiya/tennai/index.html

交通アクセス 国道49号線を郡山から会津方面へ走行。「郷ノ原」信号左折、県道64号を南下。約2,800m先の県道325号と交差する信号を「会津市街」へ右折。約10m右手。

2011年4月16日 (土)

すみれ食堂@福島県会津若松市

わが国ばかりか世界全土を震撼させた東北関東大震災・・・
福島第一原発からわずか40kmのところに住む大学時代の友を見舞った。

その道すがら、自分の心のふるさと会津に訪れた。

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かつての鶴ヶ城の瓦は鉄分を多く含んだ釉薬を用い赤かったと言う・・・
以前は普通の瓦だったが平成22年の大修理で昔通りの赤瓦に葺き替えられた。
その店は城近くの古い町並みの一角に佇む。

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会津と言えばソースカツ丼であろうが・・・もちろんこちらのソースカツ丼も自慢の一品らしい。
しかし会津は味噌や酒などの醸造食品も有名である。「自慢」と書いてあるミソラーメンを試したくなった。

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典型的な食堂・中華屋で自分の大好きな雰囲気である。
丁度12時頃。先客は3人連れの若い方であった。丁度配膳されたのが自慢のソースカツ丼・・・
あまりのカツのボリュームにフタが閉まらず半開き。先客が驚嘆の声を上げ、記念撮影をしているのが見えた。

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メニュー拝見。メニューもワイドヴァリェーション。
お茶を持ってきてくれたおじちゃんにみそタンメンをお願いする。

後客三人。皆ソースカツ丼のオーダーだった。今や会津の人のソウルフードだろうか?
白虎隊がソースカツ丼を食べていたら戊辰戦争に勝っていた?

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ちょっと時間がかかってラーメン到着。すりばち風の丼がいい感じである。

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特製みそタンメン 650円

タンメンは「湯麺」と書き塩味が一般的である。普通はこれはタンメンと言わず「みそ野菜ラーメン」とでも表記するであろうが・・・細かいことは気にしない。

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細かな油の玉が散りばめられた宝石のように輝く。意外に濁りなく澄んだスープ。

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調味料である味噌はライトで主張せず。インパクトはないがダシ感、野菜の旨みがスープに溶け出し融合、バランスがいい。わずかに赤い(辛い)物も見え細かいチューニングがなされる。しかし化調は控えめに思える。

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具沢山のこれから麺を引っ張り出すには苦労する。
中太縮れはムチムチシコシコの腰のある麺。加えて立ち昇るかん水臭が心を和ませる。

これだよ!この香りこそがラーメンだよ!

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スープで煮られてほんのり味の付いたカラフルな野菜が目映い。
甘み一杯、シャキシャキのいい茹で具合。
この具とスープの一体感がタンメンの醍醐味。バサバサ掻っ込む。

え?野菜は福島産かも知れないから危険?誰だよそんなことを言う奴は?
この生命感あふれる野菜が不健康だって?そんなのは風評被害、気にする方が心の不健康だと思う。

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素材感一杯なれど・・・いまいち物足りないのは最近の食事によるものだろうか?
卓上にある調味料で補ってみる。やはり味噌にはラー油かけ回しが似合う。

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わずかに物足りない味が欲求をそそる。レンゲで丼の底をかき回し続ける。気が付けば完食であった・・・

おおよそみちのくの地で頂くにふさわしい素朴な一杯であった。
そしてうれしいことにこの界隈にはこんなお店がまだまだ沢山存在すると思う。
ソースカツ丼のノボリに隠れて、こんな珠玉のラーメンがあなたを待っているかもしれない・・・

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駐車場は道の反対側。描かれた車の絵が自分の車と同じベンツW126であることに苦笑・・・

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すみれ食堂

福島県会津若松市城前9-53(地図)

TEL 0247-27-7027

営業時間 11:00~14:00 17:00~20:00

定休日 不明

席数 テーブル2卓 小上がり4卓

喫煙 不明

駐車場 あり(2台)

交通アクセス 国道118号線を栃木から会津若松方面へ走行。鶴ヶ城を右手に見た「税務署入口」とある信号右折。二つ目の信号を超えて約350m先左手。

2011年4月10日 (日)

麺処 MAZERU@東京都千代田区

店名の「MAZERU」はおそらく「混ぜる」から来ているのであろう。
2011年2月21日オープン。まぜそば(油そば、汁無し)専門店である。

秋葉原の雑居ビルの中にその店は佇む・・・

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夜の部は17:30から。
実は結構探してしまった。開店時間から10分ほど遅れて到着。
何と!店内いっぱいで外待ちとなった。なかなか話題店のようだ。おそれいりましたOrz
カウンターのみの小さなお店・・・

店の外には特に看板はなくラミネートされた黄色い貼り紙があるのみである。

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店外に貼られるメニュー拝見。
基本の「まぜそば(塩)」に肉(チャーシュー)トッピングと大盛りのみのシンプルなメニュー構成である。しかし醤油味も最近登場したらしい。

どこかで見た「ニンニク入れます?」のコール。
見ればヤサイ、ニンニク、アブラ・・・そしてチーズが無料トッピングである。
カラメも対応・・・どこかのお店インスパイアか?

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「ガッツリナビ」というラー本に掲載されたそうな・・・東京にはこんなラー本がたくさんある。
自分もコンビニに寄った際「ラーメン二郎行脚マップ」の付いたラー本を見かけたが・・・

これによると店主は異業種の人だったがラーメン屋に転職。ラーメン二郎に傾倒してこちらを開店したのだとか?「二郎油そばインスパイア」か?

店前で待つことしばし・・・美人ママさん(ホントだぞ)が注文取り。食券制ではない。
まぜそば。そしてニンニク・アブラ・チーズでお願いする。

前の客と入れ替わるように着席した。

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間口二間、奥行き1間の狭いお店には多くの食材が並べられる。黄色いかごには麺が見える。奥で男性(店主?)がかいがいしくラーメンを作る。
着席から5分で着丼であった。

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塩まぜそば(ニンニク・アブラ・チーズ) 700円

そっけないシンプルな姿はまさに二郎の油そば(食べたことないが)であろう。
ママさんの「黄身がちょっと動いてしまいました」の言葉。本来は真ん中に位置するのであろう。アブラのせいで滑り落ちてしまった・・・味に関係ないので気にしない。

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まぜそばに玉子の黄身は必須であると思う。
タレの塩、醤油の尖りをマイルドにする働きを持つ。

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シンプルでケレン味のない程よい塩味のタレに少しばかり日本人の好みの味、魚粉が振り掛かる・・・
ふんわりと香りと旨みが広がる。しかしあくまでもアシスト、支配的ではない。

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無料のチーズトッピングは珍しい、かつうれしい。
まぜそばはイタリアンに通じると思う。アブラとともにマッタリ感いっぱい。

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麺は結構しっかりした物。硬めでプルプル。縮れの食感も楽しめる。
本来、油そばは麺のうまさを楽しむもの。その意味では「麺を楽しむ」快感を味わった。

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全体をぐるっとかき回してまぜる。
融合したまったりしたタレがヤサイと麺に絡む・・・
麺のうれしい食感とカルボナーラ風味に思わず口の中がパラダイス・・・

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ぶたは巻きバラ。
ダシに煮られた物を醤油で味付けしたものはこのメニューで唯一、醤油の甘い香りを感じさせてくれた。まぜるとバラバラになって融合する。
塩味のこのメニューにあってこのインパクトがよかった。

そして味変えの手段もあり。卓上にはいろいろ調味料が並ぶ。
ラー油、胡椒、一味とうがらし・・・

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そこでラー油、胡椒などをふりかける。いいアクセントになって食が進む。
無心に麺をすすりこむ・・・秀逸なタレにアシストされた麺のうまさを存分に楽しんだ。
全体のバランスはかなり完成されている。

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おなじみの二郎ルール・・・
結構忙しそうなこちら。ぜひ協力してやってほしい。

けっこうあれこれ味を変えながら食べてしまった。麺量は200gと聞くがその日の昼があの爆盛りのラーメン二郎神田神保町店であるにもかかわらず完食であった。
いかにこちらが食べやすいか?の証明である。

まぜそば・・・それを専門にするには度胸がいると思われる。
おそらく飲み客が多いと思われるこの界隈。〆の一杯を求める客が多いと思う。
正直、飲み客は〆に汁を求めると思う。お茶漬けは飲み客の人気商品。
前客も丼を持って「ありもしない」スープ(タレ)を飲んでいたのが見えた。物足りないのか?やはりラーメンは「汁をぐぐ~っと飲む」のが〆ではないかとも思う。

〆に「スープ割りを」求めるのは贅沢であろうか・・・

ともあれ新しいお店。これからいろいろ考えたメニューが増えるであろう。
今後に大いに期待したいお店である。
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場所はわかりづらい。それでも後客は次々にやってくる・・・

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麺処 MAZERU

東京都千代田区神田佐久間町1-14(地図)

TEL 不明

営業時間 11:30~15:00 17:30~22:00

定休日 日曜日 祝日

席数 カウンター8席

喫煙 不可

駐車場 なし

交通アクセス JR秋葉原駅「中央改札口」下車。右手に進み横断歩道を渡り右手に進む。ガードをくぐり突き当たりの信号を左折。2軒目の電気屋の先に・・・

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こんな立て看板が見えます。左を見ると・・・

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ビルの入り口が見えます。この扉を開けて中に入ると・・・

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こんな感じの通路の奥の右手にお店があります(^^)

ラーメン二郎 神田神保町店@東京都千代田区

お金のない食べ盛りの若い人。特に大学の体育会系の人に「安い・盛り多い」と大人気のラーメン二郎・・・こちらはその中でも1,2を争う盛りのよさ。
近くには専修大学、明治大学がありそちらの常連さんも多いと思う。

靖国通りの一本裏道沿いにその店は佇む。

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自分はよく靖国神社へ参拝に出かける。そこから散歩がてら秋葉原方面へ歩く。
以前一度頂いたことがある。しかし前日地元の二郎系で食べたので「二日続けて二郎なんて食えるかよ。今日はスルー」と開店1時間前から並ぶ人を鼻で笑って通りすぎたが・・・
二郎の神が自分の薄くなった後ろ髪を引いた。取って返して行列に並んだ。

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今日は小雨。10時30分で8番目である。
以前自分は「麺少なめ」で頼んだ。しかし修行は積んだ。今回はデフォで行こうと思うがここは盛りのよさが有名・・・
隣の人に「ここは多いんですか?」と聞いてみる。「多いですよ?」とそっけない返事。
比較のために「三田で食べたことありますか?三田に比べてどうですか?」と聞くと・・・
「三田と同じくらいじゃないですかね?」との事。
麺量は300gと合点、何とかいけるだろう。

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歩道に張られたプラチェーン。
こちらの行列は開店時間には靖国通りにまで達する。お店は一般歩行者の邪魔、近隣の建物の出入口を塞がないよう配慮している。協力しよう。
店からはあの「二郎の匂い」が漂ってくる・・・

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11時をわずかに回ったところで行列が動き出す。一人一人客が店に吸い込まれてゆく。
店内には券売機のほかに飲料の販売機もあり狭い。
デフォのラーメン650円はおおいに安い。大盛+50円はうれしい。直系ならではだと思う。
セルフの水を持って着席する。

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店員は男性1名女性1名。若い人である。
赤い内装は昔ながらのラーメン屋。二郎によくある感じである。
5杯1ロット。丁寧に加減してグル投入、カエシ投入である。そしてダシを注ぐ。
そして茹で上がった麺を、丼に投入しやすいように変形させた平ざるで投入・・・
丼いっぱいに麺が入る感じである。

そしてコールタイム・・・
二郎の決まり文句「ニンニク入れますか?」は実は多くの二郎では言ってくれない。
自分の前の客に丼を出ししな「ラーメンの方・・・」と視線を送ってくるだけだ。
どこの二郎でも自分のロットと店主の視線に注意を払おう。

「全マシ(フルトッピング)」コールも多い。自分は「ニンニク・アブラでお願いします」と返す。
まず麺の上にぶたを置き、ヤサイを乗せる。そのスソにニンニクを置きアブラを掛ける。
着丼がこちらである。

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ラーメン(ニンニク・アブラ) 650円

わざとらしく盛り上げず盛られたキャベツのパステルカラーが春を感じさせる。
下手なインスパイアの「モヤシラーメン」とは趣を異にする。
モヤシとキャベツは7:3くらいであろうか?しんなりした茹で具合。キャベツが甘い。
ぐるっとかき回す。アブラとカネシがヤサイにまとわり付く。立ち上るニンンクの風味・・・

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厚い液体アブラの層の奥に澄んだ琥珀色のスープが潜む二重構造。
カネシのキレとアブラのマッタリのコントラストが楽しめた。都内の二郎でよくある姿。
グルのうまみより意外に豚の旨みを感じた。醤油の尖りは控えめ。専用醤油のおかげか?ちなみにカネシ醤油でも「ラーメン二郎専用醤油」は本醸造ではなくて混合と表記される。
インスパイアでは感じられないやさしい丸い味。

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アブラっぽい二郎ではうまくつかめないエコ箸は自分は反対である。
二郎とすれば細めだろうか?しかしモチモチ感あり硬めに感じた。腹持ちもいいだろう。
そしていくら食べても減らない・・・神保二郎恐るべし。

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この艶かしい感じがたまらないアブラ・・・醤油が立ったこちらのスープにマッチする。
おおいにお勧めである。

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大きなアブラ部分を残したぶたがうれしい。
ダシに煮られた物だろうがプルプルした弾力があるホロトロ、それにカエシで浅く味付け・・・
これが2枚。神ぶたであった。

おそらく麺量は300gをオーバーしているのではないか?いい加減食べたつもりでもまだ一杯分以上丼に残っている感じである。
隣の人の、自分より食べ進んでいるを見てはホゾを噛む。ロット乱しをしてはいけないと
無理やり口に押し込む。胃が飲み込まず食い止まりで箸が止まる・・・
それでも麺を一本一本飲み込む・・・

同ロットが二人、食べ終わって席を立つ。別に早く食べる必要はないのだがあせりが出る・・・
何とか固形物を片付けスープを二口ほど飲んで丼とコップを高台に置き、まだ麺とヤサイが残る口で「ごちそうさま」と席を立った・・・やはり少食の自分にとって二郎は「格闘」である。そしてこちらの人気ぶりに納得した。また挑戦してみたい・・・

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ラーメン二郎 神田神保町店

東京都千代田区神田神保町2-4-11(地図)

TEL 不明

営業時間 月~金曜日11:00~15:00 18:00~21:00 土曜日11:00~15:00(麺切れ・スープ切れ終了)

定休日 日曜日 祝日

席数 カウンター10席

喫煙 不可

レンゲ なし

駐車場 なし

メルマガ 00280873s@merumo.ne.jp

交通アクセス 靖国通りを靖国神社から神田駿河台方面へ進み「専大前」信号を過ぎて一つ目の路地を左折。約20mの交差点左手。

2011年4月 6日 (水)

みみずく@埼玉県久喜市

「とら系」というのをご存知だろうか?
福島県白河市とら食堂を発祥とするラーメンの一系統である。自分は一度頂いたことがある。
白河から栃木県北部にかけて多く見る。しかし南関東では貴重なお店である。

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閑静な住宅街の細い道沿いにその店はひっそりと佇む。
おおよそラーメン屋らしくないイデタチは元がスナックだったらしい。

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店名の「みみずく」がお出迎え・・・

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扉、そしてその奥の「第二の扉」を開ける・・・
昼の部終了丁度の入店。中にはご夫婦らしいお店の方が・・・
「いいですか?」と聞くと「どうぞどうぞ」と温かく迎えてくれた。

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広々と余裕ある店内はカウンターはもちろんテーブル、小上がりもあり家族連れでも楽しめる。ウッド主体で落ちついた雰囲気。

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壁に貼られた手書きのメニューはシンプルかつ素朴。カレーライスやおにぎりがファミリー感いっぱい。近所の「ちょっとお食事」的な存在である。おにぎり100円は安い?

基本となる中華ラーメンをお願いした。
よく見たらチャーシューメンが750円。こちらを頼めばよかったと後悔・・・

連係プレーで小気味よいオペ。10分後に着丼であった。

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中華ラーメン 600円

一見、何の変哲もないシンプルな中華そばだが、これが紛うことなき「とら系」の姿である。
「とら食堂」とまったく同じ感じのレンゲである。

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濁りない深い琥珀色は福島のご当地ラーメンの雄・喜多方ラーメンを一際丁寧に作った感じに見える。

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大きな油玉が宝石のように輝く。
スープを一すすり・・・スープの熱に一瞬、味覚がスポイルされる。
「あれ?」と一瞬肩透かしを食ったような味わい・・・
気を取り直してもう一度、そしてもう一口・・・
鶏の風味と麹の風味が残る生醤油の風味が心を和ませる。

食べ進むほどにうまみが舌の上で重なり多重奏を奏でる。まるで無化調スープの味わいではないか?そういえば本家は無化調であった。どうやらこちらもそうらしい。

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朝5時起きして当日の麺を仕込むという自家製麺。
もっちり目な食感と平打ち細縮れによる造形ですすると「ぞぞぞぞ」という心地よい音が出る。
保存料などの余計な添加物が入らないので雑味はない。小麦の風味が鼻腔をくすぐる。

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チャーシューはダシを取るのに最適なモモあたりであろうか?
かつての庶民は肉に飢えていた。たとえダシガラでも珍重した。かみ締めるとにじみ出る肉の旨みを味わう・・・
縁が赤いのは食紅で色付けされた昔からの中華の技法である。

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このラーメンではメンマも存在感高し。
いい部分を選び、丁寧に塩を抜き味付け直された物。店主の食材に対する「いたわり」が感じられた。

それにしてもこのスープの出来はどうだ?
食べ進むほどに、スープが冷めるほどに旨みが増してくる・・・

普通、ラーメンを食べるとスープを残すものだが・・・こちらは完飲してしまった。

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確かに一口目は物足りなかった。しかし最後は未練がましく丼の底を掬い続けた。
これはスープが秀逸である証明だと思う。そしていつまでも舌に残る素材感・・・

自分は人気行列店へも行く。しかし多くは丼のスープを残されている。これは最後まで飲めない証明である。一口、二口目はうまくても最後には飽きるのであろう。

こちらのようにスープまで飲み干して食べ終われるラーメンこそバランスの取れたうまいラーメンではないだろうか?

ママさんも「最初の一口は首をかしげますが、皆さんスープを飲んでくれます」とうれしそう・・・
自信のスープ。作り手として、残さず食べてほしいと言うのが人情であろう。

お話では何と!ママさんは本家「とら食堂」の近い親戚だと言う。
それが縁で店主がとらへ弟子入り・・・正真正銘の「とら系」恐れ入りました・・・Orz

正直、食べ手を選ぶラーメンである。ラーメンをザザッと掻っ込む人には絶対にわからない味。・・・
しかしじっくりとラーメンを楽しめる時間と心に余裕がある人ならば必ずこちらのラーメンの真価が理解できるであろう。

そして、以前こちらのラーメンを食べて落胆した方にももう一度じっくり味わってみてもらいたい。大いにお勧めである。

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普通はとら食堂との関連を看板にするのだが・・・
かつてのスナックの知名度から、その名前、イメージを継続する。

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みみずく

埼玉県久喜市栗橋東2-10-27(地図)

TEL 

営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00

定休日 水曜日

席数 カウンター6席 テーブル1卓 小上がり2卓

喫煙 不明

駐車場 あり(店前3台)

交通アクセス 国道125号を埼玉から茨城方面へ走行。「旭町」信号左折、「栗橋駅」方面へ。一つ目の信号を過ぎて約150m先右手。

2011年4月 3日 (日)

山猫軒@埼玉県朝霞市

今朝、久々にラー友より「今日はどちらですか?」のメールあり。
ラー友はこのたびの東北関東大震災で自身のブログ更新を自粛していたが・・・

こちら「ラーメンマップ埼玉12」の表紙にもなったお店である。

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11時40分頃、近くのコインパに車を止めて店に向かう。
待ち人なし、やった!と思ったが・・・

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いきなり満員御礼・・・Orz
外にある席に座って空くのを待つ。その間に店外に貼られたメニューを見てオーダーを決める。

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ファーストロット?がぱらぱら退店。10分ほどしてママさんの声がけで入店。
誠実そうなママさん萌え・・・

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ふんわりとした和風な香りが漂う店内。ラー友に言わせれば「うどん屋の香り」だという。
日本人のほっとする香りである。

店主は夭折したみちのくの語りべ・宮沢賢治の大ファン、店名も作品にちなんだ物と聞く。
おそらく東北を愛すると思われる店主。今回の大震災も人ごとではあるまい。
心を傷めていると思われる。

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こんな貼り紙があった。
しかしこれは玉子の入手困難よりも「貴重な玉子を被災地に譲った」と思うのは考え過ぎであろうか?
自分は職業柄、東北の商材を多く扱うが東北ナンバーの車が来ると「大変だったでしょう」と頭を下げる。
ラー友共々ママさんにオーダーを告げる。10分後着丼である。

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中華そば(細麺) 650円

以前一度頂いたことがある。
以前は濃厚醤油と魚介ダシと思ったが・・・

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細かな魚粉が見える。甘い香りが立ち昇る・・・

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表面を熱いラードが覆う。かなり熱いので注意されたし。
自分の経験ではもちもちの木のスープを彷彿させる。ラー友は永福大勝軒の味とも言う。

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この主張の強いスープに負けないように「太麺」を選んだが正解。
力強い噛み応えのあるもっちりな食感は「硬い」のとは違う。
魚粉が麺に付着してマッチする。
わかりやすい鶏、豚、魚介のバランスのいい味わいながらもくどさや押し付けがましさは一切ない。このあたりは作り手のセンスか?

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チャーシューはバラロール。ダシに煮られて旨みを取られた後、カエシに漬けられた物であろう。さらにそれを一炙り・・・
本来は廃物利用だがやりかたによっては見事な一品になるいい見本。

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十分手間をかけたと思われるメンマ。おそらく乾燥戻しと推測。
味付けはカエシによるものだと思われる一体感がある。それでいてメンマの味を感じさせるチューニング・・・素材の一つ一つにこだわりを感じる。

以前より醤油の濃厚さが控えめになり魚介が前に出てきた感じであった。
しかし決して甘クド過ぎずわずかに控えめ、そのためスープ完飲してしまった・・・

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お勘定のときママさんに「一年前に食べた時よりおいしくなってますね」と声をかけてしまった。日々精進しているとのことであった。

二軒隣には超ビッグネームの店がある。
しかしこちらはそれに1歩も引けを取らない人気を誇る店であろうと思う。

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山猫軒

埼玉県朝霞市三原3-1-34(地図)

TEL 048-465-6852

営業時間 11:30~15:30(スープ切れ終了)

定休日 月曜日

席数 カウンター6席 テーブル4卓

喫煙 不可

駐車場 なし(近くにコインパーキングあり)

交通アクセス 県道112号線を志木より朝霞方面へ走行。「宮戸防犯パトロールステーション」信号右折。東武東上線の陸橋を渡り、歩道橋を超えたすぐ右手。

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