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2012年5月 7日 (月)

浜町食堂@福島県喜多方市

喜多方のメインストリート脇にひっそりと佇む。

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昭和24年創業の老舗。
12時頃。近くには大行列のお店もあるが、こちらは行列なし。目当てがここでよかった。

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ガラリと引き戸をあける。中から「いらっしゃい」と、喜多方美人の明るい声に迎えられる。
外観通り、中もクラシックなまま。打ちっぱなしのコンクリの床がソレらしいじゃないか。

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ラーメンのメニューはシンプル・・・というか一種類。
きたかたラーメンとその大盛のみ。きたかたラーメンをお願いした。

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パイプテーブルにパイプ椅子。椅子は壊れて買い足したと思われる木の椅子もある。
テーブル中央に割り箸が置かれ、その近くにコショウや楊枝が置かれる典型的な食堂。

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ふと傍らを見る。励ましの言葉が書かれたティッシュBOXが置いてあった。
皆、福島の原発事故の事を心配してくれている。読んでいて泣けてくる。7分後に着丼。

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きたかたラーメン 600円

この姿。メッセージにも泣けるがラーメンも泣けるではないか。

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全体的に濃い醤油スープ。油はポツリポツリと浮くだけ。中央にわかめが鎮座。

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それほど動物感香らず。おそらく煮干主体と思われるスープはダシ感控えめ。
醤油が前面に出る感じ。そばうどんの汁のような和風でおとなしいスープである。

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逆に麺の方が主張強し。
喜多方とすれば細め。しかし力強く縮れてプルプルシコシコ。かなり腰あり。
醤油感が強い理由がわかった。

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チャーシューは昔ながらダシガラ。
筋張って味はなくパサ。食わせるチャーシューではなくリサイクル品。だがそれがいい。
しかし昭和30年代、40年代初期、肉は貴重品だった。ダシガラでもごちそう。
モモ肉2枚、バラが1枚載る。素朴感いっぱい。

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色をそえ、舌休めのメンマ。特筆はないが、かえってその方がふさわしい一品。

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正直、ラーメンとすれば時代遅れ。ラヲタは嗤うであろう。しかし・・・
今の時代の店が復刻したり、あるいは模倣した「レプリカ」ではない。
これはこの店で昔から出されていた「当時物」と言うべき本物である。
自分はラーメンは味だけではない。店、歴史をも味わうものだと思っている。

そんな侘しさを理解できる方に、大いにお勧めする次第である。

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ラーメンより「宣伝がうまい店」に、観光客が行列を作る。
しかし喜多方に行列は似合わないと思うのは自分だけだろうか?
古い町並みにひっそり佇む老舗の片隅で、しんみり素朴なラーメンを啜るのが似合うと思う。

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「浜町のカレーは絶品だった」との噂も聞く。今では味わえないのが残念・・・
メニューは見えなかったが味噌ラーメンがある模様(こちらのブログにて確認)。

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浜町食堂

福島県喜多方市字3丁目4810(地図)

TEL 0241-22-0564

営業時間 11:00~19:00(スープ切れ終了)

定休日 不定休

席数 テーブル2連6人がけ2卓 4人がけ3卓 小上がり2卓

喫煙 不明(灰皿は見えませんでした)

駐車場 あり

交通アクセス JR「喜多方駅」を背にして二つ目(駅前の信号含まず)を右折。一つ目の信号左折、約250m先、スーパー「リオンドール」20m手前右手。

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