« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012年3月

2012年3月28日 (水)

麺匠 清兵衛@埼玉県川越市

川越駅近くに佇む

Dsc08164
昼の部終了間際の14時50分到着。スープ切れが心配だったが・・・セーフ。

Dsc08168_3
Dsc08173_2 
食券制
基本であろう、「清兵衛鶏塩そば」のボタンを押した。

Dsc08171
店内は居酒屋、小料理屋風の落ち着いた雰囲気。
中途半端な時間、先客なし。自分に続いて後客二人・・・

店員は年配の男性二人、若い男性一人。お互い声を掛け合いながらオペレーション。
向こうの寸胴には野菜がたくさん入っているのが見える。
7分ほどでご対麺であった。

Dsc08175
清兵衛鶏塩そば 680円

この、シンプルなれど崇高な姿はどうだ。配色にセンスの良さが伺える。

Dsc08176
黄金のスープにうまみの元であろうコラーゲンが薄幕を張る。
結構熱めのスープ。

Dsc08178
ふんわりとした鶏ベース。しかし味わいはそれのみにとどまらず、魚介や野菜など融合する豊かな味。
鶏油が適度に浮き、まったり感もある。
こだわりの塩は尖りすぎることなく全体をフォロー。青みに春近しを感じる。

Dsc08179
麺は、決して「鶏塩」の定番ではない中太麺。
ミスマッチか?と思いきや・・・どうしてどうして、力強さをアピールする。
多加水なモチモチの噛み応えが、スープのうまみと融合する。

Dsc08180
チャーシューは巻きバラ。外側ほんのり味が付く。
熱いスープで脂部分が融解、ばらばらになり持ち上げるのは困難なほど。
そして・・・

Dsc08183
ダシの副産物であろう鶏肉が一片載る。皮と身の間の部分がうまい。

Dsc08181
筍が載る。丁寧な処理でエグ味なし。
シャックリした食感。素材の持ち味を引き出す味付けは見事。

Dsc08185
お勧めの柚子唐辛子を少々・・・味が一味深くなる。

Dsc08186_2
「二郎食い」で、一気に食べてしまうのは勿体無い。
じっくりと一箸一箸麺を頂く。一杯一杯スープを頂く・・・
冷めるに従い、味わいがいっそう濃くなってくる。丼の底まで堪能する・・・

正直、懐石料理の一皿に出てもおかしくない崇高な作品。
せっかちな人では真価がわからないであろうラーメンであろう。
じっくり堪能できる、余裕のある人にのみお勧めする。

Dsc08165_3
Dsc08170
あえてごまかしの効かない塩味で勝負。しかし店の自信はあなたを裏切らない。

Dsc08167_3
Dsc08166_6
Dsc08187
麺匠 清兵衛

埼玉県川越市脇田本町1-7 川越西口ビル1F(地図)

TEL 049-248-4410

営業時間 11:30~15:00 17:30~24:00(スープ切れ終了)

定休日 年中無休

席数 カウンター6席 テーブル3卓

喫煙 可

駐車場 なし(近くにコインパーキングあり)

交通アクセス JR川越線「川越駅」西口下車。駅を出て左手方向へ。道なりに左手に回り込み10m先左手。 

2012年3月27日 (火)

ちょうちん亭@埼玉県所沢市

所沢駅近に佇む。

Dsc08136
1時ちょっと過ぎに到着。裏にある駐車場に車を停めて入店。
「いらっしゃい」というハンサムな店主の、明るく元気な声に迎えられた。

Dsc08144
カウンターとテーブル席のある店内は喫茶店風で余裕あり。
カウンターに二人、テーブルには家族連れ二組の先客・・・
ラヲタはいない感じでくつろげる。

Dsc08139_3
カウンターに着席、メニュー拝見。
「こだわり」が書かれてあって好感。
どんなラーメンが出てくるかわからない今時のラーメン店。ありがたい。
ラーメンWalker埼玉で見て、おいしそうだったカレーラーメンをお願いした。

Dsc08142_2
看板に描かれたのとそっくり(当たり前か?)な店主。
店主だけでなく、美人ママさん?や、かわいいバイトの女の子(ホントだぞ)の接客も良い。
自分たちの店に、お客さんが来てくれるのがうれしい感じである。
中華鍋をかき回す店主。前客と同じロットで着丼であった。

Dsc08147
カレーラーメン 790円

Dsc08149
香ばしい匂いが立ち昇る・・・

Dsc08150
結構シャバめなカレースープ。
カレーがラーメンスープに溶かれた感じ。
色からわかるように辛さ控えめ。野菜や動物系の、軽快で甘みある味わい。

Dsc08159
麺は細縮れの中華麺。ほんのりかん水香る。
軽めのカレースープに合っているようだ。少しダマになってるのがご愛嬌・・・

Dsc08158
具は、結構なボリュームのタマネギと豚バラ肉、ニラ少々が載る。
きっと中華鍋でカレー、ダシと一緒に煮られたものであろう。
タンメンの技法、一体感あり。タマネギがシャッキリ甘めな歯応え。

Dsc08160
日本人の好きな料理である、ラーメンとカレーの組み合わせ。まずいわけがない。
童心の奥底にある懐かしい味。丼の底まで味わいつくした。

最近のラヲタ好みのコ難しいラーメンと違って単純明快。
ゆえに一般の、特に家族連れが気楽に食べられる味であろう。
調理中にも、客の来店・退転にも丁寧な「毎度ありがとうございました。またどうぞ」の店主はじめ、スタッフ一同の挨拶。しっかり心が客に向いている。

あたりまえと思うだろうが、食券制の多い最近の店はさにあらず。
厨房での私語に夢中、閉まるドアの音で客の退店を知り、あわてて挨拶・・・
もう遅い。きっと客は「何だこの店。二度とこねーよ」と思うであろう。

大いにお勧め。同じ金を払うのなら、気分の良いこんな店で食べたいものである。

Dsc08145
注意。夜限定のメニューもあり。

Dsc08143_3 

Dsc08163 
駐車場は店の裏に3台。

Dsc08137
ちょうちん亭

埼玉県所沢市くすのき台1-9-8(地図)

TEL 04-2996-2704

営業時間 11:30~14:30 18:00~24:00(月曜は~22:00) 日・祝11:30~15:00 17:30~22:00(各Lo30分前)

定休日 火曜日(祝日の際は翌日休み)

席数 カウンター14席 テーブル4卓

喫煙 不可

駐車場 あり

交通アクセス 国道463号を入間から所沢IC方面へ走行。「旭町」信号右折。西武池袋線の陸橋を渡り約300m先の信号を右折、約100m先右手のテナント。

2012年3月26日 (月)

麺屋 番@埼玉県川口市

以前から行ってみたい店の筆頭であった。
なかなかチャンスがなかったが・・・千葉の帰り沿い近くにあった為、訪店。

Dsc08112
20時頃到着。決して明るくにぎやかとは言えない道沿いに佇む。
退店するアベックと入れ替わるように入店。

Dsc08114
ふんわり漂う魚介の香り・・・先客二組。どちらもアベック。
食券制。スープは塩・醤油・辛。麺は太・細をセレクトできる。
ラー本で見て、その美しい姿に心を奪われた「ゆずそば(細)」のボタンを押し「塩で」と申告し、店員に食券を渡した。

Dsc08117
黒基調の店内はシックでおしゃれ。カフェバーと言った雰囲気。
なんとなくタイプの似た感じの店員二人。手際よく、動きもいい。
手前に見える七輪はチャーシューを炙る為の物らしい。
オペレーションは、いろいろな小細工を丼に投入。
また、丼を温めるなどおろそかさは皆無。7分後に着丼であった。

Dsc08124
ゆずそば(細・塩) 780円

渋い感じの器に、色とりどりの食材が麗しい。

Dsc08123_3
細かく刻まれたネギ、白ゴマが浮きいい香りが立ち昇る。油の玉が光る。
ゆずそばだから柚子が香るが、三つ葉の香りもうれしい。

Dsc08125
冴えた感じの金色のスープ。
魚介のはんなりした味わい。しかしともすれば線の細くなりがちなそれをアシストするようなまろみを帯びた動物ダシ・・・
そして、塩味はそれをフォローするように控えめ。

Dsc08127
麺は細めの角断面、ストレートがわずかにウェーブ。
力弱め?とんでもない。しっかりした腰と風味を主張する。
魚介・塩・麦の三重奏がたまらない。

Dsc08130
チャーシューは七輪で炙られる。
染みこんだカエシが焦げて香ばしい。赤身多い部分。噛み締めるとうまみが滲み出す。

Dsc08128
丁寧な扱いで優しい味付けのメンマ。
柔らか、そして竹の風味と甘みを存分に楽しめた。

Dsc08131
半玉は、このすばらしいスープに味付けされる。
中心の黄身は半熟とろとろ。この状態を維持する為に冷たいのは惜しまれるが・・・黄身にほんのり味付け。
温まる最後のほうに取っておきたいアイテム。

最初は癖になった、かまわず啜り込む「二郎食い」であったが・・・
ふと我に返り、あえて麺を少しづつ、スープを噛む様に頂いた。
じっくり味あわなければもったいないラーメン・・・

Dsc08132
スープをぐぐ~っとは飲み干さず、レンゲで一さじ一さじ掬い続けた。
冷めるほどにうまみは濃くなってきた。無化調特有の味わいであろう。
ラー本で見た、麗しい姿同様、見事な味わいであった。

後客来店、アベックであった。
世間の、おおよそ八割の女性は「デートでラーメン屋はアリ」だそうな・・・
しかも、こんなお店であればアナタの印象は格段にアップするだろう。
大いにお勧めである。

Dsc08113
麺屋 番

埼玉県川口市江戸袋1-11-3(地図)

TEL 048-286-5212

営業時間 11:30~14:30 17:30~21:00

定休日 火曜日

席数 カウンター8席  テーブル2卓

喫煙 不可

駐車場 あり(2台) 斜め向かいの「ひまわり歯科」隣の石塚駐車場の・・・

Dsc08111
9番と11番。

交通アクセス 国道122号を羽生から東京方面へ南下。「鳩ヶ谷歩道橋」信号を左折。県道34号へ、約1,800m先「東本郷一丁目」信号右折、約500m先左手。「新鮮市場」隣。

 

2012年3月25日 (日)

ラーメン二郎 松戸駅前店 2@千葉県松戸市

前店主が赤羽へ移転開店。しばらく閉まっていたこちら・・・
しかし、新店主が決まり、3月20日に営業を再開した。

Dsc08082
渋滞で遅くなった。12時15分頃到着・・・
しかし雨といえこの待ちの少なさは何だよっ。ラッキーではないか。
ジョイントした。

Dsc08088
ラーメンの食券購入。
券売機や値段。店のレイアウトは変わっていない。
しかし、若干店のルールは変わった模様・・・
以前は券売機前の並びは二人と決まっていたが、今は中待ち4人ほど可。

Dsc08087
やはり若い方が多い店内・・・だが、子供連れの方もいた。
将来のジロリアン候補であろう。店員が「はい、これ坊やの分」と丼を差し出す。
美人ママさん(ホントだぞ)「ええ~っ?」と感激の声・・・
ひょっとしてサービス?(未確認)。人情味に熱い二郎。心が温まった。
食べたらさっさとどく。退席者と入れ替わるように自主的に着席した。

Dsc08092
黒シャツの、調理している方が店主。その向こうが助手であろうが・・・
助手の方の方がベテランらしく、あれこれアシストしている感じ。
寡黙なラーメン作り。オペは5杯位が1ロット。
助手はコール、立ち待ち客の麺量確認、なくなったコップの補給と、店主以上に忙しい。
二郎は助手なしでは成り立たないのだ。

以前は着席と同時にトッピングを聞かれたが、今は提供直前の一般的なコール。
助手に「ラーメンの方、ニンニクは?」の問いに「ニンニクアブラで」と応えた。
かつてはなかったアブラコールも快諾された。ちょっとカラメを掛け、すかさず着丼である。

Dsc08094
ラーメン(ニンニク・アブラ) 650円

Dsc08095_2
なかなか乳化したスープ。

Dsc08096
盛り上げないが、結構丼の上まで来ているヤサイ。
キャベツが多い。5:5位だろうか?キャベツが甘いが・・・
モヤシ少なめでパリパリ感乏しくクタな食感。

Dsc08098
茶濁した濃厚スープは粘度あり重め。
それでも色からわかるとおりカエシの主張は強め。甘辛しょっぱー
ガツンとインパクトのある味。

Dsc08099
麺はもちろん、オーション使用の二郎麺。
こちら、二郎の中でも特徴のある池袋二郎系出身との事だがその感じはない。
細め、柔らかめのうどんライク。強めなスープとの相性もいいようで楽しめる。

Dsc08100
Dsc08101
Dsc08102
豚は腕、バラ、半端部分が三種類載る。サービス精神旺盛。
ダシ用を再利用。カエシに漬けこんだ物だろうが縛りのゆるい二郎。
弛緩した筋目からカエシを含む。柔いが結構しょっぱめな味付け。

麺量はおそらく二郎標準あるだろう。カネシのインパクトでワシワシ掻っ込む。
しかしながら・・・自分が他の二郎で感じるのと同様飽きてきた。
甘辛しょっぱクドー。舌休めと思った豚も同様の味。逃げ場がない。
水を二回汲みに行った後、豚を少し残してごちそう様・・・
しかし、大いに運動、大いに汗をかく若い人には堪えられない味であろう。
退店時できていた行列がそれを証明している。

Dsc08104_2
濃厚なスープのダシ感を味わってみたい。次回は味薄めと思う。

Dsc08103
こんな物が見られた。
栄えある二郎の看板を背負った息子を見る両親の胸中はいかばかりか?
きっと、誇らしく思っていると願いたい。

多くの方の想いを背負うこちら。大いにお勧めである。

Dsc08085
営業時間は暫定。昼は早めの開店がうれしい。

Dsc08083
ラーメン二郎 松戸駅前店

千葉県松戸市本町17-21(地図)

TEL 不明

営業時間 10:30~14:00

定休日 月曜日

席数 カウンター13席

喫煙 不可

レンゲ あり

駐車場 なし(周りにコインパーキングあり)

交通アクセス 国道298号線を三郷より松戸方面へ走行。「鷹野5丁目(東)」信号を左折、県道295号線へ。江戸川を渡り県道5号線(流山街道)と合流する「古ヶ崎五差路」を右手方面へ走行。「根本」信号右折、一つ目の信号を左折約30m先右手。向かいにダイエー松戸西口店。

2012年3月21日 (水)

中華そば 正田食堂@長野県千曲市

せっかく心の故郷・信州に来たのだからと・・・もう一杯。
国道18号からちょっと入った所に佇む。

Dsc08042
こちら、開店1年目の新店。
時間は1時半くらいだが・・・まだ前食がおなかに残っていた。
近くのスーパーに車を停めておなかを休め、2時頃お店に向かった。

Dsc08068
うおっ、目当ての中華そばが650円→590円に・・・
うれしいサプライズ。嬉々として入店。

Dsc08050
「いらっしゃい!」と、元気のいい若い声に迎えられた。
時間外れと言うことで先客はカウンターに二人、小上がりに年配のアベックであった。
高台の上の「鮭おにぎり」は100円とリーズナブル。
ラーメンスープとの相性は良いのではないか?と推測。

Dsc08045
Dsc08051
メニュー
角度を変えても、自分のハゲメガネが映り込んでしまうので撮影に苦労した。
「昔ながらの中華そば」と、「えび塩そば」。それぞれのつけめんの三本立て。
平日限定メニューも見えた。
注文を取りにきた店員は自分の撮影終了を待つようなそぶり。
ラー本にあった「中華そば」をお願いした。
なかなか手際のいい店主。細麺というのも影響しているであろう。
ラーメンの出来上がり時間=麺の茹で時間と言っても過言ではあるまい。
5分ほどで着丼であった。

Dsc08053
中華そば 650円→590円
ちょっと丼が大きく、バランスがイマイチな感じもするが・・・

Dsc08056
目が覚めるような黄金スープがいいじゃないか!
白と青を刻み分けた薬味のネギ。作り手のこだわりが感じられた。

Dsc08058
ふんわり甘い鶏ガラが香るスープ。口当たり優しく滑らか。
余分な物は入らない感じですっきりな味わい。
色どおり、醤油が尖らずダシをアシストするのは信州ラーメンの定石どおり。
そして、寒冷なこの界隈でのご馳走の熱いスープ。
わずかに油多い感じ。

Dsc08060_2
麺は正方形断面の細めストレート。半透明な感じは多加水と推測。
それゆえ結構シコシコ硬めな食感。

Dsc08062
チャーシューは巻きバラ。しっかりダシを取られた物。
ホロトロばらける。熱いスープで脂部分が融けてうまみ活性化。これが二枚。

Dsc08063
さりげない感じの味付けのメンマ。いいサポート役。
切り揃えられた幅が店の心遣いを感じさせる。

Dsc08065
いつも思う。なるとは中華そばのベンツマークと・・・

正直、1時間インターバルの連食はきついと思った。
麺量的には二郎一杯分だが、残してもいい二郎と違い、後に食べたラーメン店に申し訳ない。しかし出来がいいのであろう。丼の底まで堪能した。

Dsc08067
信州は全国的にもラーメンブームの盛り上がりを見せる地域。
革新的なラーメンが、かつての戦国時代の如く群雄割拠。
しかし店主は、昔ながらの中華そばを追求したと言う。
その出来は前食の老舗と比較しても遜色ない「昔ながらのラーメン」であった。
ほんの少し多めな油、硬めな麺が「今風」を主張か?
それは昔の中華そば好きに新鮮に思わせ、ラヲタを懐古的にさせる演出。
店主のコンセプト&技量がうかがい知れる。「えび塩」も期待できる。

信州人の奥ゆかしさが伝わる一杯。大いにお勧めである。

Dsc08070
Dsc08069
中華そば 正田食堂

長野県千曲市桜堂273-3(地図)

TEL 026-272-1629

営業時間 11:00~15:00 17:30~21:00 (金・土・祝前日は23時まで)

定休日 水曜日

席数 カウンター7席、小上がり2

喫煙 不可

駐車場 あり(パーラーバビデ駐車場共用)

交通アクセス 国道18号を上田市から長野方面走行、「埴生」信号左折、約100m先左手。

2012年3月20日 (火)

中華 永楽@長野県長野市

春の足音聞こえるこの時期、久しぶりに心のふるさと・信州を訪ねてみた。
この界隈では人気の老舗。かつて戦場だった川中島付近に佇む。

Dsc08038
12時半頃到着。店内いっぱい、中待ち家族連れ4名。
その後にジョイントする。
しかし店員の捌きもよく退店者も多い。10分ほどで声がかかる。
セルフの水を汲んで、カウンターに着席した。

Dsc08017_2
入り口から入った所に見える席の他に、奥にも小上がりがある。
収容人員は多そうだ。アベック、家族連れ多し。客層は比較的年齢高め。

Dsc08012
Dsc08013
Dsc08018
ラーメン、ご飯物、定食、一品物など、典型的な中華屋。
誰が行っても誰と行っても食べるものがあり安心できる。
信州美人の店員をとっ捕まえて「ラーメンと餃子」をお願いした。

Dsc08019
赤いカウンターには調味料が並ぶ。
マッチや灰皿もあり、一応喫煙可であろうが・・・
誰もタバコを吸っていない。しっかりマナーが守られている。
店員大忙し。「こりゃ時間がかかるな・・・」と周りを観察していると・・・
「お待たせしました」とラーメン登場。すぐに餃子も到着であった。早い!

Dsc08021
ラーメン 550円

深い濃い琥珀色のスープに、貝割れの緑が目映い・・・

Dsc08022
しかし・・・そのスープには一切の濁りがない。
最近のラーメンは濁っているのが当たり前のようだが・・・
中華屋に言わせると「失敗作」と笑われるそうだ。適度に浮く油が美しい。

Dsc08027
口に含むと鼻に抜ける豚ガラ感・・・典型的な中華そばのスープである。
ほんのり生姜の風味。そして他の料理で発生する野菜の甘みいっぱい。
醤油は前面に出ず、ダシのうまみをアシストするのは信州ラーメンの特徴。
カエシ:ダシは4.5:5.5位のおとなしい味わい。化調がいい感じで効く。

Dsc08029
感動物の麺は中華そばの定番。細縮れ麺は低加水。
すすると「ぞぞぞぞ」といい音しまくり。
麦の香り、甘みが、よく引っかかるスープと融合。脳汁出まくり。
若干柔めな茹で具合は、客の年齢層ゆえだと思う。

Dsc08030
チャーシューはダシ用であろう赤身多い部分。
縛られてないせいか?適度に身が緩み、ダシが染み込んでしっとり柔らか。
肉感とうまみが残っている。

Dsc08031
塩漬けだろうが、手間隙掛けて丁寧な処理を施した結果、竹の甘みが引き出されている。
シャクシャクな食感。中華屋の技法、見事なり。

Dsc08032
中華そばに限らず、日本の麺類のトレードマークであろうなると。
ベンツマークのようなものだと思う。そして・・・

Dsc08034
餃子 350円

焼き面はこんがり狐色。香ばしくカリッとした感じ。

Dsc08035
皮は薄めの手作り感いっぱい。
野菜多めの餡は適度に熟成。うまみいっぱいである。
自分流に、酢だけで頂く。

Dsc08036
やっぱりラーメン&餃子の組み合わせは最高。
交互に食べ進んで、丼の底まで嘗め尽くした。

周りの客の食べているラーメンを見回す。
味噌バターラーメン、タンメン、タンタンメン、堅焼きそば、チャーハン・・・
バラエティに富んでいる。きっと何を食べてもおいしいと思われた。
店も客も、昨今のラーメンブームなど気にもしない。
「ラーメンが食べたいな」と思ったときには自然にこちらに足が向くのであろう。
龍虎相打つ幾星霜のこの場。時代は変わってラーメン店が群雄割拠・・・
しかし、老舗の実力ここにあり。大いにお勧めである。

Dsc08037_2
こちら、18号沿いにも支店を持つ。

Dsc08040_4
Dsc08041_5
中華 永楽

長野県長野市川中島町原1293-1(地図)

TEL 026-284-6544

営業時間 11:30~15:00 18:00~21:00

定休日 水曜日

席数 カウンター5席 テーブル3卓 小上がり8卓

喫煙 可

駐車場 あり

交通アクセス 国道18号を上田市から長野方面へ走行。「篠ノ井橋」渡り篠ノ井方面(県道77号)へ約3,500m。「南原」信号先50m左折右手。 

2012年3月18日 (日)

岡ちゃんラーメン@埼玉県富士見市

国道254号沿いにポツンと佇む。

Dsc07793
東京方面遠征の時、いつも気になっていた。
間口二間、奥行き一間半の小さなお店。
いかにも街道沿いのラーメンスタンドという感じでいい雰囲気。

Dsc07959
1時ちょっと過ぎに到着。うおっ、満員、外待ち4人・・・
と言っても、席数6席しかないわけだが(木亥火暴)
5分ほど待つと席がゾロっと空く。入れ替わるように入店。

Dsc07968
メニュー
看板にあるとおり、豚骨スープのお店。
しかしスッカラ、ダンダン麺、汁なし、カレーとんこつなど、創作的メニューは侮れない。

Dsc07966_2
ふと見上げると、こんな事が書いてある。とんこつ塩を「脂多め」でお願いした。

Dsc07963
気さくで、いかにもラーメン屋のおやっさんといった感じの岡ちゃん。
先客の家族連れと世間話。子供にも声を掛けるなどやさしそうな人。
とは言っても「頭はお客。手はラーメン」と、しっかり手は動いている。
さすが職人である。
前の家族連れと同ロットは5杯一緒に作る。10分ほどで着丼であった。

Dsc07972
とんこつ 塩(脂多め) 600円

Dsc07973
淡い感じの表面。ネギの緑が美しい。

Dsc07974
細かな背脂がレンゲに流れ込む。
とんこつスープと言うが、九州ラーメンのような好き嫌いあるクセはなく軽快。
ラーショ、あるいは東京とんこつのようなガラ感いっぱいのスープ。
そして塩気は尖らず主張せず、ダシを優しくアシストする。

Dsc07977
麺は中太縮れ。もっちりした食感もさることながら、打ちたてのようなフレッシュな小麦の香りが立ち昇る・・・
色と風味からかん水も少なめ、余計な添加物は入っていない模様。
「ラーメンはスープが一番」と書いてあるが、麺のセレクトもしっかりしている。

Dsc07978
チャーシューでかっ!
ダシ用に煮られたバラロール。醤油のカエシでは煮込まれてない模様で豚のうまみを味わえる。スープの塩気がちょうどよく絡む。

Dsc07979
反対に、しっかりカエシのうまみをまとった味玉。
彩りを沿え、おまけをもらった気分になる。
ネギは青みの、辛くない部分。味を壊さない。

Dsc07962
ごもっとも!ラーメンで一番金がかかっているのはスープ。
スープを残すのは金を捨てるようなものである。

Dsc07980
と言うわけで完飲。しかし最初から最後まで破綻のない味わいであった。見事。

Dsc07970
こんな事が書いてあるとおり、自慢のスープなのであろう。
バカ舌の自分には、フルーツの甘みはわからなかったが・・・
素直なとんこつの甘みに大いに感動した。
最近の濃厚なラーメンに比べインパクトはないが、毎日食べたくなる味具合。
子供から大人まで楽しめる味。大いにお勧めである。

Dsc07964
Dsc07965
味変えはお好みで。

Dsc07796
お持ち帰りOK。でもペットボトル一本て?

Dsc07967
水セルフ。外のクーラーから・・・

Dsc07982
そして、お勘定の際のおまけ。
さぞや子供連れで食べに来る人が多いんだなぁ~と思う。

Dsc07794_2
Dsc07795
岡ちゃんラーメン

埼玉県富士見市勝瀬1581(地図)

TEL 049-264-8001

営業時間 11:30~15:00 17:30~26:00

定休日 木曜日

席数 カウンター6席

喫煙 不可

駐車場 なし

交通アクセス 国道254号を川越から池袋方面へ。「ふじみ野駅入口」信号先約100m右手。

 

2012年3月15日 (木)

ラーメン二郎 鶴見店@神奈川県横浜市

天下の国道1号線の傍らに佇む。

Dsc07939
20分100円のコインパーキングに車を止め、到着は11時40分頃。
もちろん満席。店内待ち4人。外で待つ。すぐに一人ジョイント。

Dsc07918
こんなことが注意書きしてあるが、それをあざ笑うかの如くの路駐は多い。
二郎が好きなら、絶対こんな事はできないはず。ルールは守ろう。

Dsc07924
12時近くになると、1人、2人食べ終わって店外へ・・・
それと入れ替わるように入店する。
店員は柔和そうな年配の店主と、たくましい感じの若い助手。
客層は、意外にも年配者が多い。

Dsc07921
二郎の例に漏れず食券制。
レギュラーサイズであろう「小」は600円。二郎の中でも安めである。
「ビール」の券も見える。こちら「飲める二郎」なのだ。アベックが乾杯していた。

Dsc07926
しかし、こんなことも書いてある。
ただでさえ安い二郎。無料トッピングはお店の好意ということを心に刻もう。

Dsc07923
店内には食材であるキャベツの箱、小麦粉、カネシが所狭しと置かれる。
そしてこんなのも・・・移転前の二郎三田本店である。
5分後、周りや店員の暗黙の了解のもと、着席する。

手元は見えないが6杯1ロットであろうか?
店主、麺はオーダー分を勘で鍋へ・・・
細かいカエシの調整、ダシを大きなおたまで浮いた油ごと丼に投入。
麺を平ザルですくって一回「チャッ」と力を入れ投入、スープの量を少々調整。
そしてその後助手と交代。ロット最初の客に「小ラーメンの方、ニンニクは・・・」のコール。
自分の前の客にコールが掛かり気を引き締める。
「小ラーメンの方・・・」の問いに「ニンニク・アブラでお願いします」と・・・
平ザルで背脂を掬って落ちる液体油を投入、ヤサイや豚等を入れ提供された。

Dsc07928
小(ニンニク・アブラ) 600円

アブラまみれの丼。思わず手がアブラだらけになる。

Dsc07931
アブラ層は2cm近いのではないか?表面にはうまみの元、コラーゲンが浮く。

Dsc07932
三田本店が富士山だとすれば、こちらは上毛三山の妙義山であろうか?
ヤサイは二郎標準の逆?モヤシ/キャベツは4:6でキャベツが多い。
アブラまみれがクタ茹でな感じをいっそう強調。刻み具合は細かめ。

Dsc07933
アブラのせいで、ダシやカエシがいまいちわかりにくかった。
それゆえしょっぱさも控えめに感じた。
二郎は「甘辛」な感じが一般的であろうが、ほんのり塩気を感じた味。

Dsc07936
標準的な太さの平打ちの二郎麺。
こちらも、アブラにまみれて、ヤサイ同様クタめに感じた。
しかし、上州名物煮込みうどんライク。しかも翌日朝の温め返しレベル。
小麦の風味いっぱい。自分の大好きな食感である。

Dsc07938
豚は神奈川二郎によく見る巻きバラ。
ダシを取るのに使われたダシガラ。しっかりアブラを掃除、巻いてあるのであろう。しっかりした噛み心地、そしてホロホロ崩れる。
これが1枚載る。

二郎といえば、最近群馬の二郎系の店に関するブログ記事を見た。
そこには・・・

麺が不味い…
茹で過ぎでベトベト
麺に腰が全く無い…
ラーメン馬鹿に麺を貰うと同じ…
これが大者のラーメンなのか?
茹で過ぎの麺を客にだすのか?
この腰がない麺が普通なのか?
仕方なしに食べるもやはり不味い…
もうこうなると食べても拷問ですよね…
しかもチャーシューも筋が多くゴムみたいで…
腹が減っていても不味いモノは食べれません。

これを見て「それって思いっきり二郎じゃん?」と思った。
二郎の麺はデロ麺がデフォ。固めもあるが、歌舞伎系位で少数派。
「麺固めできません」と書いている店もある程・・・
それに豚。多くの二郎は腕や肩やすねの「捨て肉」と呼ばれる、ダシの出る運動する赤身を使う。
固いのは当たり前である。
「こいつ、二郎を食ったことがあるのかよ?」とよく見たら・・・
一度も食べた事がないらしかった。
童貞がSEXを自慢げに語るような物、いい笑い者である。
案の定、多くの人からバカ呼ばわりされた。
おそらく二郎三田本店で食べても、同じ言葉を吐くと思われる。

こちら、初期のノレン分けの店。そんな素朴さが残る。
初期にノレン分けされた店は、どこも麺量は今の二郎とすれば少なめ。
こちらも200gちょっとであろう。腹八分目であった。

思えば移転前の三田本店も、今の姿とは大幅に異なっている。

二郎温故知新、あまり話題にはならないが、大いにお勧めである。

Dsc07919_2
数少ない日曜日営業の二郎。

Dsc07940
向かいもラーメン屋。
しかも隣は同じジャンルの「豚骨醤油」。
カテゴリー「二郎の隣の店」として、いつかレビューしたい。

Dsc07917
Dsc07916_2
ラーメン二郎 鶴見店

神奈川県横浜市鶴見区岸谷2-13-7(地図)

TEL 不明

営業時間 11:30~14:15(土曜日11:30~15:00) 18:00~24:15

定休日 水曜日

席数 カウンター14席

喫煙 不可

レンゲ あり

駐車場 なし

交通アクセス 国道1号線を東京から神奈川方面に南下。「岸谷二丁目」信号角左手。




2012年3月14日 (水)

厚木とんこつ まるまさ@神奈川県厚木市

国道129号線のほとりに佇む。2011年9月オープン。

Dsc07879
厚木とんこつ?大いに興味を惹かれた。
20時半頃到着。まだ認知されいないのであろうか?先客なし。

Dsc07881
入口に掲げられたメニュー。
塩と醤油のシンプルな構成。油の種類、麺の太さが選べる様だ。

Dsc07887
食券制
餃子の250円は安いではないか。
チャーシュー丼、ミニチャーシュー丼などサイドメニューもあり。
「白ラーメン・中太麺」のボタンをポチる。

Dsc07890
若い男性三人に「いらっしゃいませ」と迎えられる。
逆「己」字型のカウンター。開店間もないのできれいな店内。
店員に食券を渡す。油の種類、麺の茹で具合を尋ねられた。
鶏油・麺普通でお願いした。

Dsc07888
Dsc07889
卓上に置かれたメニューと、油、麺に関する断り書き。

Dsc07891
Dsc07892
ランチセット、そしておいしい食べ方の指南があった。
10分ほどで着丼であった。

Dsc07894
白ラーメン中太麺 700円
海苔の感じから、ヒントは横浜家系あたりと推測する。

Dsc07896
白濁スープに鶏油がとぐろを巻く。

Dsc07897
しかしながら、家系のような粗野さ、重さはない。
きめ細かい感じのさらりとしたコーンポタージュのような味わい。
コラーゲン過多ではなく、ほのかな豚のうまみと塩が軽快に感じられる。

Dsc07900
中太麺は平打ち、わずかにウェーブする。茹で普通でもシコシコ固め。
麦の風味一杯である。
表面はつるつるですすり心地よし。油のおかげでスープが付着、一体感がある。

Dsc07901
チャーシューは腕肉あたり。これが2枚載る。
冷たいのが残念。一炙り加えれば、白い脂部分が融解してうまみが活性化すると思う。

Dsc07903
柔らかめ、そしていい感じに甘めに味付けられていたメンマ。
結構多く載っていて、決して添え物ではなかった。

Dsc07902
半玉が載る。これもスープの軽やかな塩分でおいしく頂けた。
モヤシはパリッとした茹で具合で小気味いい。
海苔で最後の二箸の麺を頂いた。塩味と相まって磯の香りを堪能。

Dsc07904
油ほどほど、塩分ほどほどの癖のないラーメン。
スープまで完飲してしまった。最後までバランスの取れた味の証拠であろう。
メニューにある通り、「優しいとんこつラーメン」であった。

惜しむらくは価格が若干高めと思えた事。
この街道はラーメン激戦区。近くには24時間営業の店もある。
安さをアピールすることも重要であろう。あるいはお得なセットメニュー。
チャーシュー1枚、半玉抜いてもいいから、せめて600円と思う。
トラック運ちゃんは100円、150円を道中の缶コーヒーに充てるのだ。
100円の価格差が「入る・入らない」を決定するのだ。

とは言え、街道沿い故の、いい意味でチェーン店ライクで卒のない味は、誰が食べても不満の出ない味。
安心して入ってほしいと思う。

Dsc07893
卓上にはラーメンダレ、ラー油、酢、紅しょうが、おろしニンニク、豆板醤など。

Dsc07882
通し営業は頼りになると思う。

Dsc07886
駐車場に困るトラック運ちゃんにはうれしい計らい。

Dsc07884
Dsc07885
厚木とんこつ まるまさ

神奈川県厚木市関口407-4(地図)

TEL 不明

営業時間 月~木曜日・日曜日11:00~23:00 金・土曜日11:00~0:00 
祝日前日11:00~0:00

定休日 年中無休

席数 カウンター20席位

喫煙 可

駐車場 あり(大型大歓迎)

交通アクセス 国道129号を相模原から海老名方面へ走行。「山際」信号先約1,500m先左手。

2012年3月13日 (火)

なんつッ亭 秦野本店@神奈川県秦野市

言わずと知れた有名店。国道246号の傍らに佇む。

Dsc07851
ラーメン番組には欠かせない人物、古谷一郎氏が営む人気店である。

自分の知り合いがこの界隈に住むため度々前を通るが、いつも行列に圧倒されていた。
しかし14時半過ぎと言うことで行列は見えない。チャンスか?

Dsc07861_4 
中途半端な時間でも客入りは八分程。一時期の勢いは無いにせよ立派である。
店員の「そちらでお待ちください」の指示で、後ろの待ち席に。

Dsc07857
こちら自家製麺。奥に製麺室が見える。
小麦粉は千葉製粉の、こちらオリジナルブレンドの様である。

結構アベック、家族連れが多くゾロッと席が空く。
5分位でカウンターに促される。

Dsc07859
メニュー
サービス精神旺盛。品数豊富。基本の「らーめん」を店員さんにお願いした。

Dsc07856
店員は男性四人、女性一人の構成。
黒シャツの人が店長?(古谷氏ではない)が腕を振るう。
白シャツ店員は店長をアシスト。掛け声と、それに呼応する声が若々しい。
オペは来客次第だが。今回は1ロット6杯。
指図しながらも手際よい店長。グルは小さじ一杯入る。
出来上がり直前には、スタッフがよってたかってトッピング。

7分後ご対麺。一旦高台の上に置き、「熱いのでそちらに下ろします」と、店員が丁寧に目の前まで運んでくれた。

Dsc07868
らーめん 700円

Dsc07871
勇ましく真っ黒なマー油(焦がしニンニク油)が浮く。
白いもやし、万能ネギの青み、チャーシューのピンクがいいコントラスト。
店主の容貌と気合いからして、かなりワイルドな味わいかと思いきや・・・

Dsc07872
意外や意外。どぎつい感じとは裏腹の軽めの油具合。
きっとベースの油も吟味されているのであろう。
「焦がしニンニク」というけれど、焦げ臭い感じはない。
香ばしい煎りニンニク風のにおいが鼻腔をくすぐる。
ベースの白濁したスープもコラーゲン過多ではなく軽快。
それゆえ塩分も尖らず飲みやすい。

Dsc07874
麺は中細の、正方形断面ストレート。
加水率低め、かん水少な目の白っぽいモチボソな食感。
麦の香りと甘み。そして唇でプツプツ噛み切る時の食感が小気味いい。

Dsc07876
チャーシューは腕あたりの、よくダシの出る運動する部分。
ダシガラになる前の、弾力ある肉感いっぱいの煮具合。
味付け控えめで、豚のうまみを楽しめた。

Dsc07875
舌休めにありがたい茹でモヤシ。
新鮮、シャッキリな茹で具合で、本来の甘みを失わない。

Dsc07877
見た目とは裏腹の、一味控えめな優しい味わい。
気がつけばスープまで完飲・・・見事な味であった。

昨今のラーメンブームで、一躍有名になった感のあるこちら。
しかし消長激しいラーメン業界。しかも東京ではなく、神奈川、しかも秦野という田舎(失礼)で、長く人気を保っている。
その理由は、「子供から年配者まで食べられる味」だと思う。
一見コワモテ、しかし優しいのだ。日本男児かくあるべし!

店員一同、接客もよし。
お客が入店時。「お客様お越しです!」「いらっしゃいませ!」
お客の退店時。「お客様お帰りです!」「ありがとうございました!」

店主の社員教育の賜物であろう。
当たり前と思われるが、最近この「当たり前」ができない店が多く存在する。
お客そっちのけの、群馬の○勝軒系は見習うべきであろう。

「ハンパじゃねえぜ!」店主の哲学が見えるようなラーメン。大いにお勧めである。

Dsc07850
人気店ゆえに行列必至。しかし駐車場のお金が掛からないのはうれしい。

Dsc07855
頼りになる年中無休、通し営業。

Dsc07853
うまかったぜベイビー

Dsc07854_3
なんつッ亭 秦野本店

神奈川県秦野市松原町1-2(地図)

TEL 0463-87-8081

営業時間 11:30~23:00

定休日 年中無休

席数 カウンター15席 テーブル12席

喫煙 不可(店外に灰皿あり)

駐車場 あり(27台)

ホームページ http://www.nantsu.sakura.ne.jp/nantsuttei/index.html

交通アクセス 国道246号を伊勢原から秦野方面へ走行。「若松町」信号先約250m先右手。

2012年3月11日 (日)

みっちゃん食堂@神奈川県山北町

自然の恵み深き、丹沢山の麓に佇む。

Dsc07840
11時半頃到着。先客なし。

Dsc07816
食堂兼スナックといったところか?
飲み屋のようなくつろげるテーブル。向こうに焼酎のボトルが並ぶ。
「いらっしゃい」と、優しそうなママさんが出迎えてくれる。

Dsc07813
「食堂」と銘打つだけあってラーメン、ご飯物、丼物、定食も豊富。
看板の「洒水ラーメン」は、いろいろトッピングの載ったデラックスラーメンらしい。

Dsc07815
そして、飲み屋としてのつまみも豊富だ。
お客さんはきっと近所の方。安めの設定で楽しめる。

お水を持ってきて頂いたママさんに「塩ラーメン」をお願いした。

Dsc07819
しかし・・・こんな札もあった。厨房に行きママさんに「生姜もお願いします」と・・・
快諾された。

丁度帰ってきた?ママさんのお母さん?から「どうぞ」と差し出された新聞を斜め読みしながら待つこと10分。「どうぞ~」と言う声と、生姜の香りとともにラーメン到着であった。

Dsc07822
塩ラーメン 550円+生姜 50円

もうもうと昇る湯気と生姜の香り、旅の疲れを癒す。

Dsc07826
淡い黄金色・・・シャンパンゴールドとでも言うのであろうか?
すっきり澄んだ、落ち着いた感じのスープである。

Dsc07827
湯気でレンズが曇ってしまった・・・Orz
濁り少なく、いろいろな素材を感じる豊かな味わい。
ガラ感少なめ。どちらかと言えば野菜や海草の味を感じた。
ほんのり甘めな感じは貝柱か?

Dsc07833
オーソドックスな細打ち縮れ麺。看板には手打ちとある。
いかにも食堂のラーメンに似つかわしい姿。
もちもちしこしこ。すすると「ぞぞぞぞ・・・」と音がして、いかにもラーメンを食べていると言う気がする。
しとやか、控えめな優しいスープを引っ掛けて口の中に飛び込んでくる。

いつも思う。女性の作るラーメンは、何と優しい味なんだろう、と・・・

Dsc07834
チャーシューは、ダシの出る赤身多い部分。
あまりカエシに煮られてはいない、豚のうまみが感じられる。
赤身と赤身のスジの部分はくにゃくにゃ弾力ある噛み心地。
スジは噛むほど味が出る。

Dsc07836
こちらも竹のほのかな甘みを感じるメンマ。
太めだが柔らか。シャクシャクな歯ごたえがたまらない。

Dsc07835
ミニカマボコが2枚。彩りを添える。
近く(小田原)にはカマボコで有名な「鈴広」がある。

下手な小細工なし。実に透明感のある、素材のうまみを感じる一杯であった。
そしてそれは、こちらの名水のおかげであろう。

Dsc07810
Dsc07808
こちらから数分のところにある洒水の滝。
良い水は、重要な食材であると思う。

これからに時期、丹沢方面に出かけてみるのもいいであろう。
そして名水使用のこちらのラーメン。大いにお勧めである。

Dsc07838

Dsc07812
みっちゃん食堂

神奈川県足柄上郡山北町平山210(地図)

TEL 0465‐76-3355

営業時間 10:00~23:00(22:00LO)

定休日 月曜日 第三火曜日

席数 テーブルなど総数80席  

喫煙 可

駐車場 あり(8台)

交通アクセス 国道246号を秦野から御殿場方面へ走行。右手に「洒水の滝」の看板のある「樋口橋」信号左折。約700m先に・・・

Dsc07839
こんな看板が見えます。ここを右折してすぐ左手です(^^)

2012年3月 4日 (日)

麺屋 桐龍@埼玉県川口市

2011年11月開店。ショッピングセンターのテナントに佇む。

Dsc07791
11時頃到着。駐車場はショッピングセンター共用との事で心配ないと思っていたら・・・
何だよっ!いっぱいじゃないかよっ!
ようやく空いた所に車を止め、店の前に着いたのが11時15分であった。
先客は5人。開店の11時30分で10人の並びとなった。
女性店員がシャッターを開ける。ぞろっと店内に流れ込む。

Dsc07776
デフォであろう「小ラーメン」は650円と「ラーメン二郎」に準ずる。
麺量は二郎標準の300gとの事。
うれしいことに「ミニラーメン」が安い価格で用意されている事。
麺少なめでも安くならない二郎には少ない配慮。
「小ラーメン」のボタンをポチる。食券は紙製。
ほかにも低価格でトッピングが多く用意されている。
多くは書かない。行ってみてのお楽しみに・・・

Dsc07775
おなじみの「二郎ルール」が貼られている。
店主も二郎出身らしい。こちら立派な「二郎」なのだ。

Dsc07777
セルフの水を汲んでの着席。
イケメン店主と美人女性店員の二人体制。

Dsc07778
Dsc07779  
無料トッピングも二郎同様。そして二郎にない物も・・・
食券をカウンターに置く。
オペは1ロット6杯の模様。
大盛りは二重に丼を重ねる模様。グルは小さじ一杯程。
寸胴に浮いた脂ではなく、香味油を入れる仕草も見られた。
自分のロットは「大」二人、「小」三人、「ミニ」一人だったが・・・
平ザルにもかかわらず、ほぼ一発で麺を丼に投入・・・見事。
女性店員はタイミングを計ってヤサイ茹でを担当する。

最初の客に「トッピング伺います」と・・・その後は「小の方・・・」と視線を送る。
結構皆さん呪文を唱えますなぁ。「ニンニクダブル、アブラトリプル」とか・・・
自分は「ニンニクアブラでお願いします」と・・・着丼がこちらである。

Dsc07782
小ラーメン(ニンニク・アブラ) 650円

なんとも優しげな二郎ではないか?

Dsc07784
ヤサイノーコールで、このたおやかな盛り上がり。
しかしヤサイコールで激変していた。丼は大きめ。

Dsc07783
それほど厚くないラード層。
ヤサイはモヤシ8:キャベツ2。1,5~2cm幅に切られたキャベツは食べやすい。
モヤシとともに、茹で具合もシャッキリ。

Dsc07786
乳化傾向の強い、油玉が輝く「家系」のように見えるスープ。
ふんわり豚感。あまりカエシは主張せず、ダシをアシストする感じ。
しかし決して重くなく、ダシ5.5:カエシ4.5の、ダシ感を味わいたい自分にうれしい。

Dsc07789
麺は太縮れの「二郎麺」。
直系より縮れが強く、スープをよく引っ掛ける。
モチモチシコシコ感も大いに楽しめる逸品。

Dsc07787
Dsc07788
「ぶた」は腕肉とバラの二つの部位が載る。
どちらもスープのダシガラ、ホロホロ。ツナのように繊維に沿ってさっくりほどける。
味付けは薄め。ほのかに残ったうまみが滲み出す。

二郎の、ガツンと来るインパクトはないが、一般受けする味であろう。
夢中で丼を掻っ込む。飽きが来ないバランス・・・

しかし前日は飲みすぎ。体調が悪くて1/5ほど残す。
「ご馳走様。降参です。」と丼とコップを高台に置いた。懺悔・・・Orz

しかし、体調が悪くてもうまいと思えた一杯。体調がよければなおさらうまいであろう。

体調を整え、再訪を期する次第である。

Dsc07767
Dsc07768
チャーシューの単品販売もしている。人気のようであった。

Dsc07790_3
麺屋 桐龍

埼玉県川口市戸塚3-36-18(地図)

TEL 不明

営業時間 11:30~14:00 18:00~21:30(日・祝11:30~15:00)材料切れ終了

定休日 月曜日(祝日の場合は翌日休み)

席数 カウンター10席

喫煙 不可

駐車場 あり(コモディイイダ共用)

店主のブログ http://ameblo.jp/menyakiryu/  

交通アクセス 県道1号を大宮から川口方面へ南下、「柳崎三丁目」信号を左折。東北自動車道を過ぎ、五つ目の「戸塚東三丁目」信号を左折。約50m先左手。「コモディイイダ」の側面のテナント。

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

フォト

最近のトラックバック

無料ブログはココログ