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2012年2月20日 (月)

あってりめんこうじ 安中原市店@群馬県安中市

中仙道の旧道沿いに、その店はひっそりと佇む。

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昨年2月末をもって安中より中軽井沢に移転。しかし昨年11月に、安中にも出店。
当初は夜営業のみであったが、最近昼にも営業するようになった。
碓氷峠にある「峠の湯」でリフレッシュした後、12時頃到着。

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カウンター&テーブルの店内。二組、4人ほどの先客さん。
カウンター席に腰掛ける。アットホーム的な雰囲気。
しかし程なく後客が大挙。店内待ちのアベックも・・・

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メニュー
スープの「あっさり」と「こってり」が絶妙なバランスを見せる、他では味わえない、独創的な「あってり麺」がこちらの自慢。

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さらに、ランチメサービスは+100円でミニ丼が付く。
しかし本日の目的は・・・

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30年前のラーメンを復刻したという「昭和55年」。
お水を持ってきて頂いた、つつましい感じのママさんにお願いする。

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うおっ、厨房には店主の小路五郎氏が・・・
てっきり、中軽井沢にいらっしゃると思っていたが・・・
信州ラーメン発展の一端を担う存在。しかし決して偉ぶるところのない誠実な人柄。
そんな人柄を慕う信州の若手ラーメン店主は多い。兄貴分的存在だ。
カレーの香りや、餃子の焼ける匂いが心地よい。10分ほどで着丼。

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昭和55年 550円

使い込んだ雰囲気の丼・・・
そんな丼、いったいどこから持ってきたんだよっ

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醤油色は濃い目。わずかに濁り。
油の玉がほのかに浮く、典型的な食堂・中華屋のラーメンである。

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動物感控えめ、昆布や煮干で取ったダシはそばうどんの汁のような味わい。
それほど醤油は主張しない。
最近のラーメンのように洗練されていないが、素朴感いっぱい。それがいい。

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わずかにウェーブが掛かる中太麺。
多加水でもっちりシコシコな食感。ツルツル啜り心地がいい。
噛み切るとふんわりかん水が香る。

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モモあたりと思われるチャーシュー。
昔の用途どおり、ダシガラのリサイクル。それをカエシでほのかに味付け。
ぎっちり堅め。しかし噛み締めると最後の旨みの一滴が滲み出す。

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メンマ。
こちらも食堂・中華屋で使うと思われる塩漬け戻しであろうか?
多くの店では適度に塩分を残すような塩抜きを行い、味付けしない店も多いという。
こちらの若干味薄すぎは、わざと素朴感を演出か?
食感はカリポリした軽快な歯応え。

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そう言えば、昔の中華そばには、ほうれん草が載っていたなぁ
最近そんなラーメンを見なくなったが・・・
青みを添える茹でほうれん草が甘い。スープとの融合がいい。

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結構大きめに切られたナルト。
これだけ大きいと、添え物を超えて大いに存在感あり。

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街道沿いの細道の店で食べるにふさわしいラーメン。完食。
惜しむらくは、こちらの建物がおしゃれな事。
もっとコ汚・・・いや、古めかしい店構えだったら・・・と思う。

普通、こちらのようなニューウェーブ店が出す「昔ながらの中華そば」は、えてして現代の食材や技法を用いて作られた「形だけの中華そば」である事が多い。
心底では昔の中華そばを否定。自分は懐疑的な目で見ている。
しかしこの作品は、当時の質素な材料や、稚拙な技術で作られた中華そばを見事に再現している。
店主、このメニューの為に、どこかの食堂とか中華屋で習ったのでは?

こんなに楽しませてくれるラーメンとお店、大いにお勧めである。

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車社会の群馬。駐車場は多くを確保。

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あってり麺が出前?これはサプライズ。近所の人がうらやましい。
店内には「おうちであってり麺」のお土産も・・・

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食事の後は・・・

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あってりめんこうじ 安中原市店

群馬県安中市原市2-2-8(地図)

TEL 027-384-0725

営業時間 11:30~15:00(Lo14:30) 17:30~23:00(Lo22:30)

定休日 火曜日・第三水曜日

席数 カウンター6席 テーブル2卓

喫煙 不明

駐車場 あり(14台)

ホームページ http://atteri.com/

店主ブログ http://atteri.jugem.jp/

交通アクセス 国道18号を高崎から軽井沢方面へ走行。「碓氷病院入口」信号を右折。一つ目の信号を左折、約70m先左手。

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コメント

KMです。
この旧道、以前は良くとおりました。
イメージしてみると、確かに店が新しいですね(笑)。
でもこのラーメンは良く再現されてます。
ホウレンソウが乗ってますね。必ず乗ってました。

小田急線近辺では昭和55年ころの店は大分減りましたが、町田のはいくつか報告しました。
魚は使わないのが主流だった気がします。

>>KMさん

正直、時代の先端を行くこちらが、こんなラーメンをメニューに載せた事にびっくりであります。
某ラーメン漫画にあった「これが昔ながらの中華そば。しかし今食べるとおそろしくマズイ」というくだり。
こちらの腕を持ってすれば、いくらでもうまくできたはず。しかしあえてそれをやらない・・・
当時の「マズさ」まで再現。しかしそのマズさが、却ってうまさと感じております。

天才・小路五郎氏ゆえに許されることだと思います(^^)

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安中に帰ってきた、あってりめんこうじあんなかはらいちてんさんです。  住所      安中市原市2-2-8  駐車場有  電話      027-384-0725  営業時間   11:30~14:30LO  17:30~22:30LO  定休日     火曜  喫煙       不可 ...... [続きを読む]

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