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2011年8月

2011年8月31日 (水)

たち川@埼玉県上里町

自分は「そばうどん屋のラーメンは侮れない」論者である。

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藤岡から本庄に向かう道沿いに佇む。

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何気なく通り過ぎようとしたところ、ラーメンのノボリが見えた。
一旦は通り過ぎた物の、ちょっと考えてUターン。

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11時ちょっとすぎに入店。典型的なそばうどん屋の店内。
先客ちらほら。後客ぞろぞろである。

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そばうどんは元より、丼物、ご飯物、一品物、セットメニューも多彩。

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ラーメンの構成はシンプル。何気にタンメンが気になるが・・・
お冷を持ってきてくれた女性にラーメンをお願いする。

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甘味もある。なかなか粋な事が書いてあると感心。
10分後、お盆に乗って着丼であった。

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ラーメン 500円

このスタイルに感動する方も多いのではないか?
店の雰囲気にドンピシャである。

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スープの色は濃い目。透明な油玉が光る。

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早速一口・・・見た目ほど醤油が尖らない。
ベースは鶏ガラだと思われる。しっかりしたダシ感がある。
カエシはおそらくそばうどんに使われているのと共通であろう。
醤油にみりん、酒などを加え、鰹節、昆布などでうまみを加えたと思われる。
コクがありほのかに甘い。わずかに生姜を感じる。

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おそらく自家製と思われる麺。
わずかに縮れる正方形断面の中太麺は加水率は高そうでもっちりシコシコな食感。ツヤでわかるように表面滑らか。啜り心地最高。

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肩辺りだと思われる、典型的な煮豚のチャーシュー。
赤身多く肉のうまみと弾力を楽しめる。ちょっと塩気高いがうまい。

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シャッキリな食感のメンマ。
塩気は薄く、竹の風味と甘み一杯。

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ナルトは、ラーメンがそばの一種であることを思い出させるアイテム。
これ一枚でラーメンの雰囲気がガラリ変わるから不思議だ。

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卓上には置かれず、ラーメンと一緒に届けられるコショウ。
正直、コショウが似合うラーメンであった。

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スープがうまい。麺がうまい。店の雰囲気がうまい・・・
完食・完飲であった。

よそにもそばうどん屋でありながらラーメンを提供、それが評判な店はたくさんある。
自分はその理由を食材の違い。ラーメンよりそばうどんの食材の方が高級な物を使っているからだと推測する。加えてダシ、カエシの技法・・・
さらに手打ちが多く、麺についてもプロ、自由に麺を作れると言う事・・・

無論、そばうどん屋でラーメン頼んで「やりやがったなコノヤロー」な店も多く頂いているが・・・こちらは大当たりであった。

汝、そばうどん屋のラーメンを侮るなかれ

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時間禁煙制。しかし食事時にタバコを吸ってはメシがまずくなると自分は思う。

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たち川

埼玉県児玉郡上里町三町864(地図)

TEL 0495-33-0869

営業時間 11:00~21:30

定休日 水曜日

席数 4人掛けテーブル3卓 2人掛けテーブル3卓 7人掛けテーブル1卓 小上がり4卓

喫煙 時間禁煙制(11:00~14:00)

駐車場 あり(20台)

交通アクセス 国道254号を藤岡から埼玉方面走行。神流川に掛かる「藤武橋」を渡り、橋のたもとの信号を左折、約3,500m。「三町」信号先約300m先左手。

2011年8月30日 (火)

麺処 ちゃ木 2@埼玉県ふじみ野市

群馬の人気ブロガーの記事に触発された。
二週続けての訪店である。

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東京に用事があり、その帰路であった。夜9時頃到着。
材料切れでないことを祈ったが・・・輝くノレンにホッと一息。

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ほんのり香る柔らかな煮干。
先客はアベック二組。後から若い男の三人連れ来店であった。

前回は塩。今回はブロガー氏の賞賛された醤油をお願いした。

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まず、丼にカエシ投入。ベースであろうダシを手鍋に取り、そこに粗めに砕かれた煮干を投入する。
頃合を見計らってスープを濾し器で濾す。最後の一滴が落ちるまでじっくり・・・この最後の一滴がうまいという。
しかしむやみに上から圧迫して搾り出さない。えぐ味が出るからだ。
続いて湯切り。前客のアベックの分と一緒のロット。
深ザルを三つ一緒に持ってちゃっちゃっ・・・タメを作ってもう一回「ちゃっ」。

先客が頼んだ味玉を切るのが見えた。何とも鮮やかな黄身の色ではないか。おいしそう・・・
最初はデフォを頼んだ物の、普段頼んだことのない味玉をお願いした。6分後に着丼であった。

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らーめん(醤油)700円+味玉 100円

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適度に鶏油が浮きコッテリ感を演出。魚粉のせいでわずかに濁る。

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いたずらに濃厚に走らず丁度いい仕上がりのスープ。
ベースは同じなるも、研ぎ澄まされたキレのある「塩」に対して「醤油」は豊かで柔らかい味わいをもたらす。煮干のやさしい甘みが舌の上で転げまわる。しかし苦味等ないのは扱いが丁寧な証拠。
そして思う。無化調でよくこの味が出るな、と・・・
無化調だから味がしない?そりゃしっかりダシを取ってない店の言い訳だ。
調味料の味の強さではない。素材のうまみの強さなのだ。

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このしっかりしたスープを受け止めるにふさわしい麺。
中太、低加水でしっかり圧力を掛けられ食い応えいっぱい。
麦のうまみと煮干のうまみと醤油のうまみが口の中で三重奏を奏でる。

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各パーツとも珠玉の作品。
素材の味を生かす仕事がしてある。一品たりとも抜かりはない。

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味玉は「ネ申」であった。
自分が味玉を頼まないのは貧しさもあるが、味玉とは名ばかりの味のない「タダのゆで卵」に思えるからだ。特に黄身には味が付いているが白身に味が付いていない。それは時として味わいの邪魔になる。しかし・・・

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こちらはしっかりうまみが付いていた。よそと同じ100円だがモノが違った。
もちろん黄身もしっかり仕事されていた。味玉大いにお勧めである。
もちろん呑み後の〆ラーメンとして満足感十分あり。

無化調にしてこの味。そして手の込んだいい仕事・・・
おそらく店長の、ラヲタゆえのこだわりだと思う。
しかし利益はかなり薄いと思われる。しかしそれは店の勝手、食べる方は、この値段でこの味が食べられれば大儲けだ。

同じ金を出すならこんなお店で食べるべきであろう。
自分は東京帰りの夜、つい寄ってしまうんだろうな・・・と思う。

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夜ゆえ、ストロボなしゆえ、手ブレはご容赦願いたい。

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麺処 ちゃ木

埼玉県ふじみ野市上福岡1-14-50(地図)

TEL 049-264-2400 

営業時間 11:30~14:30 18:00~22:00(売り切れ終了)

定休日 不定休

席数 カウンター8席

喫煙 不可

駐車場 なし

交通アクセス 国道254号を川越から池袋方面走行。「亀久保」信号左折、踏切を越えて「上福岡駅入口」信号を駅方面に鋭角に左折。一つ目の路地右折(車では入れません)、一つ目の路地左手。

2011年8月29日 (月)

麺とび六方 茅野店@長野県茅野市

東京で流行している「二郎」の味を長野でも食べられるようにしたかった・・・

長野のラーメン勢力のひとつ、凌駕グループ総帥・赤羽厚基社長の夢を具現化した二郎インスパイア「麺とび六方」。
こちらは今年6月に出来た2号店である。

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国道20号沿いにありアクセスしやすい。丁度12時頃到着であった。

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食券制。デフォのラーメンが600円台はうれしい価格設定。
ラーメンのボタンをポチる。
店員に食券を手渡すと「ヤサイ・アブラ・ニンニクの量は?」と聞かれた。
食券には「小・普通・大」とあった。ヤサイ普通・ニンニク・アブラを大でお願いした。

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店内はほぼ満席。
こちら、元々ラーメン店だった。カウンターのみならず、テーブル、小上がりもあり家族連れもOK。

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店員は4人体制。
手持ち無沙汰の様でもあったが・・・店が広く配膳も一苦労なので丁度いいところか?
オペを観察。なかなか黒っぽく見える麺、本格的ではないか。
ヤサイはビニ手を着けて手掴み。正直、いちいちビニ手するならトング使ったほうが仕事が早いと思った。
ロットはテーブルごとのオペ。手際よくサーブされる。
ザルに大きなアブラの塊を乗せゴリゴリゴリ・・・さらに一個の塊を小さなボウルにいれて砕いている。それを一杯のラーメンに「どろどろ~」と掛ける・・・
それが自分の前に置かれた。

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ラーメン(ヤサイ普通・ニンニク・アブラ大) 680円

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かなり多く背脂が投入されている。

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アブラゆえに濃厚乳化スープに見えるが比較的ライト。かなり化調ががんばる。
醤油はあまり立たないが塩気が尖る感じであった。

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麺は二郎麺風に仕上げた極太平打ち。
しかし食感はツルツルシコシコ。口の中で元気に跳ね回る。
多加水でスープを吸わないタイプ。アブラ過多で啜り心地滑らか。食べていて楽しくなる。

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ヤサイはほとんどモヤシ。9:1位か?茹で具合はシャキ。

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ぶたは馬場二郎に見られる「ほぐし豚」と呼ばれる物。
ボリュームはそこそこ。筋が多い部分で味は浅め。食感はシーチキンライク。その姿は賛否あるところだが・・・
自分はラーメンなら普通のぶたスタイルがいい。しかし汁なし(まぜそば)ならほぐしがいいと思う。

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ニンニク大でも二郎のデフォ位であろうか?
二郎の生キザミニンニクを踏襲。豚骨醤油にドンピシャの味わい。

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卓上にカラメボトルもあり。お好みで・・・

麺量はおおよそ250g位であろうか?見た目ほど手ごわくはない。
二郎のような個性は少なく病みつきになる味ではない。万人向けであろう。
場所柄あまりマニアックな味には出来ないと思う。

どこの二郎に似ているか?と聞かれたら答えに迷う。
正直、笑われようが、二郎というよりホープ軒の味わいに似ていると思う。
強いて言えば松戸京成大久保あたりであろうか?

長野県人の二郎崇拝は異常。
こちら、その欲求に見事に応えていると思った。

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比較的長時間の営業はうれしい。

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「とび六方」とは、歌舞伎『勧進帳』で弁慶が引っ込む際、片手を大きく振って、勢いよく力強く足を踏み鳴らしながら花道を歩く様を言う。

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麺とび六方

長野県茅野市宮川4236-2(地図)

TEL 0266-82-0777

営業時間 11:30~15:00 17:30~22:00

定休日 年中無休

席数 カウンター8席 テーブル4卓 小上がり2卓

喫煙 不可

駐車場 あり(15台)

ホームページ http://ryo-ga.com/

交通アクセス 国道20号を諏訪市より山梨方面走行。「中河原」信号を過ぎて約200m先右手。

2011年8月28日 (日)

麺屋 八@群馬県高崎市

旧・箕郷町に新店か?

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古い高崎界隈の人ならご存知であろう。
かつて、激辛で人気だったカレー店「カボシャール」跡地である。

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高崎の名店「清華軒」出身と聞く。

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近日開店予定。また一軒、高崎に名店出現か?

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麺屋 八

群馬県高崎市箕郷町上芝405(地図)

TEL 不明

営業時間 開店11:00 閉店21:00

定休日 不明

席数 不明

喫煙 不明

駐車場 あり

交通アクセス 国道17号を埼玉から前橋方面走行。「並榎町」信号を左折、県道10号「前橋安中線」と交差する「浜川町」信号先約2,100m先右手。

2011年8月25日 (木)

ラーメンマップ群馬2

「食欲の秋」間近・・・
この時期、いろいろなところから食べ物に関する本が出される。
今の時代、ネット検索すれば大抵の情報は手に入るが、ついつい買ってしまう。

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著者は、世界を又にかけた料理評論家・はんつ遠藤氏。

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前書「ラーメンマップ群馬」は著者に無名、しかも悪名高いラヲタをセレクトしたため販売不振に終わる。今回はビッグネームを起用した。

ほんの少しだけ、内容を紹介する。まずはここ最近開店した期待店・・・

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そして、全国に誇れるであろう群馬の人気店の数々。

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前書では取材拒否が多かったらしく、半分近くが他県のラーメンを紹介しており「いったいどこのラーメンマップだよ!」と怒りたくなったが・・・

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群馬は温泉が多いことでも全国的に有名。そこで温泉地のラーメン店を紹介している。さすが遠藤氏、目の着け所が違った。

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もちろん、あらゆる料理に精通する遠藤氏。群馬の名物も紹介する。

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おおよそラーメンに限らず、群馬をまるごと満喫できるような一冊である。
群馬県民はもとより、県外の方も必携。秋の上州路ドライブが大いに楽しくなると思う。

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他県のラーメンマップも多く出版。ぜひ車に積んで置きたい。

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ラーメンマップ群馬2

取材 執筆 撮影 はんつ遠藤

発行 有限会社 幹書房

定価 本体1,000円+税 

2011年8月22日 (月)

麺処 ちゃ木@埼玉県ふじみ野市

2011年6月。埼玉の名店田家の二号店が開店した。

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魚介ダシの好きのラー友一押し。夜の部一番に訪店した。

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場所は駅近くの繁華街。こちらも小料理屋だったのであろう。
落ちついた和風の店内である。

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メニューはこちら。

場所柄、飲み客の〆の役割を担う。シンプルに塩、醤油の二種類は客が迷わなくていい。「特製」はトッピングで差を付けている。
ちょっとつまみのめんま盛りやちゃーしゅー盛りも・・・

自分は塩、ラー友は醤油をオーダー

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手さばきにキレがあるオペ。麺茹では深ザル、スープは作るごとに手鍋で温める。麺箱には「千葉屋」とあった。
8分後に着丼。

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らーめん(塩) 700円

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煮干ダシ特有の、半透明な膜が表面を覆う。

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鶏油が甘い風味を奏でる。しかし味をスポイルせずサポートする。
ベースは鶏だろうが、どちらかと言うと魚介、しかも煮干と言うより鮮魚の風味を感じる。ふぐ鍋やタラちりのような滋味深さ。
鶏や昆布はサポート役であろう。そして・・・塩がうまい。

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麺は角断面の中太麺。
さながら家系の麺のようなしっかり感あり。硬め。
噛み締めると口中に広がる小麦の風味と甘み。大いに食い応えあり。
表面はツルツル。すするのが楽しい。

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チャーシューは赤身が多い部分。
醤油臭さはない煮豚。ホロホロ崩れる。わずかに残る豚の味を堪能。

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こだわりと思う穂先メンマ。
普段は気にしない存在だがこんな一品にも気を遣ってくれるのががうれしい。トッピングでも人気であろう。

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普段、化調が大匙一杯入るラーメンを食べている自分・・・Orz

しかしこの味の深さはどうだ?無化調でよくこの味が出るな、と・・・
ただの飲み屋街の〆ラーメンではない。本格なのだ。
いや、無化調ゆえ、素材感いっぱい。値段以上の価値あり。

もちろんラーショで「辛みそに和えられたネギ」と言っている味覚障害者には絶対に理解できない味である。

自分はアマチュア時代の店長を知る者である。三度ラーメン店で同席した。自作のスープを頂いた事もある。魚介スープに傾倒していた。
それゆえ、プロになって初めての店に伺った時に「?」とギャップを感じたが・・・
こちらに来て「わが意を得たり」であろうと思う。思う存分、腕を振るっている。
彼に店を任せた本店「田家」店主の目に狂いはないと思う。

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場所柄、夜の方が混雑しそうだ。

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麺処 ちゃ木

埼玉県ふじみ野市上福岡1-14-50(地図)

TEL 049-264-2400 

営業時間 11:30~14:30 18:00~22:00(売り切れ終了)

定休日 不定休

席数 カウンター8席

喫煙 不可

駐車場 なし

交通アクセス 国道254号を川越から池袋方面走行。「亀久保」信号左折、踏切を越えて「上福岡駅入口」信号を駅方面に鋭角に左折。一つ目の路地右角に・・・

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こんな立看板があります。
こちらを右折(車では入れません)。一つ目の十字路左手です(^^)

2011年8月21日 (日)

町田汁場 しおらーめん進化@東京都町田市

塩ラーメン好きの間で有名。マンションの一階に間借りするこちら。

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道に面しておらず見つけるのにちょっとだけ苦労する。
13時ちょっと過ぎ頃到着。

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カウンターのみの店。満卓+待ち3人。後客の次々と来店。

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メインに塩を置くが白醤油味もあり。
以前ラー本で見た「鶏チャーシューしお」に魅せられた。
ボタンをポチる。

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食材に対するこだわりが貼られている。

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各々のラーメンの特徴が書かれてある。次回の訪店が楽しみになる。

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寡黙で手さばきのいい男性。相方は愛想のいい年配の女性。
親子であろうか?10分後の着丼であった。

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鶏チャーシューしお 950円

なんと潔い、崇高な姿であろうか?

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頭上のスポットライトに照らされて大き目の鶏油が輝く。

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うまみが凝縮、わずかな濁り。
ベースは丸鶏だろうがそれが突き出さない。魚介、昆布の味が複雑に絡み合い絶妙なバランスを見せる。しばしその見事さに酔いしれる。

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正方形断面のストレートな細麺。
加水率は低めで小麦の風味と甘みが一杯。表面は滑らかで啜り心地よし。
麺の甘みと塩気のバランスは秀逸。さすが「味のバランスを取るために大盛りはやってない」と大書きするだけの事はある。

※ つけめんは大盛りあり

ネギは長ネギと万能ネギを混合使用。

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こちらのウリであろう鶏チャーシュー。
塩、その他のスパイスに漬け込まれた感じのハムライク。
噛み応えしっかり。鶏のうまみがにじみ出る。
身の部分と皮の部分のコントラストがよく楽しい。

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全体的に塩気の強いこのラーメンの中で唯一甘みをもたらすメンマ。
舌休めとアクセントに最高、柔らか。
あえて甘みを強くしてバランスを取っているとさえ感じた。

麺量は150gそこそこであろう。おなかを一杯にするというより「味を楽しむ」ラーメンであろう。

食材にこだわるこちらだが、なんと言ってもこだわっているのが「塩」ではないだろうか?塩のうまみが半端でない。主張が強いくせに、全く嫌味のない塩味なのだ。ダシも麺も、塩のうまみを楽しませるための存在ではないだろうかとさえ思う。店名の「汁場」の文字がそれを示す。
名店・ひるがおの店長を勤めた、店主の実力を感じたラーメンであった。

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こちら、味のわかる人に食べてもらいたい。

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町田汁場 しおらーめん進化

東京都町田市森野3-18-17 ウイング森野103(地図)

TEL 042-705-7122

営業時間 11:00~15:00 18:00~20:00 日曜・祝日11:00~17:00
(スープ切れ終了)

定休日 月曜日 第一・第三火曜日(祝日は営業、翌日休み)

席数 カウンター9席

喫煙 不可

駐車場 あり(2台)

交通アクセス 国道16号を八王子から横浜方面走行。「鵜野森」信号左折。しばらく行った「森野」信号左折、約200m先左手。旭銀行向かい・・・

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こんな看板が見えます(^^)

2011年8月17日 (水)

ラーメン二郎 歌舞伎町店@東京都新宿区

歓楽街・新宿歌舞伎町の傍らに佇む。

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有限会社エヌエス・プランニングと言う会社(二郎出身)の経営。
前記事のラーメン二郎池袋東口店も同じ経営者である。共通部分は多いと思われる。
ちょうど12時頃到着である。満席、中待ち1名。

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入り口に置かれる「カネシ醤油」はもちろん二郎専用パープルラベル。

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券売機も池袋東口店と同じ物。一万円札投入可能。
「普通盛」の食券購入。

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やはり若い方が多い。スタッフは若い男性が3人。
大きな木の棒で寸胴のスープをかき回すのが見える。

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カウンターの高台に食券を置きオペ観察。7杯1ロットの模様。

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トッピングは二郎標準。お勧めの文句も書いてある。
卓上にはカラメボトルもあり。

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こちら、食券の折り方で麺の茹で具合をお願いするのだ。

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麺はこちらで製麺。池袋店にも供給していると聞く。
10分後コールタイム。「ニンニク・アブラ」でお願いした。

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普通盛(ニンニク・アブラ) 700円

豚が中央に鎮座。ヤサイがオフセットされている。

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前日の池袋店同様の、家系のような乳化スープである。
イマイチだった印象が頭をよぎるが・・・

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いや意外。なかなかどっしりした味わいのスープなのだ。
思わず「カブジ、うんめーだんべーよ」と口に出してしまった。
ライトだがしっかりした豚の味、醤油の味。グル多めでうまみ一杯。

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ストレート長方形断面の極太麺は池袋と共通のみっしりぷりぷりした食感。
しかしこちらはスープとのバランスが取れておりこのしっかりした麺を受け止めている。食べ進むのが楽しい。

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ヤサイはほとんどモヤシ。パリッとした茹で具合。

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豚は赤身の部分。繊維に沿ってさっくりと裂ける。味の抜けたところにカエシが染みこみちょっとだけしょっぱ目。

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結構な量が載るニンニク。鈍重な二郎の味に鮮烈さを与える。

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アブラは適度な大きさ。なまめかしい食感。

麺量は二郎標準より若干少なめの270gと言ったところか?
以前頂いたときは連食だったのでこちらの印象は薄かったが今回はジックリ堪能した。こんなにうまかったのか?と、目からウロコ。
ネットでは「最近カブジがうまくなってきている」の声も多く聞く。

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パワーみなぎるラーメン。おかげで8月15日、靖国での反天連のデモを粉砕。

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眠らぬ街・歌舞伎町にふさわしい営業時間。朝二郎可能。

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いいな二郎

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ラーメン二郎 歌舞伎町店

東京都新宿区歌舞伎町1-19-3(地図)

TEL 03-3205-1726

営業時間 11:30~翌4:00(麺切れ終了)

定休日 年中無休

席数 カウンター16席

レンゲ あり

喫煙 不可

駐車場 なし

ホームページ http://ikejiro.com/kabujiro.html

交通アクセス 西武新宿線「西武新宿駅」南口下車。駅を背にして左手、線路沿いに約100m進んだ所の信号を右折。約140m・・・

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交番の向こう右手にお店が見えます(^^)

2011年8月16日 (火)

ラーメン二郎 池袋東口店@東京都豊島区

池袋駅近くにビッグネームが並び立つ。

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人気店は軒並みお盆休み。しかししっかり営業は頼もしい(両店とも)。
まだ営業時間前なので適当にその辺を物色、再び到着したのは開店時間5分前・・・前倒しで開店の模様であった。

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中待ち4人にジョイントする。

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例に漏れず食券制。こちらは一万円札使用可能である。
デフォの「ラーメン」のボタンをポチる。

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どちらかと言うと古ぼけた感じの店のイメージがある二郎だがこちらはおしゃれな感じの店内である。店員は若い男性。もちろん満員である。

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立ってる間に食券提示を求められた。麺硬め、少なめ、味薄め等、後から調整できない物は先にリクエストしておこう。

着席は店員の指示に従う。二郎でのアベック訪店は、並んで座ることは難しいと言われるがこちらは店員が心得ていて席を作ってくれた。
意外にこちら、まったり味わって食べている方が多く回転がスローに感じられた。15分後に着席。

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お冷は最初の一杯は店員が持ってきてくれる。トッピングは標準。

数分後、トッピングを聞かれる。こちらのアブラは液体油の記憶があったのでニンニクのみお願いする(※ 調べてみたら背脂。記憶違い)。すかさず着丼である。

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ラーメン(ニンニク) 700円

ねっとり乳化した、家系のような色合いのスープである。

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二郎のイメージとはかけ離れた感じ。ヤサイの比率はモヤシ9:キャベツ1位だろうか?茹で具合はパリパリ。

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油が細かく霞の様。クリーム色で醤油感少な目。
見た目ほど重くなくシャバなライトスープである。わずかに塩気が尖る。

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麺はいわゆる「二郎麺」とは大きく様相が異なる。
平打ちではなく長方形断面の厚みがあるストレート麺。
デフォでも結構硬め。モッチリ感なくイタリアンパスタのようなシコシコタイプ。
材料もオーションではないのではないか?と思ってしまう程である。
スープは乗り難い。

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豚はダシガラの煮豚。しっとり柔らかな食感。繊維に沿ってさっくりと避ける。カエシの染みこみ具合も浅めで好感。自分の好みではもっと脂が欲しかった。

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おなじみのニンニクも二郎標準。鮮烈に効く。夏バテ防止にお勧め。

全体的にライトな感じで二郎の鈍重なイメージはない。
しかしそれは反面「奥深さ」を感じられなかった。麺の存在が際立ちすぎてスープが負けていた。バランスがイマイチ、卓上のカラメを足しても同じ。
イマイチ味が足らない。化調不足?飽きが来て少し残す。

しかしいずれにせよこのラーメンの与えてくれるパワーはすさまじい。

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午後参加した、韓流をたれ流して日本文化を破壊する、フジテレビへの抗議デモへの大きなエネルギー源となった事は言うまでもない。

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夜遅くまでの通し営業はありがたい。

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ラーメン二郎 池袋東口店

東京都豊島区南池袋2-27-17(地図)

TEL 03-3980-0210 

営業時間 11:30~23:00

定休日 月曜日 元旦

席数 カウンター14席

レンゲ あり

喫煙 不可

駐車場 なし

ホームページ http://ikejiro.com/ 

交通アクセス JR池袋駅東口下車。都道435号を東へ、「東口五差路」信号越えて、三菱東京UFJ銀行のある路地を右折、約50m先右手。

2011年8月13日 (土)

秀香@群馬県高崎市

高崎の街外れに、謡曲「鉢の木」の舞台となった、佐野源左衛門常世が住んでいた屋敷跡(現・常世神社)がある。

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その道すがら、その店は佇む。

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テーブルと小上がりが数卓の小さなお店。ちょうど昼頃、結構お客さんが多い。店員との会話から常連さんであろう。ガテン系の若い人もいた。

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メニュー拝見。

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さすが食堂・中華と看板にあるとおり。ラーメンのほかにも丼物、定食などヴァリェーションは多い。デフォのラーメンも450円とお安い。
上州美人のママさんにチャーシューメンをお願いする。10分後着丼・・・

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チャーシューメン 650円

麺とスープ、その上にチャーシューが乗っかっただけのシンプルなスタイルである。万能ネギが表面を覆う。

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油玉が適度に浮く。

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ほんのり香るガラ感。しかし主張は強くない。ほかの料理の際に出る野菜屑なども入るのか?色ほど醤油が尖らずほんのり甘め。デフォでコショウ少々・・・
マイルドでやさしい典型的な食堂のラーメン。安心できる味である。

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麺は中細、角断面の玉子麺。加水はやや多めのもっちりツルツルタイプ。
ほんのり香るかん水臭がたまらない。これぞ中華そば。支那そば。

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チャーシューでかっ!

部位はダシの材料。うまみが出る肩やモモあたりだろう。
しっかり弾力がありシコシコした噛み応え。噛み締めると染みこんだカエシと豚のほのかなうまみがにじみ出る。脂の残し方もナイス。
厚みも5mmほどで 二郎の「ぶた」にも匹敵する。若干しょっぱ目。

ふらりと入ったお店は、甲子園での健大付属のような大殊勲であった。

「昔ながらの中華そばはマズイ」のセリフは某人気ラーメン漫画だったと思う。しかしはたしてそうだろうか?
食糧難の戦争直後ならいざ知らず、あれから60年以上経った飽食の時代にもそれは通用しているのだ。
一方、ラヲタがマンセーした「ニューウェーブ」と言われたラーメンは消長激しい。この違いは何なのか?

それは日本人の中にあるラーメンのイメージだろう。
「安くてううまくて気軽い」これぞラーメンの原点なのではあるまいか?
今のラーメンに失われた物である。日本のラーメン、一度原点に還ってみるべきではないだろうか?

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秀香

群馬県高崎市上佐野町333-1(地図)

TEL 027-327-1184

営業時間 不明(昼の部、夜の部)

定休日 木曜日

席数 テーブル3卓 小上がり2卓

喫煙 可

駐車場 あり(店前3台)

交通アクセス 国道17号を熊谷から前橋方面走行。「下之城」信号を超えて左手に立体交差を下降。信号を左折、一つ目の「下佐野町」信号右折約250m先右手。ベイシアフードセンター向かい。 

2011年8月11日 (木)

自家製ラーメン 大者6@群馬県高崎市

今や県内トップクラスの人気店。毎日開店待ちの行列が出来ている。

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まずは休業情報。
お盆休みを避けた8月16、17日が休みである。

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当日の助手は背の高いスマートでハンサムな男性。黒のシャツが似合っている。弟子志望だろうか?

いつものようにカウンターの高台にプラ券をパチリと置く。
最近は胃の調子が良く豚(チャーシュー)を減らさずにお願いしている。
胃も大きくなったのだろうか?

助手がいると言っても店内すべてを把握すべく余念のない店主。ラーメンを出す順番を自問自答している。

やがて「トッピング?」の声に「ニンニク・アブラで」とお願いする。着丼。

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ラーメン(ニンニク・アブラ) 700円

横から撮るのは初めて。ヤサイノーコールではこんな感じ。

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ヤサイコールの方は多い。ヤサイコールではこの二倍~三倍ヤサイが載る。
モヤシとキャベツは約8:2。茹で具合はシャキ。キャベツは筋が硬め。

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家系のように乳化したスープ。これが一般的な二郎(スープとラードの二重構造)と大きく違うところである。豚のうまみと脂とグル、ほのかに甘めのカエシが濃厚に絡み合う。
このスープをして「味は二郎以上」という方は多い。
無料トッピングのニンニクが入れば無上のうまさである。

開店当初より醤油の尖りは抑えられ、味は薄めになって来たように感じる。

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オーションを使った「二郎麺」。
群馬の地粉うどんのようにもったりした食感と麦のうまみがぎゅっと詰まった物。重いスープが絡まり上州名物煮込みうどんライク。
麺量は二郎標準の茹で前約300g(大盛りは450g)。

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豚は当初から部位が変わったのであろうか?
直径約10cmあった当初よりは小振りである。しかし2個→3個と増えている(大きさにも寄ろうが)。
味付けも浅く、カエシも甘くなってきたのか?「今日も神豚だった」の声を多く聞く。相変わらず極厚の角煮ライク。

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おいおい・・・「アブラ」そのまんまじゃねーかよ。
寿司で握ってもらったら極上トロ以上だと思う。

おおよそ掛け声だけは大きくて、実際その割りでない群馬の二郎インスパイア。
そんな中、別段宣伝するでもなく、HPを持つことなくひっそりと営業しているこちらに客は集まる。理由はケチケチしない「豪快さ」だと思う。
物静かな、ともすれば控えめな感じの店主からは想像できない豪快さ。
食べきれる、食べ切れないは関係ない。「好きなだけおなかいっぱい食べて下さい」の二郎スピリット。こちらもそのDNAを受け継いでいるのだ。

「大者はラーメンではない。二郎という食べ物である」

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駐車場完備

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自家製ラーメン 大者

群馬県高崎市貝沢町1282-1(地図)

TEL 不明

営業時間 11:00~14:15 18:00~22:45

定休日 不定休

席数 カウンター13席

喫煙 不可

駐車場 あり(共用60台)

交通アクセス 高崎駒形線を高崎インターチェンジより高崎市街方面へ走行。「上大類町」信号右折。一つ目の信号(五差路)を過ぎたすぐ右手。「利根書店」並び(入り辛いので気をつけてください)。

2011年8月 9日 (火)

ラーメンショップ 東大室店@群馬県前橋市

日本の物流を担う「路上の紳士」トラック運ちゃんの胃袋と心を預かるラーショ・・・
国道50号沿いにその店は佇む。

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時間は午後3時過ぎ。普通のラーメン屋は準備中である。
しかしこちらは中休みなしの通し営業。ありがたい。
オレンジ色のテントは北関東本部管轄であろうか?

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当日は37度を越える猛暑日。かわいい噴水がお出迎え(^^)
入店。中途半端な時間でも先客は10人ほど。常連さんだろうか?
高校野球のTV中継に見入っている。

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カウンター十数席と・・・小上がりあり。
つつましい感じのママさんと頼りがいのある感じの店主に迎えられた。

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大書きされたメニュー。

お子様ラーメンや学生ラーメン(500円)もある。
さらに酒のつまみになりそうな物やおみやげチャーシュー(1本1,200~1,500円)もある。さらに他店では高め設定の味噌味もこちらは醤油味と同価格である。
ママさんにラーメンを「脂多め」でお願いした。

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慎重かつ丁寧なオペ。さらに注がれる白濁したダシに期待が膨らむ・・・
8分後にご対麺であった。

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ラーメン(脂多め) 600円

トッピングは多彩。

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悪くない脂っぷり。自分のようなアブラーマンは驚かないが・・・

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レンゲに「どろどろ~」と流れ込む背脂の姿はいつ見ても美しい。
ふっと香る豚クサが鼻腔をくすぐる。ラーショの味「ショッパクドー」が舌を駆け巡る ・・・

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説明不要の中細角断面、モチクタのラーショの麺は低加水な麦の風味一杯。ゆえにショッパクドーなスープとマッチすると思ってしまう。

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チャーシューはバラ。ブロックから切り出されたそれは冷めた物。
そうでなければ切りにくいだろう。食べ進むうちに脂が溶解してバラバラになる。

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幅広メンマは柔らか。
あっさりな塩具合が竹の味と風味を楽しませる。

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ラーショではあまり見られないモヤシはシャッキリ。スープと良く会う。
わかめも結構載る。

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味変えはこちらで可能。ニンニクを少しだけ投入、豚骨醤油にニンニクはめっぽう相性がいい。しかし入れすぎると味が壊れるので適度に・・・

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よそのラーショに較べてやや控えめな感じの味はダシ主体のせいでもあろう。次回は味薄めで試してみたい感じだ。

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朝10時半~午後4時半という「よそが営業していない時間」に営業してくれるのは大いにうれしい。

汝 ラーメンに困ったらラーショを探すべし

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ラーメンショップ 東大室店

群馬県前橋市東大室町87-1(地図)

TEL 027-268-5502

営業時間 10:30~16:30 日・祝11:00~15:00

定休日 年中無休

席数 カウンター10席 小上がり2卓

喫煙 可

駐車場 あり(大型大歓迎)

交通アクセス 国道50号を前橋から桐生方面へ走行。「天雷橋東」信号先約150m左手。

2011年8月 8日 (月)

おおつき食堂@群馬県東吾妻町

全国的に温泉が多いことでも知られる群馬県。
「薬の出湯」としても名高い草津温泉に向かう道沿いのその店は佇む。

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街道沿いのドライブインと言った佇まい。天気がよかったのでツーリング途中のハーレー軍団もいた。結構知名度は高いのか?

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「ラーメン・焼肉」とあるように店内は甘い焼肉の香りがする。
8割位の入り。結構年配の方が多かった。

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デフォのラーメン500円は今時安いと思う。
かつチャーシューメンが+150円。こちらをお願いした。

店員は女性3人、奥で調理を担当する男性1人の体制。
追加オーダーの多い焼肉屋ゆえか?かいがいしく動いている。
厨房奥で深ザルを振るっている姿が見える。
ちょっと時間がかかって15分後に着丼であった。

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チャーシューメン 650円

大きなチャーシューが目を惹く。

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典型的な食堂の醤油ラーメンである。しかし色ほど醤油は尖らない。

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油は少なめ。ガラ感は控えめ、煮干感や昆布ダシなどの和風、ほのかな甘みを感じた。あっさり。ちょうど田舎うどんの汁の趣きである。化調少々・・・

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不揃いの手打ち麺は全体的に細め。
粗タンパク低めの原料だろうか?表面が糊化して滑らかな官能的な舌触り。茹で具合は柔目。年配者の客が多いのも合点。
打ちたてか?新鮮な甘みと香りがいっぱい。

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チャーシューはモモあたりの赤身部分。
ダシを取った後にカエシで味付けだろう。これが6枚ほど入る。
食べているうちにばらばらになるほど柔らか。ちょっと塩分高めか?

しかしばらばらになったチャーシューと麺を一緒にはさんで食べるとマッチングは絶妙であった。

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見た目にも貢献するほうれん草。
ショッパ目を中和する舌休めの役割を果たす。トッピングはシンプル。

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好き嫌いのない、バランスの取れたラーメンであろう。
ワガママのないその味はわずかに控えめなチューニング。
気がつけばスープまで飲み干していた。

これからのシーズン、ドライブや湯治でこちら方面に向かう方も多いと思う。
大いにお勧めする店である。

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おおつき食堂

群馬県吾妻郡東吾妻町原町1562(地図)

TEL 0279-68-3125

営業時間 11:00~20:30(20:00LO)

定休日 火曜日

席数 テーブル5卓 小上がり7卓

喫煙 可

駐車場 あり(大型可)

交通アクセス 国道145号線を渋川より草津方面へ走行、吾妻原町市街(バイパス)超えた「新井」信号先約800m先左手。

2011年8月 2日 (火)

麺処 寺子屋@栃木県小山市

小山の工業団地のはずれにその店はひっそりと佇む。

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道沿いの一軒家。ちょうど夜の部開店時間に到着した。店前には開店待ちの車も見えた。

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若い男女の店員に迎えられた。
開店からまだ1年ちょっと。きれいでシンプルな店内である。

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メニューはこんな感じ。
ラーメンの定番であろう醤油ラーメンがない。
逆にごまかしの効かない塩ラーメンをメインに置いている。自信の証であろう。
値段も高くない設定だ。「塩らーめん」をお願いした。

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こちらにお勧めの「生姜らーめん」の効能が書いてある。
健康に大切な免疫力を高めるには体温を上げることが肝心、生姜は体温を上げ、新陳代謝を促す作用を持つ。さらに利尿作用があるため水太りを解消するダイエット効果もある。
メタボの自分も実践。8分ほどで着丼である。

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塩らーめん 600円

色淡め、変な演出一切なし。直球勝負のスタイル。

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麺の姿こそ違うが佐野ラーメンを彷彿とさせる。油は少なめ。

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雑味のない澄んだ味わい。メインは鰹、昆布などの和風。温度は熱め。
動物性はあくまで縁の下の力持ち、アシストに徹する。わずかに生姜か?
こだわりの塩は控えめのチューニングで尖らない。

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自家製麺と聞く麺。
加水率低そうなわずかにウェーブの中細麺。かん水の使用も控えてある感じでモチシコ感は少なめ。その代わりに麦の風味と甘みが堪能できる細うどんライクである。
麺量は160~180gくらいか?満足できる。

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チャーシューはバラロール。
しっとりした食感で赤身からはんなりしたうまみがにじみ出る。

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こちらも素材の味を最大限に感じさせる自然体なメンマ。

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卓上には揚げネギやすりゴマもある。少しだけ揚げネギを投入。ふくよかな香りが加わる。

控えめな味は食べ進むほどに「もっと・・・」の欲求がつのった。気がつけばスープまで完飲・・・

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決してインパクトはないが素朴感いっぱい。心休まる味である。
晩秋、特にバイクによる訪店での「生姜らーめん」はお勧めであろうと思う。

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麺処 寺子屋

栃木県小山市萱橋1260-240(地図)

TEL 0285-49-0947

営業時間 11:30~14:30 17:00~20:30

定休日 木曜日(祝日は営業、翌日休み。第四木曜日は祝日営業、翌日も営業)

席数 カウンター4席 テーブル2卓 小上がり2卓

喫煙 不可

駐車場 あり(広いです)

交通アクセス 国道50号「小田林(西)より新4号バイパス北上。立体交差「出井」信号を右折、県道214号線を1200mほど走り一つ目の信号を直進、800mほど走ると左手に・・・

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こんなノボリが迎えてくれます(^^) 

 

2011年8月 1日 (月)

くらま@千葉県柏市

関東で最もラヲタが多いのではないか?と思われるほど千葉の人はラーメンにうるさいように思える。当然お店もその高い要求に応えなければならない。

こちらはその中でも評判のお店。JR常磐線と並走する道沿いに佇む。

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12時半頃到着。看板は派手だがおそらく古くからの営業であろう。
「餃子」の文字が大好きな中華屋を思わせた。

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店内は落ち着いた感じの佇まい。
カウンターに年配の女性、テーブルに若い人が5人程である。
温和な感じの年配の店主、「お母さん」と言った感じのにこやかなママさんに迎えられる。

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メニュー。
なかなか創作的なメニューも並ぶ。かなり塩にこだわっていると聞く。
塩ラーメンがお勧めであろうか?「鶏そば」をお願いした。

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麺は深ザルで1ロット4杯で茹でられる。店主の一心不乱な オペは職人の正確な動作である。注がれる清湯は透明そのもの。丁寧な仕事ぶりが伺えた。
「鶏」を鍋の上で温めうまみを活性化させる。

10分後、店主手ずから着丼である。

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鶏そば 850円

美しい配色にうっとり。口の大きくない深い器。趣味もいい。

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油の玉がきらきらと輝く。具の美しさを効果的に演出する。

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一切の濁りのないスープ。手間と高度な技法が施されたのがわかる。
「鶏そば」とあったからてっきり鶏ガラ、丸鶏を使った鶏主体のスープと思ったがさにあらず、魚介主体。それも白身魚と昆布ダシのお吸い物のような奥深い甘みのある上品で崇高な味である。
塩加減も程よい。鶏は従に徹しているようでわずかに味にふくらみを持たす。

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淡いレモンイエローの典型的な中細縮れ中華麺である。
かん水が効いてツルシコ感いっぱい。卵麺特有の滑らかな舌触りがたまらない。
卵と小麦のうまみ甘みがスープのうまみとマッチ、相乗効果は大である。

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これが「鶏そば」のネーミングの由来であろうか?硬めだがほろりと筋肉繊維に沿ってバラける。噛み締めるとすっぴんの鶏の味がにじみ出る。そしてスープを一口・・・
思わず口の中がパラダイス。

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青々とした水菜。さっと茹でられシャッキリ感いっぱい。

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一にも二にも秀逸なスープ。素材はスープとの相性を考えられたのですべてがスープを中心に回っている感じであった。スープを飲みきってバランスが取れる構成。

最初のインパクトはお手柔らかだが食べ進むほどに深く濃い味わいのラーメンである。
最近の若い人の作るラーメンと違い懐が深い感じで引き込まれる味であった。
これが作り手の年季とともに増す深みの味だろうか・・・

この味はベースと思われる塩ラーメン(700円)でも十分堪能できると思われる。
さすが柏のラーメン屋。かなりレベル高い一杯であった。

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くらま

千葉県柏市豊四季973-4(地図)

TEL 04-7173-8663 

営業時間 12:00~14:00 18:00~22:00 土日祝12:00~15:00 18:00~22:00

定休日 火曜日 水曜日

席数 カウンター6席 カウンターテーブル10席くらい

喫煙 可 

駐車場 あり

交通アクセス 国道16号を野田より白井方面へ走行。国道6号と交差する「呼塚」信号右折、約3km先「旧日光街道入口」左折、JR常磐線の陸橋を渡ったところの信号を左折。約250m先の一つ目の信号過ぎてすぐ右手。

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