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2011年10月

2011年10月31日 (月)

きくちひろき@埼玉県熊谷市

国道17号沿い。BigCity熊谷の中心部に佇む。

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いわゆる一条流がんこ系。あるいは店主の名を店名にしたので「氏名系」とも呼ばれるこちら。夜の部開店早々の到着であった。

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入口を入ってすぐ右手に券売機あり。
前回のがんこ系の一杯では「こってり」を頂いた。こちらでは「あっさり」を頂こうと思う。
「醤油味・あっさり」のボタンをプッシュ。

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カウンターのみの店。店内には渋い有線が流れる・・・
殺風景で屋台風な演出はワイルド。店員は若いイケメン男性が二人。食券を渡す。

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「しょっぱい」と評判のがんこ系。
しかし好みに応じて後から味変えできるのはうれしい。
卓上にはふんだんに調味量が置かれる。

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大きな寸胴が並ぶ。本格的にダシを取っている証拠である。
10分後、「熱いのでお気をつけください」の声とともに着丼である。

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醤油味・あっさり 730円

ケレン味のないシンプルな姿。一際大きなシャーシューが目を惹く。

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透き通った淡い琥珀色のスープ。細かな金色の油粒がキラキラ光る。

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どちらかと言うと濃い醤油色のがんこ系だが・・・
こちら、色とともに味も淡い。限りなく醤油に近い塩味と言った感じである。
冴えた一本スジの通ったキレはがんこ系を主張する。

牛骨ベースに多種の素材。出来のいいコンソメスープ。しかし素材もさながら、ダシを取る手法も手の込んだ物と推測。
あくまで醤油のうまみを感じさせつつもおしゃれな味。野暮ったさはない。

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真空ミキサーを使ったとある麺。
それだと攪拌の際に気泡が発生せず、密度の濃い、うまみの濃い麺になるらしい。
がんこ系の「麺は硬め」を実践するカリポリな食感と、鼻腔に広がる麦の香り・・・

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あえて控えめで、脇役に徹する?メンマ。
きれいに切り揃えられたそれは乾燥を、時間をかけて戻したものと思われ竹の甘みを内包。スープで それが増幅する。

大き目のチャーシューは熱いスープで脂部分が溶けてホロホロ。持ち上げる事ができずに撮影不能であった。
ばらばらになったそれは全体と融合、一体感があった。

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あくまでダシ主、カエシが従。大好きな長野ラーメンに似たバランスであった。
最後の一滴まで堪能する。ひたすらスマートな味のラーメン。
昨今の濃厚ラーメンの重苦しさとは裏腹な「気分が晴れる」ラーメンである。
しかし、その味の深さには、濃厚ラーメン以上の物があった。

さすががんこ系。大いにおすすめである。

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営業中は牛骨を店先に吊るすのががんこ系の特徴。

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きくちひろき

埼玉県熊谷市本町2-125(地図)

TEL 048-522-9899

営業時間 11:00~14:00 17:00~20:00(売り切れ御免)

定休日 水曜日

席数 カウンター10席

喫煙 不可

駐車場 なし(近くにコインパーキングあり)

交通アクセス 国道17号を高崎から熊谷方面へ走行。「久保島」信号をバイパスではなく右手、熊谷市街方面へ。「市役所入口」信号を超えて約100m右手。

2011年10月25日 (火)

がんこラーメン 高戸橋@東京都豊島区

あなたは「がんこ系」と言うラーメンをご存知だろうか?

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がんこ系・・・いわゆる一条流の流れを汲む。
正式名称は「元祖一条流 十六代目」と言うらしい。
テントの骨の絵はこちらの「牛骨ダシ」を表す。店前に下げられた牛骨が、営業中を示す。

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当日は日本の食卓を脅かすTPPに反対するデモに参加。その帰途であった。7時頃入店。

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カウンターのみの店は狭い。
先客なし。手持ち無沙汰の店主が迎えてくれた。

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メニュー。

基本は正油味。アッサリ、中間、コッテリから選ぶ事になる。
あとはトッピングで差を付けている。
コッテリとは?店主に確認すると背脂だという。迷わずコッテリをお願いした。8時までは大盛りサービスとの事だが辞退した。

待ってる間に水を頂く。前の週にもがんこ系を頂いたが同様に水がうまかった記憶がある。

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お客さんを楽しませるがんこ系。こんなスペシャルメニューもある。
丁寧なオペの店主。7分後に着丼。

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コッテリ(普通盛り) 700円

奇をてらわない、オーソドックスなスタイルである。
しかし凛然とした佇まいを持つ。

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ふんわり細かな背脂が丼面を覆う。仕事の丁寧さがはっきりわかる。

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背脂依存のラーメンと思うなかれ!
脂の下には澄んだ琥珀色の美しいスープが見えた。
牛骨スープはあくまで澄んだ味。ゆえに下品な臭さなくインパクトは薄いが・・・
カエシの主張はは強い。がんこ系特有の、力強くキレのある研ぎ澄まされた味わい。

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細目、縮れの麺はカリポリ硬めの茹で具合。
よく噛むから小麦の風味と甘みを感じる。塩気の尖るスープとのマッチングがいい。

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小ぶりのバラチャーシューが4枚ほど載る。
オーソドックスにカエシに煮込まれた物。
外側に甘辛いカエシ。内に豚のうまみを内包。弾力ある噛み応え。
店とラーメンの雰囲気を壊さない逸品。
そして自分の好きなタイプのチャーシューであった。

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そろった太さで素性のよさがわかるメンマ。
しっとり柔らか。噛み締めると竹のうまみが滲む。
脇役に徹し、スープに味付けられるタイプ。

見た目は地味だが崇高なラーメンである。真骨頂の「ショッパさ」がガツンとインパクト。
そして・・・熱い!これからの時期にうれしい。

ぜひ一度、味わってみて欲しい。

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若干ショッパ目。そのチューニングは、飲んだ後の〆の一杯にはピッタリ。
それを見越しての営業時間であろうか?

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自身のスタイルを頑なに主張する。日本もかくありたいと思う。
TPPはアメリカに対して毅然とした態度で臨むことを欲する。

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がんこラーメン 高戸橋

東京都豊島区高田3-22-12(地図)

TEL 03-5951-5808

営業時間 18:00~翌1:00(材料切れ終了)

定休日 日曜日 祝日 スープの出来が悪い日

席数 カウンター8席

喫煙 不可

駐車場 なし

交通アクセス JR「高田馬場」早稲田口下車。駅を背にして右手方向に進み一つ目の信号を左折、坂を下る。突き当たり(新目白通り)の信号を右折、二つ目の信号を超えた約50m先右手。 

2011年10月24日 (月)

東池袋大勝軒 高崎吉井店@群馬県高崎市

緊急速報!旧・吉井町に大勝軒出現!

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東池袋大勝軒創始者・山岸一雄氏にはたくさんの弟子がおり、全国に大勝軒の看板を掲げる店は多い。しかしこちらは東池袋本店の直営店である。

6時ちょっと前に到着。満席+待ち人5人。
自分は大勝軒に入るのは生まれて三度目である。

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店前の二人の案内係のスタッフに出迎えられる。
看板であろうつけめんと中華そばが大きく描かれたメニューが貼られていた。
「小・並・中まで・・・」と書かれているが「並と中とどう違うねん?」と思ってしまう。
ちなみにつけめんでは並250g、中300gとの事。

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食券制。

オープン早々のためか?つけめんと中華そば。及びそれベースの物のみのようだ。
つけめんのボタンをポチる。

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若い店員に食券提示及び麺量を聞かれる。
並でお願いした。

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明るい店内。若いアベック、年配のアベック、子供連れと客層は広い。
10分ほど待って、カウンター席を勧められる。

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厨房は2~3人体制。餃子もメニューにあり頼んいる方も多く忙しそう。
オーダーは中華そば6、つけめん4位の割合だろうか?
四角いカゴのようなザルで湯きり・・・6分ほどで着丼であった。

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つけめん(並) 750円

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魚粉ラード大量ぶち込みどろどろ濃厚か?と思ったら透き通った琥珀色のつけ汁。

以前、埼玉にある群馬の大勝軒系で食べて、その酸っぱさに閉口した経験がある。
さて、甘いか、苦いか、酸っぱいか・・・決心して味見・・・

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いや意外。結構クドくなく素直な味わい。
動物性ダシは控えめ魚介節系の軽やかな風味。
しかし魚粉でないためドロリとせずサラサラ。適度に甘みと酸味は甘酢。
かつおダシの効いたそばつゆと言ったところ。
ラード層は薄め。味をスポイルせず好感。一味唐辛子が浮く。

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強力粉を使った太麺。もちろん自家製麺であろう。
かなり圧力を加えられたと見えて重量感を感じる。

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かなりもっちりしこしこした食べ応えのある麺は硬めのうどん、あるいはパスタライク。
エコ箸ではつかみ切れないほど元気に跳ね回る。正直、割り箸が欲しい。

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力強い麺と、わかりやすいガッツリ魚介のつけ汁の組み合わせは絶妙。
軽快にサバサバ行ける。
カウンター上に汁をウェットサンプしつつ無心に食べ進む。

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ダシ用と思われるモモ肉。ダシガラをカエシで煮て味付け。
くどくなくしっとりした味。

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底の方からメンマも現れた。浅めの味付け。
ざっくりした食感、ほのかに竹のうまみ。

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卓上の調味料で味変えもOK

つけめんの250gはあっけなく完食。店員にスープ割をお願いする。
酸味が引っ込んで、軽やかな甘みを持つ汁になる。
麺を少し残し、スープ割した汁で頂く手もある。一杯で二度おいしい・・・

いい意味でチェーン店チック。誰が食べても普通にうまい。
場所柄、あまり突拍子のないマニアックなラーメンでは受けないと思う。
ラヲタではない一般客が多かった。
中華そばを頼んだ年配の女性二人連れが「こんなに大盛り?」とびっくりしていた。

食べやすくて入りやすい。山岸イズムを受け継いだお店。
どなたにもおすすめできると思う。

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通し営業。今の所、定休日は決まっていない。

東池袋大勝軒の現店主・飯野敏彦氏はなんと我が群馬の高崎出身。
実家は高崎の評判店紅雀(閉店)である。群馬県人の口に合うのは当然か?

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山岸さんが微笑む。「直営店」の文字はあなたを裏切らない。

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東池袋大勝軒 高崎吉井店

群馬県高崎市吉井町池1567-1(地図)

TEL 不明

営業時間 11:00~22:00

定休日 未定

席数 カウンター10席 テーブル3卓

喫煙 不可

駐車場 あり(店前8台 道路反対側にもあり)

ホームページ http://www.tai-sho-ken.com/

交通アクセス 県道71号線を高崎より吉井方面走行。中山峠を越え、鏑川に掛かる多胡橋を渡り一つ目の信号を超えて約100m先左手。「しまむら」反対側。

2011年10月23日 (日)

江戸川橋大勝軒@東京都文京区

その店は目白通りのほとりに佇む。

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自分は大勝軒嫌いである。
そりゃ御大・山岸一雄氏はラーメン界の偉人として尊敬するが・・・
あまりにも弟子のテイタラクぶりに閉口している。しかし・・・

先週こちらの前を通った際、こちらの看板に書いてある口上が普通の大勝軒と違う「ばそカレー」「たれそば」とあった。そして従業員はインド人とも聞いた。大いに興味を惹かれた。

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雨の中、12時丁度位に到着。店前にはおすすめ?が貼られる。
大勝軒の売りであるはずの「つけめん」は貼られていない。
たれそば?ばそカレー?ばそゲティー?

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入口の券売機で食券購入。目的のばそカレーはボタンでは「ライスカリー、又は、そばカリー」となっている。これを購入してから店員に申告であろう。

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その隣に給水器。めくってコップでボタンを押す。店主に挨拶されて入店。

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土曜日。雨と言うこともあり先客は5人ほど。
カウンターに座り、従業員に「ラーメンで」と申告する。

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東池袋系であることを示す色紙。

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メニュー。

オリジナルもあれば旧本店の味も楽しめるとある。
魚粉ブチコミが大勝軒の味だと思っているアナタ。一度食べる価値はあると思う。

ふと隣の若い人が食べている丼を見る。顔が洗えるような巨大丼・・・
麺量はデフォで350gとあった。あの「ラーメン二郎」もびっくりである。

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製麺室に積まれた小麦粉。自家製麺。

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うわさのインド人従業員がカレーを温め始める。
8分後着丼である。

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ばそカレー 600円

茹で上げ麺にカレーをかけただけのシンプルな姿。
隣の若い人とは違って二郎のような「普通の?」丼であった。
若い人に「それ大盛り(麺量700g)?」と聞くと「そうです」の答えであった。

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辛さ控えめと思われる色具合。白いクリームがパイピングされる。
ブツブツ具合からキーマ(ひき肉)カレーと推測。

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麺は大勝軒の教えを守る、中太ストレート。
しっかり腰あり。圧縮されたみしっとした小麦のうまみが詰まった麺。
カレーが絡みつく・・・さて、カレーとの相性は?

ぐるっとかき回す。これはまぜそばだから・・・
カレーの辛さはさほどでもない。万人向けのまったりした辛さ。
後客の「ばそカレー、辛め」のコールがあったから辛さも指定できる模様。
本格を欲するなら辛め指定で。スパイス感が増すと思う。

カレーライス同様、カレーと炭水化物の相性は滅法いい。
ひたすら啜り込む。

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こんなものも入っている。皮付ウィンナー。
チャーシューの代わりであろうか?うれしい一品。

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舌休めに最適なゆで卵半分。

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傍らに載るはカクテキ。甘めで福神着けライク。

ひたすら丼を掻っ込む。掛け値なしの350gはやはりすごい。
二郎以外でこんなに苦しんだ事はない。食べきる寸前で何度か箸が止まる・・・しかし飽きないカレーの味付けが味方、何とか食べきる。

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こんなお願いも・・・協力しよう。

隣の若い人は大盛りを完食すると「どうも」と言って出て行った。
どう見ても高校生、あるいは10代の少年・・・若いってすごいと思う。

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こんな事も書かれていた。
しかしいい店は秘密。人に教えたくないであろう。空いていて落ち着いて頂けた。

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テラスとは名ばかりの「テント」であろう。
席不足を解消するための苦肉策。ここにテーブルが2卓ある。

おそらくまかないメニュー。インド人の従業員の考案と思われる。
しかし大勝軒の「もりそば」もまかないから生まれた物である。人気メニュー。
既成概念にとらわれないのが大勝軒の真骨頂か?
こういう大勝軒は応援したい。

そして自分の「山岸さんの写真を看板に掲げない大勝軒はうまい」の持論は健在であった。

CP高し。ばそカレー、大いにお勧めである。

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日曜休みはハードル高いか?

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江戸川橋大勝軒

東京都文京区関口1-19-5(地図)

TEL 03-3260-5115

営業時間 11:00~21:00(LO20:00)

定休日 日曜日

席数 カウンター10席 テーブル2卓

喫煙 不可(テラスは可)

駐車場 なし

交通アクセス 有楽町線「江戸川橋駅」 4番出口下車。左手へ、すぐ左手。 

2011年10月18日 (火)

寿分@長野県上田市

わが心の故郷・信州を訪ねてみる。上田から松本に向かう国道143号沿いにその店は佇む。

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店主は上田の名店丸木屋の弟子と聞く。ここにあった丸木屋は移転、その跡地に開業したらしい。丁度12時頃到着であった。

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こちら食券制。
「チリトマトめん」や耳慣れない「サンバルつけめん」等の表記に興味津々。
基本であろう「らーめん」のボタンを押す。
店員は年配の男性と、若い健康的な女性が出迎えてくれた。

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おしゃれなウッド調の店内。アベックが多いのもうなずける。
調べてみたら女性店員は店主の奥様。インドネシア出身らしい。
かつてオランダの植民地だったインドネシア。しかしその独立に大日本帝国は協力。
それ以来、日本とインドネシアは友好国である。

サンバルと言うのはインドネシア料理の香辛料であるらしい。

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花をモチーフとしたものが多く飾られる。
店名の「jepun」はインドネシアでプルメリアの事である。店内にも絵が飾られていた。
6分後、ママさんから丼がサーブされた。

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らーめん 600円

なんともシンプル。潔い姿ではないか!

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なかなか濃厚そうな醤油が香る。細かな粒は節粉であろう。

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ベースは鶏ガラあたりであろうか?じっくり控えめながら上品なうまみ。
節粉もうまみを主張しながらもバランスを壊すことなく言葉少なめ・・・大人の味である。絶妙。信州ゆえ、そばつゆに通じた味。
コクのある醤油はいい感じにダシをフォロー。わずかに物足りない、奥ゆかしいのが長野ラーメンの特徴。
香味脂が物足りなさを補う。

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「自家製」と書かれた麺は中太の正方形断面縮れ麺。
かなり圧延されたのであろう。しっかりしこしこの力強さがあった。
たまに極太の部分が入るのがご愛嬌。

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チャーシューはバラあたりであろうか?
ダシを取った物であろう。しっとり噛み応え。赤身から旨みが滲む。
香ばしい風味は、ダシから取り出してカエシに漬け、その表面を炙った為だと推測した。

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味付けは控えめながらもしっかり竹のうまみを内包したメンマ。
ざっくりした歯応えがアクセント。

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何気に気になる卓上の瓶を開けてみると・・・刻みドライガーリックであった。
このラーメンにこのトッピングは・・・と思ったが・・・
ほんの一サジでミスマッチ?な甘みと風味をもたらした。
おろしニンニクでは味が壊れるであろうがこちらはうまみ増幅。試してほしい。

決して強力なインパクトはないが心和む味。まさに信州で頂くにふさわしいラーメンであった。
それゆえ、チリトマトめんやサンバルつけめんも楽しみになる。

次回の訪店が楽しみなる店であった。

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道中の軽井沢あたり
木々はもう色を変えはじめている・・・

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インドネシア語であろうか?わかる人いますか?

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寿分

長野県上田市吉田266-1 ウェスタンビル102(地図)

TEL 0268-25-1830

営業時間 11:30~14:30 17:00~20:00

定休日 火曜日

席数 カウンター8席 テーブル2卓

喫煙 不可

駐車場 あり(共用20台)

交通アクセス 国道143号を上田市街より青木村方面に走行。「福田」信号を超えて約500m先左手のテナント。

  

2011年10月17日 (月)

覆麺 智2@東京都千代田区

学生街。ゆえにラーメン激戦のこの界隈。

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こんなお店やあんなお店が歩いて1分の所にあるのだが・・・

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一際、異彩を放つのがこちらである。

ラーメン屋ながら会員制というこちら。理由は「常連さんのためにスープを温存」という一見さんお断り、常連大事のお店。
しかし失望することなかれ。土日は一般の方も食べられる。しかも会員になれるチャンスがある。自分はこちらに二度行った「会員」であるが・・・

当日は高田馬場→神田→日比谷公園→飯田橋を歩く計画。
ふと、こちらの前を通りかかった。何気なく通り過ぎるつもりだったが・・・
換気扇から誘惑するようないい匂いが漂って来る・・・

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こんな貼紙も・・・辛抱たまらん!

目的は別の店であったが・・・「得体の知れない未訪店」より「うまいのがわかっている既訪店」であろう。「専大前」の信号で暫く思案、引き返すことにした。

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午後4時位であるが、中途半端な時間の営業はうれしい。
第四土曜を除く土曜日は「アラの日」との事である。
かつてのBGM・闘魂のテーマ「イノキ・ボンバイエ・イノキ・ボンバイエ」ではなく穏やかになった。「アララーメン」のボタンをポチった。
カウンター席の狭い店には二組のアベックの先客。

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ステン板張りのシンプルな店内は明るい。何気に水がうまい。

おもむろに柔和な表情の店主と思われる方が「会員券お持ちですよね?無料トッピングは?」と・・・
まだ前食が腹に残っている。「持ってますがいいですよ」と辞退するが「そう言わずに・・・」と・・・
そんなわけでとっさに「青とうがらし」と言ってしまった。言ってからしまったと後悔したが。3分くらいで着丼であった。

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アラ塩ラーメン(会員無料トッピング青とうがらし1杯) 880円

なんと清々しいラーメンであろうか?そして熱い!

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素材はいろいろ(白身魚主体)であろうがこの澄んだ金色のスープはどうだ?
濁ったごった煮ではない。技法の高さが伺える。

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心なしかバターのような柔らかく豊かな風味が立ち昇る。
白身魚の上品であはあるが、わずかに物足りない部分をフォローするのがカンパチとある青魚か?
こちらのアイデンティティ-であろうキレのある醤油味と同様、塩味にも研ぎ澄まされたようなキレがある。

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麺もこちらのデフォで用いられる物。
わずかにウェーブ入る細めんは結構硬め。芯があるようなカリポリ感あり。ショッパ目なスープとのコントラスト絶妙。小麦の風味と甘みを楽しめる。

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味の「押しと引き」が上手なこちら。
二枚の表面積大きな薄切りチャーシューはダシを取られた肩あたり。
逆にショッパ目なスープで味付けられる。熱で白い脂部分が溶け出してバラバラになりそう。

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同じく、ショッパ目なスープを中和するさわやかな白髭ねぎ。

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そしてメンマも薄味。しかし歯応えはいい。
丼から漂ってくるのは、間違うことなき海の香り。ちょこんと載せられた海苔もそれをフォローする。釣り好きの方なら、堤防に立った時に海から吹いてくる風の匂いを知っているであろう。あんな感じ。そして懐石料理にでも通ずる味わい・・・

「後悔した」と思った青とうがらしとて、適度にメリハリを持たせる存在であった。味が壊れると懸念したが、逆にデフォではありえないジンジンする刺激を加えてくれた。額に汗。

前食ゆえに麺量200gはちょっときつかったが何とか食べきった。
当日は約10km歩きまわったゆえかなり熱を発散。
店主の「どうですか?」の問いに一言「熱かった」と・・・

後客来店に暇がない。入れ替わり立ち代りやってくる。中途半端な時間だが驚くべきことである。気さくな店主の人柄かな?とも思う。

限定、イベント盛りだくさん。いろいろ楽しませてくれるこちら。大いにお勧めする次第である。

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店前に飾られた覆面があなたを待っている。

覆麺 智

東京都千代田区神田神保町2-2-12(地図)

TEL 不明

営業時間 11:00~22:00 土日祝11:00~18:00(スープ切れ終了)

定休日 不定休

席数 カウンター8席

喫煙 不可(路上禁煙区間)

駐車場 なし

交通アクセス 靖国通りを靖国神社から御茶ノ水方面へ。「専大前」信号左折。一つ目の路地(コンビ二あり)を右折。ラーメン店「ラーメン二郎神田神保町店」「用心棒」を過ぎて約50m先右手。

2011年10月16日 (日)

ラーメン二郎 高田馬場店@東京都豊島区

通称「ババジ」。

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そぼ降る雨の中こちらを目指す。10時10分頃到着。

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雨にもかかわらずこの待ち。きっと熱烈なファンなのであろう。
ジョイント、6番目であった。

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こちら、10時半からと結構早めの開店時間である。

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歩道を歩く歩行者の妨げにならないように気遣ったプラチェーン。
お店の気遣いを無にしないようマナーはきっちり守ろう。

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時間になると引き戸が重ねられシャッターが上げられる。開店。
3人という店員さんも今日は一人であった。

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あわてて券売機に飛びつく事もない。歩道を塞がないように券売機前には2名を守ろう。
基本であろう「ラーメン」のボタンをポチる。650円は二郎標準価格であろう。

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結構椅子が高め。カウンターの高台が高め。パチリと食券を置く
そして後ろのスペース、隣とのスペースも狭い。窮屈。
配膳時は上に見える皿に載せられる模様。

水はセルフ。カウンターにあるステンレスのコップを持って給水機で汲むわけだが・・・
「軽く押してください」の力加減がわからず強めだったらしい。
コップを放しても水が止まらず出っ放し・・・近くにいた人をびっくりさせてしまった・・・Orz

おなじみの「二郎の掟」が貼られている。

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無料トッピングによそでは見られない「とうがらし」があった。結構頼んでる人がいた。
その1「無料トッピングは、聞かれてからはっきり大きな声で!」は、店の前を通る車の音と換気扇の音がうるさいからだと思う。無論その2は言わずもがなであろう。

先に麺カタリクエストの客にコール。結構マシコールが多い。続いてデフォの硬さの客にもコール。自分にも・・・
「ニンニク・アブラで」とコール。しかし一度聞き返された。結構大声で言う必要があるだろう。再度コール。高台の上にラーメンが置かれた。

ちょっと狭い&高いため丼を下ろすのに慎重を要する。隣の方も肘がぶつからないよう協力しよう。でないと丼が落下、自分のところまで被害を蒙りそうだから・・・

慎重に丼を下ろして・・・10時45分ご対麺であった。

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ラーメン(ニンニク・アブラ) 650円

丼は一般的な中華屋・食堂で使われるのと同じサイズであろう。
深くはない。ヤサイはモヤシ/キャベツ比で8:2位であろう。茹で具合は頃合い。

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ラード層が厚い。二重構造の、ちょっとぼんやりしたスープ

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ふんわり香る豚のうまみ。二郎専用の甘めのカネシがガツンと効く。

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平打ちながら、結構厚みのある麺。
二郎の中では1,2を争うような太麺。柔目モチモチ感あり。小麦の風味と甘みいっぱい。
かなり地粉うどんライク。上州名物煮込みうどんのようであった。尖るカエシとよくマッチしている。

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ババジ名物・ほぐし豚。
コンビーフ状のそれが大量に載る。カエシを身にまとい結構甘辛。
ヤサイや麺とよく混ざると言うメリットがある反面、肉感に乏しいと賛否ある。
自分はラーメンには普通の豚がいいと思う。しかし汁なしだったらほぐしの方がいいと思う。

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「アブラ」は大粒の欠片がごろごろする。ニンニクの効きは強め。

麺量は、二郎とすれば少なめの250g位であろうか?
普通のラーメンの大盛り程度ですんなり感食。味が強めで最後は飽きた。
ロット3番目位で店を出た。

ボリュームの割には650円の値段は、二郎とすればCPは低いと思う。
しかしながら、カネシのキレを味わいたいならお勧めである。

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そしてこの一杯が、午後に参加した「売国フジテレビと反日朝鮮人・キムテヒに抗議するデモ」の活力になった事は言うまでもない。

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ラーメン二郎 高田馬場店

東京都豊島区高田3-17-8(地図)

TEL 不明

営業時間 10:30~数量限定(13時位?)

定休日 木曜日 日曜日 祝日

席数 カウンター12席

喫煙 不可

レンゲ あり

駐車場 なし

交通アクセス JR山手線「高田馬場駅」早稲田口下車。駅を背に右手に進み、一つ目の信号を左折、坂を下りたところの信号を右折。約100m先右手。

2011年10月13日 (木)

清華軒@群馬県高崎市

10月9日。創始者・林烈土さん死去。87歳。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

清華軒

群馬県高崎市相生町58(地図)

TEL 027-322-0292

営業時間 11:00~14:30 17:30~20:20

定休日 水曜日 祝日

席数 35席

喫煙 不可

駐車場 あり

2011年10月10日 (月)

ブロンソン@埼玉県所沢市

川越の人気店、笑堂のセカンドブランド。つけ麺専門店として営業している。

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しかし、土日限定メニューでまぜそばがあると言う。
つけめんは嫌いだがまぜそばを頂きに伺う。6時ちょっと過ぎに到着。

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・・・が( ̄□ ̄;)

店先の券売機には、無情にもまぜそばのボタンに赤い「売切」の文字が光る。
まずはデフォを味わえと言う事なのだろうか?濃厚中華そばのボタンをポチる。

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カウンター6席、二人がけテーブル1卓の小さな店。先客はアベック二組。
若い店員が一人で切り盛りする。券を渡し、しばし待つ。

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ふと見ると「赤辛・黒辛・黄辛」の怪しげなトッピングがある。
赤は定番の辛味(たぶん唐辛子)、黒はビターなチョイ辛、黄はカレー味らしい。店員に追加注文。券を買いなおして手渡す。

なかなか慎重かつ丁寧な手つきの店員。一人で接客からラーメン作りから洗い物から大変であろう。その表情は、群馬の某大勝軒系チェーンの店員とは比較にならない位に真剣であった。
ゆえにじっくり仕事ぶりを拝見。10分後に着丼。

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濃厚中華そば(並) 780円

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オーソドックスな「豚骨魚介」の姿である。

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なるとを枕に煮干がおねん寝。その演出に、思わず笑みがこぼれる。

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かなり高粘度のスープ。
調味料依存のギミックスープか?素材感あふれるスープか?

しかし後者であった。最近はロクにダシも取らず、油と米粉を使って粘度を上げ、ダシ不足を調味料大量投入でごまかす店が多いが・・・
こちら、しっかりした素材感。きちんと魚の味がする。しかも調味料加減はころあいで、最後までクドさを感じさせず飽きさせない。

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麺は中太の丸麺。少しだけウェーブする。
変な例えだが、ファミレスのハンバーグ&ステーキランチの付け合せのスパゲティライク。あまりツルシコ感はない。しかし小麦の風味一杯。
生半可なスープではミスマッチだろうがこの濃厚スープではいいバランス。うまい。
纏わりついたスープの魚粉が見えるだろうか?

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赤身多いチャーシューは、このラーメンのうまみの源。
舌休めであろう。味付けは浅い。スープで味付けの感じであろう。

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同じく舌休め的存在のメンマ。浅く甘めの味付け。
もちろんいい部分を使っている。さっくりな噛み応え。
薬味のねぎがいい感じで辛い!

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そして・・・これが黄辛。
挽肉にカレー粉を吸着させた物のように思える。お店のお勧めどおり、途中から投入・・・

辛味はそれほどではなく、しかしカレーの香ばしい風味。
魚臭いラーメンが一気にエスニック。しかし辛さは適度であった。

食べ終わった後、店員にスープ割りを所望すると快諾された。
再び自分の手に戻った丼のスープを頂く・・・

スープ割りで濃厚さが開放されると、今まで眠っていた味がいっせいに起き出す。豚、魚介、カレーのうまみが舌の上で踊りだす・・・

一杯で二度、三度おいしい。あなたも試してみてほしい。

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ラーメン王・石神秀幸氏も太鼓判。

店員もいずれは独立、開業であろうが、男気一杯の店主・普天間氏の薫陶を受けたことは幸せであろう。大いに誇っていい。

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ブロンソン

埼玉県所沢市緑町4-8-17(地図)

TEL 042-924-8206

営業時間 11:00~15:00 18:00~21:00 日曜11:00~15:00頃

定休日 無休

席数 カウンター6席 テーブル(二人掛け)1卓

喫煙 不可

ホームページ http://www.shodo1.com/

交通アクセス 国道463号を所沢ICから入間方面走行。「峰の坂」信号右折、県道6号へ。「緑町4丁目」信号左折。約100m先左手路地角。上に・・・

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こんな看板のある建物の一階です(^^)

2011年10月 9日 (日)

ZUND-BAR@神奈川県厚木市

厚木市街を抜け、丹沢に向かう山道沿いにひっそりと佇む。

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中華屋・食堂大好きの自分だが、たまにはオシャレなお店に行ってみよう。
1時頃到着。秋の透明な空気が気持ちいい。

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ざっと30人程の待ち客。なかなか人気店ではないか!
記入表に「キム」と本名を書いて待つ。
待ち席もあるが、店員が順番どおりに呼ぶので必ずしも席に座っている必要はない。待ち客もあちこちを探索、秋の自然を楽しんでいた。待つのに退屈しない。

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店前にはこんな清流がある。水遊びをする家族連れも見かけられた。
客層は様々だがアベック、家族連れが多かった。秋の行楽気分であろう。

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秋の冷え込み。店前に置かれたひざ掛けがうれしい。
そっと取って彼女に掛けてやるとあなたの好感度はアップするに違いない。

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メニュー拝見。
基本は塩と醤油の二種類。それにトッピングでヴァリェーションを増やしている感じ。
鶏油の配合で「淡麗」と「まろ(コッテリ)」が選べる。
ちなみにこちらのソフトクリームは名物らしく、手に持って出てくる客は多かった。
40分ほどで「萌え」な女性店員に名前を呼ばれ入店する。

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ちょっと暗めな店内に、いい感じの音楽が流れる。「BAR」の名に違わない。
ホントにラーメン屋?と思ってしまうほど・・・
先ほどの女性店員に塩らーめんを「淡麗」でお願いした。
10分程でご対麺であった。

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塩ラーメン(淡麗) 750円

店内が暗い為、手ブレ乱発だがお許し願いたい。
朝鮮の冷麺風の金属製の器で登場。

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黄金色のスープ。「淡麗」と言えども結構油が浮く。決してあっさりではない。水菜の緑、デフォでのる半熟卵の橙が目映い。

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丹沢山系の水のよさか?
すっきりした透明感のある鶏ベース。わずかな濁りはうまみの証。
一口すすると魚介のやわらかい風味と甘み。塩気は尖らず、後から追いかけてくる感じで最初は物足りない上品なチューニング。

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繊細なスープに組み合わされるのがこちらの麺。
細目ストレートの柳腰、まるでソーメンのような滑らかではかない啜り心地の麺。上品なスープをまとい官能的。しばしその感激の余韻にひたる。

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チャーシューはバラ。カエシをまとい炙られた物であろう。
焦げた醤油が香ばしい。ちょっと焼肉ライクな感じ。

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メンマは甘めの味加減。細目だがコリコリせず柔らかで丁寧な仕事。
全体の中で、わずかに主張があると思った一品。

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麺量は140g前後であろうか?しかしトッピングにボリュームありおおよそ一杯に足りると思う。
そして無化調であろうか?食べ進んで冷めるほどうまみがはっきりする。
丼の底まで堪能・・・

正直、ちょっと高めな価格設定であろうが「雰囲気代」であろう。
この秋、こちらでの食事はあなたと彼女の距離を大いに縮めると思われる。

無論、コ汚いおっさんのアベックが場違いな事は言うまでもない。

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ZUND-BAR

神奈川県厚木市七沢1954-7(地図)

TEL 046-250-0123

営業時間 11:00~20:00

定休日 水曜日 第二・第四木曜日

席数 カウンター7席 テーブル6卓

喫煙 不可

駐車場 あり(30台)

交通アクセス 国道246号を伊勢原から東京方面へ北上。「森ノ里入口」信号左折、県道603号をしばらく走行。右手に「バーミヤン」「夢庵」のある信号を左折、橋を渡り「小野橋際」信号を右折、川沿いを走行。突き当りの信号を右折、県道64号へ。
左手に消防署のある信号を超え約700m先の路地を左折すると・・・

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300m先に、こんな看板が見えます(^^)

2011年10月 3日 (月)

来々軒@山梨県都留市

金木犀香る秋の甲州路。鄙びた街並みに溶け込むようにその店は佇む。

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日本で初めて、今のようなラーメンを提供したのは東京の来々軒だったらしい。
以来その名を冠するラーメン屋は多い。こちらもそんな一軒であろう。
到着は中途半端な14時半過ぎであるがノレンが出ていたのでくぐって見た。

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こんな時間でも若いアベック一組の先客。
ガタガタ音のするパイプ椅子は古きよき食堂のテイスト。

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「献立表」の表記がうれしい。
ラーメン関係豊富。ご飯物、丼物、一品料理豊富。
ノレンに「手打ちワンタン」とあったのでワンタンメンをお願いした。

中年の男女と、おばあちゃん一人の3人体制。
おばあちゃんのいる中華屋・食堂はなぜか心が和む。
自分の祖母が中華屋だったせいであろうか?

10分後、おばあちゃんの配膳でご対麺であった。

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ワンタンメン 700円

典型的な中華屋・食堂のラーメンであろう。

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黄金色のスープにネギの青のコントラストがいい。
スープは熱い!レンズが曇り、撮影に一苦労だ。

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適度にラードの浮くスープ。
鶏、豚などのガラ感とほんのり煮干、そして他の料理で出るであろう野菜屑のやさしい甘みあり。誰もがイメージする「中華そば」のスープである。強いインパクトはなくやさしい味。
デフォで黒コショウがかかりジャンク感を醸し出す。

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「手打ち」とある麺は細めの縮れ麺。あまりチュルチュルモチモチ感なく柔目の茹で具合。
たぶん常連に年配者が多いためと推測する。
きっとかん水等の添加物が少ないのであろう。素直な味。
しかしはんなりとしたスープになぜかマッチングよし。
後客の啜る「ズズズズ~」の音が耳に心地よく響いた。

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脂身多いバラチャーシュー。デフォであろうか?偶然であろうか?
スープの熱で脂がとろけて自分には良い感じのトロチャーシュー。
コショウが効いてエスニック。

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自家製らしいワンタン。具は少なく皮が厚いタイプ。
ボリュームはあるが若干重かった。スープにもっと力があれば・・・
あるいは皮を薄めにした食感重視だったら良かったと思う。

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幅広、シャクシャク。色からも判るとおりしっかり仕事されたメンマ。
意外に存在感があった。

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ナルトは中華そばのトレードマークであろう。
ラーメンがそばうどんの一ジャンルである証明。
自分は終盤近くに頂く。いい舌休め。加えて丼に華やかさを与える。
最近のラーメンに見られなくなったのは悲しいことである。

正直、かなりボリュームあり。危うく残して「ごめんなさい」するところであった。

おそらく、永く地元に愛されているお店であろう。うまくない筈はない。
旅先でふらりと入った店の一杯のラーメンに感動・・・ラヲタ冥利に尽きると思う。
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ここからそう遠くない風景。
山梨は水の宝庫。そして水は生命の源・・・おばあちゃん、ご馳走様。

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来々軒

山梨県都留市中央2-7-21(地図)

TEL 0554-43-2644

営業時間 11:00~21:00

定休日 火曜日(祝祭日は営業)

席数 テーブル4卓(6人掛け2卓 2人掛け2卓)

喫煙 可

駐車場 あり(6~7台)

交通アクセス 国道20号を八王子より山梨方面走行。「駒橋」信号直進、大月バイパスに入り国道139号と突き当った信号を富士吉田方面へ左折。中央1丁目のクランクを曲がって約300m先右手。

2011年10月 2日 (日)

支那ラーメン 桂山@山梨県上野原市

甲州街道から程近く、住宅街の広くない路地にその店はひっそりと佇む。

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以前は神奈川県秦野で営業していた人気店。2004年実家の山梨に戻り開業したと聞く。
丁度12時頃到着、小さな店は満員。外待ちのアベックの隣にて待つ。
しかし長居の客はいないので回転がいい。やがてママさんに「お一人の方どうぞ」と、入店を促された。カウンター一番奥の席に着く。

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店内にはチャーシューを煮る香りが漂う。
メニューはシンプル。醤油味のベースにトッピングでヴァリェーションを持たせている。
客も「ラーメンを食べに来て、ラーメンを食べて帰る」からこれでいいと思う。
大奮発のチャーシュワンタンメンをお願いする。

ふと見ると、カウンターに「店内の撮影はご遠慮下さい」の貼紙が・・・( ̄□ ̄;)

撮影不可なら記事にはならない。さっさと食べて他の店へ・・・と思った。
10分後、穏やかな感じの店主手ずから配膳。なんとも良い雰囲気のラーメンである。

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チャーシュワンタンメン 950円

山梨まで来てこれを写真に取らないのは実にもったいない。
ダメモトで店主に「やっぱり写真はダメだんべ~か?」と聞くと微笑みながら「どうぞ」と手を差し伸べる。
「撮る時は声を掛けていただければOKです。無断撮影は困りますけど」と・・・
大いに感謝・感謝であった。

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ひときわ大きなチャーシューが目を引く。結構大きめの丼一杯に入っている。
濃い目の醤油色のスープは厚めのラード層のコーティングでいっそう輝いている。

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「山梨ブラック」と呼んでもいい位の深みあるスープ色。しかし色ほどしょっぱくはない。
まず香る鶏と豚の豊かななダシ感。カエシはそれをサポートするにとどまる。しかし塩気は少なくとも溜り醤油のような濃厚なコクがある。ほんのり生姜が効く。
変な例えだが福島県白河の名店とら食堂のスープに似ていた。

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麺は幅広平打ち。まるで佐野ラーメンの様である。
不揃いなピロピロ。かん水使用は少な目と見えてシコシコ感はないがほっとする食感。
小麦の風味とスープのマッチングが良い。滑らかな食感はまさか青竹打ち?
こちらが自家製麺かどうかわからないが青竹の滑らかな外皮を転写した食感。
加えて打ちたての新鮮さを感じた。
思えば山梨は佐野、群馬東部(東毛)と同じく小麦文化のあるところ。
自家製麺も不思議ではない。

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生半可な「二郎」に引けを取らないチャーシュー。
と言うことは、かなりスープに豚肉を使用と言う事であろう。縦4cm横10cm厚さ5mm程のバラが4枚。ボリュームたっぷり。チャーシューメンにする必要はない?
外側にほんのりカエシをまとい、しっとりなれどしっかり弾力があり噛み締めると豚のうまみがにじみ出る。

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大きくボリュームたっぷりのワンタン。具も結構入る。生姜が効く。

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小田原ラーメンのトレードマークであるモヤシ。茹で具合はシャキ。

麺量は200gそこそこであろうがトッピングのボリュームもありやっとこ食べきった。
結構二郎に近い達成感があった。普通ならスープを残すところだが・・・

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残すにはあまりにもったいないスープ。完飲。
濁りのない味は、きっと水の良いせいもあるだろう。あれこれ小細工しなくても素材のうまみがストレートに出る。自然の恵みであろう。ちなみに秦野も水が良いことで有名である。

お勘定の時店主に「大西(小田原ラーメンの有名な店)」あたりで修行されたんですか?と聞いたが否定された。ちなみに山梨県都留の人気店紺屋はこちらの常連客だったそうである。

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豊かな自然が育んだ人とラーメン。
これからの季節が美しい山梨。ドライブの際は、ぜひ立ち寄ることをお勧めする。

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支那ラーメン 桂山

山梨県上野原市上野原2177-2(地図)

TEL 0554-62-1007

営業時間 11:30~14:30 17:00~20:00

定休日 木曜日

席数 カウンター9席

喫煙 不可(外に灰皿あり)

写真撮影 不可(声を掛け、承諾あれば可)

駐車場 あり(5~6台)

交通アクセス 国道20号を八王子より甲府方面へ走行。山梨県に入り「新町二丁目」の信号左折、一つ目の「上野原消防署南」信号右折、中央自動車道の側道を進み、約550m先の路地・・・

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を右斜めに入ると・・・

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こんな感じで看板が見えます。狭いので気をつけてください(^^)

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